写真で見る「EMONSTER lite」
イー・モバイルのHTC製「EMONSTER lite」は、ダイヤルキーと指をなぞらせて操作する「Touch FLO」を搭載し、片手で“ライト”に使えるスマートフォン。モックアップを元に、ドコモのHT1100との違いをチェックした。
イー・モバイルが発表したHTC製の「EMONSTER lite」(S12HT)は、OSにMicrosoft Windows Mobile 6 Professionalを搭載したスマートフォン。片手でも操作しやすいよう、QWERTYキーボードではなくダイヤルキーを採用し、タッチパネルにゆびを滑らせて操作する「Touch FLO」も備えている。
メインディスプレイの2.6インチQVGA(240×320ピクセル)表示対応TFT液晶は、ボディとの段差がないフラットな仕上げ。厚さは15.8ミリと、同じくHTCの海外モデル「HTC Touch Dual」をベースにするドコモ端末「HT1100」の18.2ミリより2.4ミリ薄く、イー・モバイルは「キー入力付きタッチパネルスマートフォンとして国内最薄」と、そのスリムさ、コンパクトさをアピールしている。
対応する無線通信規格はHSDPA/W-CDMA(1700MHz)で、下り最大3.6Mbps、上り最大384Kbpsの高速通信が行える。また「EMONSTER」同様にGSMにも対応しており、イー・モバイルの公式サポートは受けられないが、海外で現地事業者のSIMに差し替えて通話や通信を行うことができる。BluetoothR2.0+EDR準拠をサポートするが、無線LANには非対応だ。
イー・モバイルの携帯電話向けインターネット接続サービス「EMnet」に対応し、EMnetメールの利用が可能なほか、PC向けWebサイトの閲覧も可能。PCとUSB接続して、外付けモデムとしても定額料金で利用できる。発売時期は未定だが、7月中の販売開始を目指しているという。価格は未定だ。
なお、発表会場にはモックアップが展示されたのみで、実機を触ることはできなかった。
関連キーワード
EMONSTER(S11HT) | EMONSTER lite(S12HT) | HT1100 | HTC | イー・モバイル | TouchFLO | microSDHC | Windows Mobile | Windowsケータイ | Bluetooth
関連記事
直感操作とケータイライクな操作を両立――TouchFLO搭載の「EMONSTER lite」
ケータイライクなテンキーと直感的な操作が可能なタッチパネルディスプレイを搭載――。これがイー・モバイルの「EMONSTER lite」だ。HTCの「HTC Touch Dual」をベースとした端末で、ディスプレイ上に指をすべらせて操作する新UI「TouchFLO」を装備する“ヨーロピアンデザイン”採用のベーシックなHuawei製音声端末──「H11HW」
イー・モバイル2機種目の音声端末は、同社にデータ通信端末を供給する中国Huawei製。下り最大3.6MbpsのHSDPAやメディアプレーヤー、200万画素カメラ、Bluetoothなどをサポートする。指をすべらせて直感操作――ドコモのHTC製スマートフォン「HT1100」、6月12日に発売
スリムでコンパクトなスライド型ボディのHTC製Windowsケータイ「HT1100」が、6月12日から店頭に並ぶ。ケータイライクなテンキーを装備し、タッチパネル対応のメインディスプレイには、直感的な操作が可能なユーザーインタフェース「TouchFLO」を採用した。写真で解説する「HT1100」
HTC製の「HT1100」は、画面を指でなぞって操作でる「TouchFLO」を採用したWindows Mobile 6搭載機。FOMAハイスピードのほかGSM国際ローミングにも対応し、多彩なマルチメディア機能を備える。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.