“特典終了”が続く「d払い」「dポイント」のお得さはどう変わるのか これからは「dカード」の利用が得策?:スマホ決済のお得な活用術(1/2 ページ)
NTTドコモはdポイントクラブの「d払い特典」やdカードの支払い特典を9月1日から変更する。d払い特典の上限が一律に引き下げられ、dカードの支払い特典は有効期限の短い限定ポイントに変わる。今後は「ドコモの銀行」との連携などdカードを軸にした金融サービスへのシフトが強まりそうだ。
NTTドコモは6月15日、「dポイントクラブ」の会員ランク特典の「d払い特典」と、「d払い」の「dカード支払い特典」について、9月1日から変更することを発表した。この変更によってどんな人が影響を受けるのか、会員ランクごとにシミュレーションしてみた。
d払い特典の上限が最大600ポイント→一律200ポイントに
そもそもdポイントクラブは、dアカウントがあれば誰でも無料で入会できるドコモのポイントプログラム。直近3カ月間のdポイント獲得数に応じて、1つ星から5つ星まで5つのランクが用意されている。筆者の場合は現在、「3つ星」ランクだ。
このランクによって、dポイントカード加盟店や街のd払い加盟店でのポイント還元率が変わる。当然、ランクが上がるほど、ポイント倍率が大きくなって得できる。
今回の発表の1つは、上記表の4つのランク特典の中の「d払い特典」で獲得できる上限ポイントが、ランクに関わらず一律200ポイントになるという変更だ。なお、上記のd払い特典のポイント還元率は、「基本還元率0.5%+dカード支払い特典0.5%(筆者の場合)+d払い特典」で表記されているので、実際のd払い特典は、3つ星ランクで0.1%、4つ星ランクで0.5%、5つ星ランクで1%となり、1つ星や2つ星ランクは加算されない。「d払い特典」については下記の表が分かりやすいだろう。
d払い特典の1カ月間のポイント上限は、1%還元の5つ星ランクで600ポイント。それが9月1日以降は200ポイントになる。これまではd払いで6万円の買い物までポイントが獲得できていたのに、今後は2万円を超える決済をしても、d払い特典分は加算されない。
4つ星ランクの人は0.5%還元で300ポイントのところ、一律200ポイントになるので、4万円を超える決済をしてもd払い特典分の加算はない。
一方、3つ星ランクの人は0.1%還元で60ポイントのところ、一律200ポイントになる。一見、得できるように感じるが、200ポイントを獲得するためには20万円の決済が必要になるので、あまり現実的とはいえない。筆者のd払い決済額は月2~3万円程度。これまでも60ポイントの上限に達していなかったので、今まで通りの利用で何ら影響はない。
支払い特典のポイントが「期間・用途限定ポイント」に
そしてもう1つの変更が、d払いのdカード支払い特典でもらえる0.5%還元のdポイントの種別が、9月1日以降は「期間・用途限定ポイント」になるということ。
dポイントの有効期限は、最後にポイントを利用した日から12カ月後。つまり定期的にd払いを利用したり、ドコモのケータイ料金を支払ったりして、dポイントがたまっている場合は、有効期限を意識しなくてもいい。それが、ポイント進呈日から94日後には有効期限を迎えて消滅してしまう。
筆者はd払いの支払いにポイントを利用する設定にしているので、買い物の度にポイントを使っている。そのため有効期限が94日と短くなってしまっても影響しないが、大きな買い物をするためにポイントをためているという人は、定期的にdポイントクラブアプリで確認した方がいいだろう。
他にも変更されたdポイントクラブのランク特典
6月15日に発表された内容はここまでだが、dポイントクラブのランク特典の「dポイントマーケット利用特典」や「料金充当特典」にも変更が生じている。最大1.5%のポイント還元が得られるdポイントマーケット利用特典は、7月28日のdポイントマーケットのサービス終了と共に終了する。
dポイントをドコモのケータイやドコモ光、ドコモでんき、ドコモガスなどの毎月の利用料金に充当すると、最大5%の料金充当額が追加される料金充当特典も、9月30日で提供を終了する。
この他、対象店舗で200円以上の買い物をしてd払いやdカードで決済するとスタンプがたまり、そのスタンプが3つたまると1ポイント~最大1万ポイントが当たる抽選に参加できる「d払いdカードスタンプ」は、7月1日からdカードでの決済が対象外となった。そのため名称も「d払いスタンプ」に変更された。
筆者はdポイントマーケットや料金充当を利用しておらず、持っている「dカード GOLD」は主にd払いの決済に利用しているので影響はない。ただ、d払いスタンプはたまに10ポイントが当たることもあり、決済するのが楽しくなるサービス。できればこれ以上の変更はないことを望む。
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