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手書き文字をテキストデータに変換――ドコモ、「MobilePenサービス」を披露MCPCモバイルソリューションフェア 2008

ドコモがMCPCモバイルソリューションフェアの同社ブースで法人向けに展開する「MobilePenサービス」を披露した。OCR機能により、サーバに送った手書きデータをテキスト化して保存できることから、データ入力の手間を軽減できるという。

 NTTドコモが、MCPCモバイルソリューションフェアの同社ブースで「MobilePenサービス」を披露した。このサービスは9月1日から提供を開始しており、ドコモでは各種金融商品の申し込み受付業務や保守点検などの作業報告業務、アンケート業務などで役立つとしている。

ドコモの「MobilePenサービス」。「記者の方がメモに書いた原稿を、デスクに送る――といった使い方もできます(笑)」(説明員)

 ブースにデモ用の申込用紙とデジタルペンを設置し、来場者が実際の使い勝手を試せる環境を用意。名前や申し込みの概要をデジタルペンで記入し、申込用紙の左端にあるチェックボックスにチェックを入れると、記載したデータがBluetooth経由で端末に送信される。そこからFOMA網を通じてサーバに送られる仕組みだ。

 申込用紙への記入漏れなどの確認は、ケータイ上で画像を見ながらチェックできるほか、PC側では実際の申込用紙と同じ状態での確認が可能。ソリューションにはOCR機能も用意され、手書きデータをテキスト化して保存できるという。「書き順などをベースにテキスト化しているので、申込用紙と付き合わせた最終的なチェックは必要になるが、データ入力の手間は軽減できる」(説明員)

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用紙に記入し終わったら、紙の右下にあるチェックボックスにチェックを入れる。するとそれを合図にデータが転送される仕組みだ。送信時にはペンが振動し、送信を開始したことが分かる。申込用紙に記入した情報は、PC上で実際の申込用紙と同じ状態で確認できる
ケータイを使えば、その場で記入漏れを画像と付き合わせてチェックできる

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