あんしんとスマートフォンの楽しさを両立「スマートフォン for ジュニア SH-05E」(1/2 ページ)
スマートフォンの爆発的な普及とともに、若年層が最初に使い始める携帯電話にも変化が訪れている。また、使い始める年齢の低下も進行中だ。そんな現状に合わせ、安心してネットやコミュニケーションサービスが利用できるスマートフォンとして開発されたのが、シャープの「スマートフォン for ジュニア SH-05E」だ。
今や人々の日常生活の中に溶け込み、常に身につけて持ち歩くものになった携帯電話。単なる連絡の手段としてだけでなく、コミュニケーションや、情報の収集・整理、暇つぶしまで、幅広いシーンで利用され、それはライフラインを担うものの1つと言っても過言ではない存在だ。普段から、携帯電話を使いこなしている親世代の人間としては、この便利なツールを子供にも持たせたいと考えるのは自然なことだろう。しかし、便利なものは一方で、使い方を誤ると思わぬ事故の元ともなり得る。そのためいつ、どんなタイミングで、どのような携帯電話を子供に持たせるかは、慎重な判断が必要だ。
そこで通信事業者各社は、子供向けの携帯電話(NTTドコモで言えば「キッズケータイ」)を開発し、数年前から市場に投入してきた。そうした携帯電話の多くは、特定の人との通話・メールに特化し、GPSによる位置情報の取得機能と防犯ブザーを持つのが特徴だ。主な用途は家族との電話やメールで、それ以外の機能の多くは制限されている。
しかし、昨今のスマートフォンの普及に伴って、携帯電話に通話とメール以外の機能を求める層も増えてきた。また、子供に携帯電話を持たせることが一般的になるにつれて、キッズケータイの次に何を持たせるかも、頭を悩ませる問題になっている。通話とメールしかないキッズケータイを“卒業”した子供は、おそらくスマートフォンを欲しがることだろう。ただ、安心をウリにするキッズケータイを使っていた子供に、いきなりPCと同等の機能と拡張性を持つ、大人と同じスマートフォンを与えるのには、抵抗を感じる人も多いはずだ。
そうしたシーンに照準を合わせ、安心を確保しながら、スマートフォン時代の機能や楽しみ方を盛り込んで開発されたのがシャープの「スマートフォン for ジュニア SH-05E」だ。詳細は後段で述べるが、手になじむほどよい大きさのボディに、大画面で楽しめるコンテンツや、スマートフォンならではのアプリやゲームなどをプリインストール。スマートフォンの持つ魅力を残しつつ、安心を確保したモデルとなっている。
さまざまな配慮が行き渡った保護機能
子供にスマートフォンを与えるとき、最も心配なのは、その高機能さと自由さによって生まれる、「悪質なサイト」や「悪意を持ったアプリ」「悪い人」などと子供が遭遇することだ。そこでスマートフォン for ジュニア SH-05E(以下SH-05E)では、親の管理下で子供がスマートフォンを安心して使える環境を整えている。
特に便利なのが利用時間制限。深夜、こっそりスマートフォンを使ったり、無駄に長時間スマートフォンを利用したりしないよう、「1日の利用時間制限」が設定できる。また「使ってはいけない制限時間帯」として、制限の開始と終了の時間を設定しておくことで、この時間帯は、緊急通報とあらかじめ設定された相手との通話以外の機能が利用できなくなる。設定は平日と土日祝日、もしくは曜日毎に分けて管理できる。例えば学校にいる間と深夜は利用禁止にしたり、休みの日は1日中使えるようにしたりといったメリハリが付けられる。曜日毎に設定すれば、習い事や塾などのスケジュールに合わせた柔軟な運用も可能だ。
通話可能時間も制限可能で、1日あたり1分から120分まで、もしくは1カ月あたり1分から60時間までの間で、1分単位で設定できる。「電話は1日30分まで」「1カ月で10時間を超える通話をさせない」といった管理も端末で行えるわけだ。
もちろん、利用可能な時間帯であっても、Webサイトに自由にアクセスできると、思わぬトラブルに巻き込まれたり、有害なサイトにアクセスしてしまったりする危険性は残る。そこで、インターネットアクセスはspモードによるフィルタリングが適用される。一般的なスマートフォンでは、XiやFOMAを利用した通信以外に、Wi-Fiを利用した通信も行えるため、適切なフィルタリングを行うためには、専用のフィルタリングアプリを端末にインストールするなど、さまざまな対策が必要だが、SH-05EはWi-Fiを搭載していないため、通信が必ずドコモのXi/FOMAネットワークを経由する仕様になっている。spモードフィルタリングで、適宜有害なサイトへのアクセスを遮断できる。
メールが送受信できるアプリは、あんしんに配慮されたspモードメールのみが用意されている。Gmailやサードパーティのコミュニケーションアプリなどは利用できないため、子供のコミュニケーションをspモードメールでしっかりと見守ることができる。不用意に見知らぬ人にメールを送ってしまったりするのを避けられるよう、アドレス帳に登録されていない相手との電話の発着信やEメール、SMSの送受信を制限することも可能だ。
こうした機能レベルでの細かい制限によって、子供が安心してネットを利用できる環境を整えてあり、機能制限の内容を細かくカスタマイズできるので、子供の成長に合わせて制限のレベルが変えられるのも魅力だ。
ちなみに、スマートフォンを利用する際に知っておきたいことや学んでおくべきことをまとめた冊子「ケータイ安全教室」も製品に同梱されているので、利用前に親子で一緒に安全な使い方を確認しておくといいだろう。端末内には「アニメで学ぶケータイあんぜん教室」というアプリもプリインストールされており、分かりやすい解説とクイズで子供にマナーやルールを学ばせることもできる。
提供:シャープ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2013年2月21日
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