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「URBANO」のバッテリー持ちや使いやすさをブロガーが厳しくチェック! 果たしてその評価は?今スマホに乗り換えるならコレ!(2/3 ページ)

auの夏モデルとして登場した「URBANO」。大人向けの上質感、ケータイからの乗り換えやすさをうたうスマートフォンだが、果たして百戦錬磨のブロガーの目にはどう映ったのだろうか?

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大容量バッテリーと多彩な省電力機能で、バッテリー持ちの不安を解消


京セラの水田聡氏

 そしてスマホで気になるのがバッテリーの持ち。URBANOは2700mAhと大容量のバッテリーを搭載したことで、利用時間に余裕を持たせている。バッテリーが大きくなると今度はボディサイズの肥大化や重さが心配になるが、URBANOの幅は65ミリで、1500mAhのバッテリーを搭載していたURBANO PROGRESSOの幅64ミリから1ミリしか増えていない。また重さも、139グラムから140グラムとわずか1グラムしか増えていない。

 ちなみに液晶のサイズも4インチから4.7インチに拡大したため、URBANOの高さはURBANO PROGRESSOから9ミリ増えた134ミリになっているが、ディスプレイの大型化とバッテリーの大容量化を行っても、幅はわずか1ミリ、重さはもわずか1グラムしか増えなかった。これは「バッテリーの高効率化などによって小型化で実現した」(京セラ 通信機器関連事業本部 通信機器統括技術部の水田聡氏)ことだという。

 大容量バッテリーを搭載する一方で、充電時間の短縮も図られた。端末に同梱の急速充電対応卓上ホルダを使うと、残量ゼロの状態からわずか30分で満充電の約50%まで充電ができる。この急速充電を行うため、本体には専用の充電端子が設けられているが、デザインとうまく合わせてあるのがうれしい。

 URBANOの急速充電対応卓上ホルダについては「LTE Maniacsのブログ」のo2さんが、「作りは日本メーカーらしく親切設計で、例えばジャケット装着したままでも卓上ホルダに置けるとか、秋には無接点充電qi対応の電池も発売予定で電池交換すれば裏カバーそのまま流用出来るそう」と評価している。


京セラの市川創氏

 スマホのバッテリーの持ちはソフトウェアの面からも改善が図られている。京セラ 通信機器関連事業本部 通信機器統括技術部の市川創氏は、ユーザーの使い方に合わせて設定項目がきめ細かくなった「省電力ナビ」や、連続して7日間使っていないアプリのバックグラウンド通信を制御する「オート通信制御」、ユーザーがスマホを使う時間帯によって端末の消費電力をコントロールする「タイマー設定」など、ソフト面での工夫を説明した。

 中でも「せうの日記」のせうさんは、URBANOのオート通信制御に注目。「地味に便利なのが『オート通信制御』。7日間使わなかったアプリのモバイルネットワーク(LTE/3G)環境下でのバックグラウンド通信を抑制してくれます。Androidスマホの電池持ちの悪さの一因としては、アプリによるバックグラウンド通信があることを考えると、こういう機能はありがたいところです」と期待している。そして、「ホーム画面の割り切りからも分かる通り、どちらかというとAndroidスマートフォン初心者向けの機種ではありますが、上級者でもカスタマイズ次第で使いやすくできる良い端末だと思います」と記事を締めくくっている。

 京セラの市川氏はこのほか、Wi-Fiの意図しない接続を防ぐ「インテリジェントWi-Fi」機能についてもアピールした。スマホでWi-Fiを利用するシーンも増えているが、接続が安定したスポットでなければ快適な通信はできない。徒歩や乗り物などで移動する際にWi-Fiがオンになっていると、アクセスポイントの切り替えなどで通信が頻繁に切断されることもあり、余計なバッテリーの消費にもつながる。こうした事態を防ぐのがインテリジェントWi-Fiだ。

 これについて「MOBILE DATABANK」のホセさんは、「面白いと感じたのは『インテリジェントWi-Fi』機能。歩数計で採用されている加速度センサーを応用し、電車や自動車での高速移動中はWi-Fiスポットに接続にいかないようにしバッテリー減りを防ぐというものです」と取り上げている。

 当然のことだが参加者の多くはバッテリーの持ちに注目。URBANOに採用された省電力のアイデアについて、「充電は速く、利用は長持ちと良いとこだらけの仕様となっているのです」(「MOBILE DATABANK」のホセさん)と高く評していた。また、オプションとして今後発売予定の「Qi」対応バッテリーを使えば、auのスマホとして初めて非接触充電が可能になる点への期待が高かった。

“一聞は百見”にしかず? 聞けば分かる「スマートソニックレシーバー」の威力

 多くのスマートフォンユーザーは、かつてフィーチャーフォンを使っていたユーザーだろう。スマホに乗り換えてから、ちょっと通話がしにくいと思ったことはないだろうか。フィーチャーフォンに比べてボディが大きいスマホは、通話時に受話レシーバーの位置を把握しにくいという面がある。電話に出てからいざ耳に当てたつもりでも、相手の声が聞き取りにくいのはそのためだ。

 この聞こえに対する不満を解消するのが、KDDIと協力して開発した京セラの独自技術「スマートソニックレシーバー」だ。ディスプレイパネル全体を振動させることで音を伝えるもので、ほかのスマホと違って受話レシーバーの位置を気にする必要がない。

 イベントでは京セラの水田氏が、スマートソニックレシーバーの原理や従来機種(受話レシーバーのあるもの)との違いを説明。ディスプレイが振動する様子や、相手の声がしっかり聞き取れる“スイートスポット”の広さなどの技術的な解説に加え、耳全体をスマートソニックレシーバーで覆うことで外部の騒音を遮るデモも行われた。

 そのデモについて「AppComing」の方波見さんは、「会場内で街中の騒音を再現(スピーカー再生)している間に、体験版アプリ『「スマートソニックレシーバー』を起動して、相手の通話音声を再現し、聴こえ方を実験したが、通常のスマホによる音声通話よりもかなり聴き取りやすく、特にディスプレイで耳を塞ぐように密閉させると、外部の騒音が気にならないほど、音が良かった」とその効果に驚いたようだ。

 また「Gadget Drawer」のちゅんもつさんも、「URBANO PROGRESSO、DIGNO Sで好評だったスマートソニックレシーバをURBANOにも搭載。現地で試してみましたが、確かに従来のスピーカー式のものと比べると大変聞き取りやすく、さすが通話品質で定評のある京セラさんだなぁと思いました」と感想をつづっている。

 そして「いいかも」のnaakeeさんは、「音と振動で、相手の声を伝える『SMART SONIC RECEIVER』これは液晶画面自体を振動させて聞かせる構造のため雑音の多い環境の場合は耳を塞ぐ様に外音遮断しつつ電話の音はしっかり聞ける優れものです」としたうえで、「いまいち、スマートフォンに踏み出せなかった父親や母親に進めてみようかな。スマートフォンの便利さを従来型携帯電話愛用者に伝えるにいい選択だと思います」と、総合的なURBANOの使いやすさを高く評価していた。

提供:京セラ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2013年7月12日

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