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防水&タフでさくさく快適、画質と機能に期待しすぎなければ……ね──「G'zOne W62CA」荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/3 ページ)

固定ファンも多い“G'zOne”シリーズが帰ってきた。防水&タフネスの「G'zOne W62CA」のカメラ機能はどう進化しただろうか。今回はハイエンドなカメラ機能を備える EXILIMケータイ W53CAとの画質比較を含めて、写りや使い勝手をチェックしていく。

 ではそのほかの作例をまとめて。


 

お祭りしてました。なぜ「ねぶた」なのかは謎

暑かったのでかき氷を買ってみた

夏っぽいのを、ということでひまわりと一緒に

 ちなみに“マクロモード”はない。AFが自動的にマクロの距離まで合わせてくれる“シームレスマクロ”になっており、マクロモードに手動で設定を変更しなくても10センチくらいまで近寄ってもピントが合う。ここはすばらしい。


ひまわり

さらに寄る

 さらに近寄ってひまわりを。一般的に黄色や緑色が大きな範囲を占めると、オートホワイトバランスはずれやすくなる。G'zOne W62CAも例外にあらずであった。

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 AFの合焦速度は1、2秒かかる。実は少し離れた位置の被写体を撮るのであれば、AFなどなくてもそれなりにピントが合って写るので、1メートル以上であれば「AFをオフ」にして撮ってもほぼ問題はない。AFをオフにすると遠距離にピントが合うようになるからだ。

 最近はAF付きのケータイカメラも増えたが、例えば2メートル以遠の被写体(大股で2歩ほど)なら、AFをオフにして撮った方がAFにかかる時間を省略できるので、その分タイミングよく撮れる可能性が高まるのである。

 ちなみにG'zOne W62CAのAFオン/オフのショートカットはダイヤルキーの「*」である。AFをオフにしたときは、無限遠(風景)、人物、マクロとピントの合う距離を3カ所から選べるようにもなっている。


 さらにねこの写真をどうぞ。


暑くてだれちゃったねこ

もう1匹をアップで

 アップで撮ったねこの作例のシャッタースピードは1/7秒。あまり増感はしないので手ブレには注意したい。ディテールの描写力は見て分かるとおり。もう少し“もふっ”とした毛の質感がほしいところか。

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