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» 2004年08月09日 17時17分 公開

“N”初の回転2軸ヒンジ〜「N506i」のリバーススタイルを試す (1/2)

スタンダードな折りたたみ型のイメージが強い“N”端末が、「N506i」で初めて回転2軸ヒンジを採用した。液晶を表に出した「リバーススタイル」の使い勝手を試した。

[坪山博貴,ITmedia]

 最新FOMAの「900i」シリーズでも、スタンダードな折りたたみ型にこだわってきたNECが(6月25日の記事参照)、ついにトレンドの回転2軸ヒンジを採用した。「N506i」だ(6月25日の記事参照)。液晶を表に出したリバーススタイルの使い勝手を中心に、N506iの機能を見ていこう4月27日の記事参照

“N”のイメージを刷新する「N506i」

 1991年の初代ムーバN以来、派生モデルにはストレートタイプもあったものの、常にスタンダードな折りたたみ型を採用してきたNEC。カメラが付いてもそのデザインが大きく変わることはなく、アンテナの位置も不動(N211i/iSで一時的にヒンジ寄りとなった)。一目見て“N”と分かるデザインが特徴だった(2003年3月の記事参照)

 ところがN506iは回転2軸ヒンジの採用により、これまでのNEC端末とはイメージが大きく変わった。アンテナはヒンジ側に移動、伸びない半内蔵タイプになり、折りたたんだ状態の雰囲気は、同じヒンジ構造を持つ「P900iV」(7月7日の記事参照)や「F900iT」(7月16日の記事参照)に近い。

 ヒンジ部の露出が大きくなり、アンテナはヒンジ側に移った。2.4インチのメインディスプレイを表にして折りたたんだ状態を「リバーススタイル」と呼ぶ(右)

 通話スタイルでは、従来の雰囲気がそのまま残っている。両サイドの絞り込みやディスプレイ面のデザインに共通性があり、キー配置もNEC端末であることを主張している。

 左はN505i。折りたたんだ状態の印象は従来の“N”と異なるが、開いた状態では従来のNEC端末のイメージだ


リバーススタイルにするには90度開いた位置でディスプレイ部を180度ひねって閉じればいい

 リバーススタイルのまま通話が可能なことはもちろん、この状態で多くの機能を利用できる。

リバーススタイルで実用的なメールやiモードの閲覧

 リバーススタイルでの利用頻度が高いと思われるメール閲覧やiモード利用はとても快適だ。右側面のシャトルキーが上下キーと決定キーを兼ね、階層を戻る役目のクリアキーもシャトルキーのすぐ手前にある。少しの親指の動作だけでメールにもiモードサイトにもアクセスできる。シャトルキーはストロークも大きめに確保されており、操作性のよさに貢献している。

 リバーススタイルでは左側面に上からシャトルキーと並んでクリアキー、その下にホーム/ボイス、メモ/確認キーが並ぶ。左手で持つと親指でこれらのキーを快適に操作できる。シャトルキーはストロークも大きく、同じスタイルでの利用が可能なP506iC、P900iV、F900iTなどと比べても操作性は良好だ

 メール閲覧時には「ホーム/ボイス」「メモ/確認」キーがページスクロールに割り当てられ、サイト閲覧時にはこれらのキーが「戻る」「進む」の役割を果たす。

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