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Googleケータイの部品コストは――iSuppliが推定
GoogleのAndroid携帯電話を、調査会社が仮想分解した。
Googleケータイ「T-Mobile G1」の部品コストは143.89ドル――調査会社iSuppliが仮想分解調査の結果を報告した。
G1はGoogleの携帯電話プラットフォーム「Android」を搭載した初の携帯電話。先月、携帯キャリアとの2年契約付きで179ドルで発売された。QWERTYキーボードとタッチスクリーンを搭載する。
iSuppliはまだG1を実際に分解調査していないが、仮想分解による推定では、ソフト、研究開発、製造費などを除く部品コストは1台当たり143.89ドル。うち28.49ドル(約20%)はARM11プロセッサとARM7コアを組み合わせたベースバンドチップの費用となる。
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次にコストが高いのは3.2インチのタッチスクリーンディスプレイで、19.67ドル(約14%)。その次が300万画素カメラ(12.13ドル)、HSDPAネットワークに接続するためのRFパワーアンプ(9.84ドル)。
iSuppliは先に、AppleのiPhone 3Gの分解調査も行っており、部品コストと製造費を含む原価を174.33ドルと推定している。同製品はキャリアとの2年契約付きで199ドルで販売されている。
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