ドコモが新端末&新サービス発表――これからのスマホは「生体認証」を重視、ポイント&決済サービスの刷新でお得度もアップ:加藤社長から驚きの一言も(3/5 ページ)
2015年の夏モデルと新サービスを発表したドコモ。12月にリニューアルするポイントサービスとクレジットサービスの説明にも多くの時間が割かれた。また業務提携するローソンの玉塚社長も登場、CRMの“深化”を語った。
玉塚社長のプレゼンテーションの後、加藤社長が再び登壇し、会員プログラムのdポイントクラブについて説明を行った。ドコモプレミアクラブはドコモユーザーのための会員プログラムだったが、dポイントクラブはドコモユーザーでなくても利用できる入会金・年会費無料の会員プログラムになる。過去6カ月間のdポイント獲得数に応じてレギュラー、ブロンズ、シルバー、ゴールドの4つの会員ステージが設定されるが、ドコモの継続利用が10年以上であれば、無条件でブロンズ、15年以上はシルバーとなる。
dポイントも携帯電話料金の支払いでポイントがたまるが、その付与率はレギュラーからシルバーまで、1000円ごとに一律10ポイントへ統一する。そのため現在のようにステージが上がればポイントがよりたまりやすなる分けではない(ゴールドは100ポイント)。しかしその変わりとして、ステージごとの特典を進呈する。
例えばブロンズステージ向けには、映画館や遊園地、レストランで利用できる「スペシャルクーポン」を設定。シルバーとゴールドでは、ホテルの宿泊やJALのラウンジ、テーマパークの優待などを抽選でプレゼントする「プレミアムクーポン」と、dTVの新作などドコモのデジタルコンテンツを安く購入できるdマーケット特典を用意した。また対象期間中に1度でもdカード(iD)、dカード miniを使うと、ステージに応じて500ポイントから3000ポイントを進呈する特典もある。
なお、+dの展開とともに社会価値の協創にも取り組むとして、医療、健康、教育、農業などに関する事例も紹介された。
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