AQUOSスマートフォン最高峰モデル――「AQUOS ZETA SH-03G」で進化した4つのポイント(2/2 ページ)
シャープのAQUOSスマートフォンが、また一歩、大きな進化を遂げた。「AQUOS ZETA SH-03G」は、3辺狭額縁のIGZO液晶ディスプレイを継承しつつ、カメラとエモパーが強化され、最新技術も惜しみなく盛り込んでいる。そんなSH-03Gの魅力を見ていこう。
3.外出中も話してくれる「エモパー2.0」に進化
SH-01Gで初めて搭載された“エモーショナル・パートナー”こと「エモパー」。エモパーは、シャープ製のロボット掃除機「COCOROBO」などの家電製品に搭載されている人工知能「ココロエンジン」をベースに、スマートフォン向けに新たに開発されたものだ。主に自宅にいるときに、話しかけてくれたり、便利な情報を伝えてくれたりする。
このエモパーが2.0に進化した。最近気になるキーワードや日常の行動から使う人に合った話題をエモパーが選んで話しかけてくる。また、自宅で話しかけてくるだけでなく、イヤフォンを付けていれば外出中の状態に応じて声で話しかけてくる。例えば、職場や学校から帰るときに「お疲れ様」と言ってくれたり、初めて訪れる土地で電車から降りるとご当地グルメなどの周辺情報をお知らせしてくれる。
以前のエモパーは、完全に一方的に話しかけてくる存在だったが、エモパー2.0では、「ほかには?」などと声をかけると、続けてほかの話題も話してくれる。こちらの声に反応してくれるわけだ。話す情報も、興味がありそうなニュースやテレビ番組を話すようにもなり、より役立つ存在になった。そんなエモパーの気持ちが分かる画面も用意される。エモパーの気持ちや気にかけていることが数値などで表示される。なお、エモパーの気持ちは、誕生日やキーワードを設定したり、エモパーが話しかけた回数が増えるほど上がるようだ。
4.最新の通信技術や新たな文字入力システムを搭載
SH-03Gは、最新の通信技術にももちろん対応している。下り最大225Mbpsを実現するドコモの「PREMIUM 4G」に対応。対応エリアは順次拡大していくそうだ。また、複数のアンテナを使って同時接続し、Wi-Fiの通信速度をアップさせるMIMO、複数の通信機器を接続しても安定した接続を維持する「MU-MIMO」にも対応。場所や接続台数によってはスピードが落ちることもあるWi-Fi通信も、スピードの低下を抑えてもっと快適に使えるようになる。
また、シャープ製端末としては初めて背面に指紋センサーを搭載した。指でなぞって指紋を認識させてロック解除や個人の認証ができ、パスワードやパスコードの入力が非常に簡単になる。毎日何度も行う画面のロック解除も、指紋センサーなら、サッとなぞるだけなので、ストレスが大幅に軽減される。
日本語入力システムには、新たに「S-Shoin」(スーパーショイン)を採用した。SH-01Gとの比較で約3倍の予測変換候補を収録。キーの押し間違いがあった場合にも正しい言葉に補正する機能や、入力する文字から次の単語を予測して表示する機能のおかげで、よりスピーディに文章を作れる。スマートフォンで文字入力が苦手になったという人も、ぜひ試してみてほしい日本語入力ソフトだ。
AQUOS ZETA SH-03Gは、EDGESTの採用で大面でも持ちやすく、省電力のIGZO液晶もより美しくなった。スマホの進化が停滞しているといわれる中、各所で機能を一段とアップさせてZETAを冠するハイエンド端末のプライドを見せてくれた。ハイスピード撮影や、さらに愛着が増しそうなエモパーの進化も楽しい。格安スマホやミッドレンジ端末では味わえない、ハイエンド端末の高機能をぜひ体感していただきたい。
提供:シャープ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2015年6月5日
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