街中のポスターと、FeliCa携帯を連動させてはどうかというアイデアがある。ケイ・ラボラトリーが提唱する「Feliポ」がそれだ(7月21日の記事参照)。
東京ビッグサイトで開催中の「ワイヤレス ジャパン 2004」で、実際にポスターのイメージを見ることができた。
ポスターを携帯と連動させようという試みは多い。2次元バーコードを利用したサービス(2月26日の記事参照)のほか、ポスターの画像に情報を埋め込むサービスも、ブロードバンドフォーラムが推進する「パ写ワープ」や、富士通研究所の「印刷型ステガノグラフィ」などが存在する。
ケイ・ラボラトリーでは新しく、FeliCaを利用したポスターを提案した。ポスターにFeliCaのリーダー/ライターを搭載することで、問い合わせ先電話番号などの詳細情報を配信したり、クーポンをダウンロードさせたりできる。
ユーザーは、携帯をかざすだけで情報を取得できる。もっとも、かざす前にはアプリを立ち上げておく必要があるほか、前もってFeliポ共通アプリをダウンロードし「Feliポ対応ポスターに備えて」おく必要がある。
Feliポの強みは、ポスターと管理サーバが連携していること。利用者を個人レベルで特定して、「あなただけにお届けする情報」を配信することができるほか、アクセス履歴などをサーバに蓄積することも可能となる。
ただしその分、ポスターはかさばる懸念がある。「実際にどういった形式になるかは、これから検討する部分。デバイスを作るのは、我々の担当ではない」(説明員)。
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ポスターと壁のスキマを覗いてみた。ポスターの裏に、そのままリーダー/ライターが貼り付けられている |
ケイ・ラボラトリーでは、同システムを代理店やデパートなどで採用してもらいたい考え。会場では、デパートのフロアマップにFeliポを導入し、各フロアのクーポンを配信するデモも行われていた。なお、現時点ではまだ採用の話はないという。
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