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感情エンジン搭載でコンピュータが「空気を読む」時代が来る?

 私たち人間同士がコミュニケーションをするときは、言葉のほかに自然と「表情」も使っています。人間の特権である表情を読むという行為が、コンピュータにも可能になりそうです。

 科学者のラナ・エル・カリウビが紹介するのは、人間の顔を見ただけで感情が分かるアプリです。近い将来、感情チップが埋め込まれた電子機器が発売されると彼女は言います。

 家電に向かって眉をひそめれば「気にいらなかったの?」と言ってくれたり、車が運転手の表情から疲れを感知して「気を付けてね」と教えてくれたりするような、デジタル機器が「空気を読んでかゆい所に手が届くようなサービスをしてくれる」日々がもうすぐ訪れるかもしれませんね。

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