携帯ユーザーとの協力で台風13号の「進路」「勢力」解析に成功――ウェザーニューズ

　ウェザーニューズは9月24日、一般の携帯ユーザーとともに展開する「ヘクトパスカルリポート」の結果を発表した。

　ヘクトパスカルリポートは、日本列島に接近した台風13号の被害を軽減させる目的で、一般ユーザーとともに気圧の観測を行った取り組み。全国の携帯サイト会員と、各地に設置された計測機「ポールンロボ」により全国の気圧を感測。台風の進路や勢力を解析し、台風の影響を前もって把握する。台風13号接近の際に呼びかけを行い、全国各地の2000人以上の参加者が1万件以上のリポートを寄せた。

　これは従来の気圧情報の約20倍の量にあたり、これまで3時間更新だった台風の進路予想をリアルタイムで行えたという。また、これまで予想が困難だった細かいエリアでの上陸の可否、詳細な風雨の強弱、時間帯などの正確な解析にも成功したとしている。

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