第1回 3.3インチディスプレイがもたらす迫力──“モバイルシアター”「AQUOSケータイ SH906iTV」(2/2 ページ)

» 2008年06月30日 10時00分 公開
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話しやすさ、聞きやすさも追求──トリプルくっきりトークとスロートークを搭載

 このほか、シャープの90xiシリーズの端末としては初めて「トリプルくっきりトーク」と「スロートーク」を搭載した点にも注目したい。ディスプレイの見やすさに加え、通話時の話しやすさや音声の聞きやすさにも配慮しているわけだ。

 トリプルくっきりトークは、「SH705iII」で初めて搭載した、快適な通話を実現する機能だ。端末に搭載した2つのマイクと専用のチップを利用して、こちらの話し声を相手に伝わりやすくし、相手からの音声も聞き取りやすくする。

PhotoPhoto トリプルくっきりトークは発話用のマイクと環境音などを検出するためのマイクを組み合わせて実現している。2つ目のマイクは裏面のカメラの横にある

 トリプルくっきりトークが“トリプル”であるゆえんは、これが「ノイズリダクション」「エンハンス」「エコーキャンセル」の3種の機能を組み合わせているからだ。

 ノイズリダクション機能では、ダイヤルキー側にある通話用のマイクと、端末の裏面に用意した周囲の音を拾うためのマイクからの音を分析し、人間の耳や脳が行っているのと同じように音をグループ化・特徴化して、雑音となる部分の音量を抑え、人の声を強調して聞きやすくする。騒音の中で電話をしても、相手には自分の声がはっきり伝わる。

 エンハンス機能では、相手から届く音声から一定の種類のノイズを除去するノイズ低減処理を行い、相手の話し声を強調する。また自分の周囲の音が大きいときは、相手の音声の聞き取りやすい部分の音量を自動的に上げる機能もある。

 エコーキャンセル機能は、相手から届いた音声が自分のケータイのスピーカーを通して相手に時間差で再び聞こえてしまって、エコーを起こすのを抑え、クリアな通話を可能にする。

 さらに、相手の声が早口などで聞き取りにくい場合には、無音部分を利用して相手の音声を実際の約1.3倍のスピードでゆっくり再生する「スロートーク」も活用できる。通話中に[iモード]キーを押すだけで速度を変えられるので使いやすい。もう一度[iモード]キーを押すと通常の音声に戻る。

PhotoPhoto 相手の音声が1.3倍のゆっくりした速度で聞けるスロートークは、通話中に[iモード]キーを押すと利用できる。もう一度[iモード]キーを押せばもとの速さに戻る

 音声が聞き取りやすい、相手に伝わりやすいということは、携帯電話としては基本中の基本のように思えるかもしれないが、これを当たり前に実現しているケータイはまだそれほど多くない。自分も相手もストレスなく通話できるこの機能は非常に重宝するはずだ。

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提供:シャープ株式会社
企画:アイティメディア営業本部/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2008年7月31日