首相官邸、熊本地震被災者向け特設ページと公式Twitter開設

首相官邸が熊本地震被災者に向けた特設ページを開設した。Twitterと両軸で、随時情報を更新する予定だ。

[鈴木美雪，ITmedia]

　首相官邸が4月20日、特設ページ「熊本地震被災者の皆さまへ政府応援情報」と公式Twitterアカウントを開設した。熊本地震の被災者に向けた物質の支援情報や停電情報、衛生関係のアナウンスをまとめている。

首相官邸からの支援情報まとめ

政府からの支援情報がまとまっている

「エコノミークラス症候群」の注意喚起

　特設ページでは、支援物資の到着予定日、電力やガスの復旧情報、コンビニやガソリンスタンドの被害状況、2次災害やエコノミークラス症候群などの健康被害を防ぐための留意点をまとめて確認できる。

ジャンルごとに掲載されている（画像は特設ページより）

　今後の生活再建に欠かせない情報である「住宅」「子育て」「お金」なども、ジャンルごとに政府関係や公共団体の該当ページを用意。被災者の生活再建に役立つ情報を掲載している。

　同時に首相官邸は公式Twitterアカウント（@kantei_hisai）も開設。情報は順次更新・発信していくという。

同名の公式Twitterアカウント、@kantei_hisaiを開設

善意が裏目に出た「LINEの10分無料通話」　震災時の安否確認はどうすべきか
熊本県で4月14日夜に発生した最大震度7の地震を受け、携帯電話と固定電話あてに電話をかけられる「LINE Out」が1回あたり10分まで無料となり、他社もこの動きに追従した。しかし、回線の混雑を助長するこうした施策は「善意が裏目に出た」と言えるものだ。
Twitter公式が推奨する「ツイートでの緊急救助の求め方」
声が出ない、足が動かない……地震だけじゃない、緊急時のいざというときのために。