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あんしんとスマートフォンの楽しさを両立「スマートフォン for ジュニア SH-05E」(2/2 ページ)

スマートフォンの爆発的な普及とともに、若年層が最初に使い始める携帯電話にも変化が訪れている。また、使い始める年齢の低下も進行中だ。そんな現状に合わせ、安心してネットやコミュニケーションサービスが利用できるスマートフォンとして開発されたのが、シャープの「スマートフォン for ジュニア SH-05E」だ。

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多彩なプリインストールアプリ

 SH-05Eのアプリを一覧表示させると、Androidを知っている人なら違和感を覚えることだろう。Google標準のアプリ、マップやGmailなどが一切入っていないのだ。Google Playのアイコンもなく、Playストアから自由にアプリやコンテンツを入手することはできない仕様になっている。アプリの入手は、dメニューなどドコモが用意したサイトからに限られており、子供が不適切なアプリをダウンロードしてしまう心配がない。一方で、幅広いカテゴリーのプリインストールアプリを用意しているため、生活の中でスマートフォンやアプリの楽しさを感じることはできる設計になっている。

ユーザーインタフェースはdocomo Palette UI。メールはspモードメールのみ、地図はドコモ地図ナビとなっている。アプリを一覧で見ると、GmailやGoogleマップなどがないのが分かる。Google Playストアのアイコンもなく、アプリはdメニューなど一部の安心なサイトからのみインストールできる。アクセス制限可能なアプリに利用を制限することで、不用意に“素のインターネット”にアクセスしないような配慮が行き届いている

 主なアプリとしては、音楽プレーヤーの「Music'n Player」、地図アプリ「ドコモ地図ナビ powered by いつもNAVI」、電子書籍アプリ「GALAPAGOS Jr.」などをプリインストール。GALAPAGOS Jr.は、GALAPAGOS STORE(ジュニア向け)という、スマートフォン for ジュニアのユーザーを対象とした専用のコーナーで電子書籍が購入できる。

シャープの電子書籍ストア「GALAPAGOS STORE」内に用意された、スマートフォン for ジュニア SH-05Dのユーザー向け専用コーナーから電子書籍などが購入できる「GALAPAGOS Jr.」もプリインストール

 また、便利なツールとしてメモ帳、カレンダー、電卓、辞書、おこづかい帳、時間割など、日常的に活用できるアプリも用意。辞書は明鏡国語辞典MX、ジーニアス英和辞典MX、ジーニアス和英辞典MXを収録しており、勉強にも活用できる。ボイスレコーダーや歩数・消費カロリー計、バーコード読み取りなどのツールを集めた「SHツール」も役に立つ。このほか携帯電話とのデータのやり取りに便利な赤外線送受信アプリや、使いすぎを防ぐため、データ通信量を確認できるアプリなどもある。

 エンターテインメント系アプリとして、人気が高いアクションゲーム「モンスターハンター Dynamic Hunting」、スマートフォン向けのゲームとしてだけでなく、ぬいぐるみやマスコットなどでも多くのファンを持つ「つみネコ」、小学生だけでなく、大人も楽しめる「どうぶつしょうぎ」をプリインストール。「ぐんまのやぼう」などで知られるRucKyGAMESが手がけた「MY NUMBER PLACE」「大なり小なり」「Klondike」といった、単純ながらついハマって熱くなってしまう要素が盛り込まれているゲームも楽しめる。

時間割アプリに時間割を入れておくと、デスクトップのウィジェットにも表示される
おこづかい帳のような、ちょっとした便利ツールも収録
電子辞書として明鏡国語辞典MX、ジーニアス英和辞典MX、ジーニアス和英辞典MXも内蔵している
©RucKyGAMES、©Madoka Kitao Maiko Fujita 2013/©G-mode
「ぐんまのやぼう」などで知られるRucKyGAMESが手がけた「MY NUMBER PLACE」や、人気の「どうぶつしょうぎ」も遊べる

 ドコモが提供する学習サービス「ドコモゼミ」のアプリも用意しており、勉強にも役立てることが可能だ。「テンクエスト 小5・6お試し版」「出るナビ 中学歴史お試し版」などを利用してみて、気に入れば本格的にドコモゼミに加入することもできる。またドコモのスマートフォンならではの楽しみと言える「しゃべってコンシェル」が利用できるのは大きなポイントだろう。

ドコモの学習サービス「ドコモゼミ」のコンテンツも収録。気に入れば正式に加入してサービスを受けることもできる。右はゲーム形式で学べる「テンクエスト 小5・6お試し版」

「出るナビ 中学歴史お試し版」では、実際に日本史のテキストが一部確認できる

プリインストールされているアプリは1つ1つ利用の可否を設定できる

 SH-05Eはおサイフケータイに対応しているのも特長で、iDなど、おサイフケータイを使った決済サービスが利用可能だ。Edyのように、あらかじめチャージしておくタイプの電子マネーであれば、いざというときのために多少の金額を入れておくのもいい。マクドナルドの会員アプリ「マクドナルド(ジュニア)」も用意している。

 プリインアプリで対応できないサービスは、フィルタリングサービスを活用しながら、Webブラウザで補っていくのがいい。dメニューにアクセスすると、SH-05Eで利用できるサービスやコンテンツが多数確認可能だ。

 なおSH-05Eでは、プリインストールされているアプリを非表示にして使用を制限することもできる。上に挙げたプリインストールアプリの中に、子供が使うのにはまだ早いと思うものがあれば、保護者が設定メニューで非表示にできる。

スペックも高く、スマートフォンの楽しさが体験できる

 ここまで、機能とソフトウェアの話に終始してきたが、SH-05Eを手にしてみると、その質感の高さにも驚かされる。ボディは最新の大画面Androidスマートフォンと比べると小柄だが、“いかにも子供向け”なデザインではないため、子供の自尊心を傷つけることなく、キッズケータイからの乗り換え、あるいは初めての携帯電話として買い与えることができるだろう。

 スペックにも妥協はない。CPUには1.5GHz駆動のデュアルコアプロセッサー、MSM8960を搭載しており、動作は非常に軽快だ。OSはAndroid 4.0で、RAMとして1Gバイトのメモリ、ストレージ(ROM)として8Gバイトのメモリを持つ。ボディのサイズに合わせてディスプレイは4.1インチのQHD(540×960ピクセル)となっているが、CGSilicon液晶を用いた精細な画面は明るく見やすい。

 またスマートフォンユーザーの多くが重視するカメラには、有効約1210万画素のCMOSセンサーを採用。画像処理エンジン「ProPix」との組み合わせで、AQUOS PHONEシリーズと同等の撮影機能を提供している。

 一方で、子供が持つスマートフォンとして大切な、位置情報の通知機能や防犯ブザーも備えている。大人が使っているスマートフォンと遜色ない製品でありながら、必要な機能はしっかり用意されているわけだ。防犯ブザーのボタンはボリュームキーの場所に用意されており、両方同時に押し込むとブザーが鳴る仕組み。なお、ブザーは動作しないように設定することもできるので、不要になったらオフにしておくといい。

カメラは1210万画素で、AQUOS PHONEとほぼ同等の機能と操作性で撮影が可能。撮れる写真も高画質だ。本体の右側面にはさりげなく防犯ブザーのボタンも用意されている

 SH-05Eは、「イマドコサーチ」にも対応しているので、親が自身の携帯電話やスマートフォンで契約しておけば、月額210円/検索1回あたり5.25円で、子供(SH-05E)のいる場所をスマートフォンやPCから即座に確認できる。塾の後、子供の帰りが遅いときなどに、電話やメールを使わず瞬時に居場所を確認するのに役立つだろう。今後のソフトウェアバージョンアップにより、子供が防犯ブザーを鳴らしたときや電源をオフにしたとき、ちょこっと通知アイコンを押したときなどに居場所を通知する連動機能も提供予定だ。

 小学校の高学年から中学生くらいの子供に携帯電話を持たせようと思うと、これまではキッズケータイか大人と同じ携帯電話/スマートフォンしか選択肢がなかった。キッズケータイではさすがに子供が不満を持つ可能性があるし、だからといって最新のスマートフォンを持たせるのには抵抗がある。そんな親にとって、SH-05Eはとてもよく考えられた製品だと言える。

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提供:シャープ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2013年2月21日

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