仕事に追われるarrows先生 “救世主”は「arrows Tab F-02K」?(2/4 ページ)
一部で名高い「arrows先生」。最近忙しさに拍車が掛かっているという先生が、その業務の効率化を狙って「arrows Tab F-02K」を導入してみたそうです。1年半ぶりにモデルチェンジしたNTTドコモの「arrows Tab」のどこに魅力を感じたのでしょうか……?
音声認識用アレイマイク:生活音が気になる状況でも声を拾ってくれる!
arrows Tabは音声通話に対応していない。ただし、カメラを使ったビデオ撮影、音声をやりとりできるコミュニケーションツール(Skype、Facebook Messengerなど)や音声認識エージェント(Google Assistant、しゃべってコンシェルなど)などで利用するためのマイクは搭載している。
F-02Kでは、これが「音声認識用アレイマイク」というものになった。「アレイマイク(array microphone)」は直訳すれば「隊列マイク」。何のことやらと思うかもしれないが、複数のマイクを使う(≒マイクの隊列を形成する)ことで音をよりしっかり集めようということだ。
複数のマイクだから見た目は物々しく……ということはない。F-02Kのアレイマイクは、本体の左右と背面の計3つのマイクから構成される。これら複数のマイクが拾った音声を信号処理することで、1つのマイクでは困難な空間的な音の情報が得られることから、生活音が気になる環境でもしっかりと音声認識ができるという仕組みだ。
アレイマイクは標準では「オフ」となっている。オン・オフは通知パネルスイッチから切り替えられる。
「便利なら標準で『オン』にすればいいのでは?」という声もありそうだが、アレイマイクはマイクを同時に3つ使い、常時音声を待ち受ける状態になることからバッテリーの持ちに影響するのでデフォルトがオフなのである。自分の利用環境でまず試してみてから常用するかどうか判断すれば良いと思う。
ちなみに、アレイマイクは「充電時のみON」にすることもできる。端末設定から「画面・音・アプリ」→「音」→「音声認識用アレイマイク」と進み、アレイマイクをオンにした上で「充電中のみON」にチェックを入れよう。
F-02KではGoogle Assistantとしゃべってコンシェルの音声同時待ち受けもできる。つまり、それぞれの呼び出しキーワードを語りかければ、それぞれのエージェントを使い分けられるのだ。
Google Assistantとしゃべってコンシェルには、それぞれに得意分野がある。呼びかけを変えるだけでどちらもすぐ使えるのはとても便利といえる。
音声認識用アレイマイクについて
音声認識用アレイマイクはAndroidの音声認識用APIを利用するアプリ(Google Assistant、しゃべってコンシェルを含む)でのみ有効です。IP電話アプリなど、同APIを利用しないアプリでは有効になりません。
grip edge:どこにでも立て掛けられる!
タブレット端末は、意外と手に“持たない”で使うシーンが多い。Webの閲覧をしたり動画を見たり音楽を再生したり……といったシーンで机や壁に立てかける、といった具合に。
どこかに立て掛けて使うことを想定して、F-02Kには本体下部の2箇所に「grip edge(グリップエッジ)」と呼ばれる滑り止めが付いている。台所や風呂場のような滑りやすい場所でも、安定して本体を立て掛けられる。
仕事柄、私は台所や風呂場で動画をチェックすることが多い。grip edgeのないタブレットでは「バタン」とタブレットを倒してしまうことも少なからずある。grip edgeが付いているF-02Kでは、幸いにして今のところ水場で倒したことはない。効果は抜群だ。
立て掛ける机や壁がない時は、付属の卓上スタンドを活用しよう。折りたたんで持ち運べるので便利だ。卓上スタンドは試供品(非売品)となる。紛失・破損した際には再入手できないので、注意しよう。
ちなみに、F-02Kにはドコモ製「ジェスチャー操作設定」というアプリがプリインストールされている。このアプリを有効にすると、インカメラで手の動きを感知し、それに合わせて画面をスクロールできる。手が汚れていてもタッチせずに操作できるのはありがたい。
ジェスチャー操作設定でスクロール操作できるアプリは以下の通り(2018年3月現在)。
- Google Chrome(dグルメ)
- dヒッツ
- テレビ
提供:富士通株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2018年3月27日
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