フルワイドVGA液晶、ドルビーモバイル、光TOUCH CRUISER──先進機能満載の「SH706i」(1/2 ページ)

90xiシリーズの端末に迫る豊富な機能とスペックを盛り込んだシャープ製のスライド端末が「SH706i」だ。70xiシリーズ初の3インチフルワイドVGA液晶をはじめとする、最新機能の数々に迫る。

» 2008年07月22日 10時00分 公開
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 シャープのスライド端末「SH706i」は、706iシリーズの端末ながらも最新スペックを盛り込んだ、シャープらしさあふれる端末だ。コンパクトなスライドボディには、70xiシリーズ初となる3インチのフルワイドVGAディスプレイをはじめ、新ベールビュー、ドルビーモバイル、光TOUCH CRUISERなど、さまざまな先進機能を搭載している。

 そのうえで、ワンセグやおサイフケータイなど、基本スペックはしっかりサポート。FOMAハイスピード(HSDPA)にも対応しており、大容量コンテンツも存分に楽しめる。そんな一言では簡単に紹介できない、シャープの開発陣がこだわりにこだわって作り上げたSH706iの魅力の数々を紹介しよう。

PhotoPhotoPhoto SH706iは、Black、Aqua Green、Pinkの3色展開

クラス最大、フルワイドVGA対応の3インチ「NewモバイルASV液晶」

Photo SH706iの“顔”となる3インチフルワイドVGAディスプレイには、シャープ自慢のNewモバイルASV液晶を採用する

 スライド端末の顔となるディスプレイには、「液晶のシャープ」自慢の3インチNewモバイルASV液晶を搭載。解像度はフルワイドVGA(480×854ピクセル)に対応しており、精細で美しい写真や映像の表示が可能だ。もちろんフルブラウザ利用時には、画面を横向きにして、横854ピクセルの広い画面でPC向けのWebサイトが閲覧できる。

 液晶パネル自体が、6色カラーフィルタや高速動画応答技術を採用した、上位モデルのSH906iと比較してもまったく遜色のないものとなっており、SH906iと同等の画像処理回路「SVエンジン+」と相まって、動画の再生も美しい。ワンセグ視聴時には15フレーム/秒の映像を30フレーム/秒に補間する倍速表示もサポートする。

 またフルワイドVGAの広い画面を生かし、電話帳で氏名と電話番号に加えて会社名や役職名も表示する「名刺表示」レイアウトや、メールタイトルの一覧表示と同時に内容がプレビューできる「メールプレビュー表示」といった、これまで90xiシリーズにしか搭載されていなかった機能も用意した。

PhotoPhoto フルワイドVGA液晶を採用したことで、画面に表示できる情報量も格段に増えた。例えば電話帳では、標準で名刺表示レイアウトが採用されている。メールの一覧画面でも、差出人と題名に加えて本文もプレビューできるようになった

 待受画面やメニュー画面は、この高解像度を生かす専用のデザインを採用しているのも特徴で、精細な画面が引き立つグラフィックが目を引きつける。開閉時の光の筋やマチキャラなどの遊びの要素もちりばめられているので、実機を見る機会があればいろいろと触ってみるのがいいだろう。

PhotoPhotoPhoto 待受画面もディスプレイの解像度の高さを生かした精細なものを採用。左がBlack、中央がAqua Green、右がPinkの待受画面。それぞれ面、線、点というテーマで統一されている

 周囲からののぞき見を防止する新ベールビューも、SH906iと同等のものを装備。ドコモダケやハート、もみじ、駐停車禁止、メッシュ、肉球(メッシュと肉球はアニメーション表示もあり)といったパターンから好みのものが選択できる機能も同じだ。SH705iやSH704iなどで採用していたプライベートフィルタは、画面を正面から見たときのコントラストも下がってしまっていたが、新ベールビューでは左右両側面と上下方向からの視線だけブロックできる。

カーソルを縦横無尽に操作できる「光TOUCH CRUISER」

Photo 光TOUCH CRUISERはディスプレイの下に配置されており、スライドを閉じた状態でも各種操作が可能だ

 SH906iが初めて採用した光学センサー式のポインティングデバイス、光TOUCH CRUISERを搭載した点もSH706iの大きな特徴の1つだ。光TOUCH CRUISERは、ボタンと光学センサーが一体化しており、一カ所でカーソル操作と決定キーの操作ができる。これを装備したことで、SH706iはスライド型の端末ながら、ダイヤルキー側とディスプレイ側の両方に十字キーと決定キーを配したユニークな端末となった。

 光TOUCH CRUISERは、端末を閉じた状態でも開いた状態でも操作可能だ。閉じた状態では、短押しで決定キーとして動作し、長押しであらかじめ登録しておいた機能の起動ができる。また端末を閉じたままでも、光TOUCH CRUISER上で指を下向きになぞると電話帳が呼び出せるほか、右になぞるとリダイヤル、左になぞると着信履歴が表示され、そのまま電話がかけられる。上になぞるとショートカットメニューにアクセス可能だ。開いた状態では、センサー上で指を動かすと、十字キーの上下左右を押したときと同じ動作になる。ワンセグ視聴中は、上下でボリューム操作、左右でチャンネル変更もできる。

 なお購入時は、誤動作を防止するためスライドを閉じると自動的に光TOUCH CRUISERの操作が無効になる。この状態では光TOUCH CRUISERが一切反応しなくなるので、操作したい場合は[SUB/MUL]キーを短押しする。設定を変えるには、メニューから「設定」→「一般設定」→「TOUCH CRUISER設定」→「自動OFF設定」を「OFF」にしておけばいい。

 この光TOUCH CRUISERが活躍するのが、カスタムメニュー画面だ。わずかな指の動きを検出してカーソルが動くため、十字キーを使うよりもすばやく快適に操作できる。メニューは縦画面用のほか、横画面用も用意されている。端末を閉じて、待受画面で光TOUCH CRUISERの右のキーを長押しすると、画面が横モードに切り替わって、この横画面用メニューが立ち上がる。文字入力以外の操作は、端末を閉じた状態でも、光TOUCH CRUISERとその両側に用意された2つのキー([CLR]キーと[SUB/MUL]キー)でひととおりの操作ができる。

 もちろんフルブラウザを利用する際には、光TOUCH CRUISERでの操作が欠かせない。画面上のカーソルは光TOUCH CRUISERで自在に操れるので、PC向けのWebサイトも不自由なく閲覧し、次々とリンクをたどって行ける。マンガ・ブックリーダーでコンテンツを閲覧する際にも、光TOUCH CRUISERですいすい操作できる。

Photo フルブラウザの操作には、光TOUCH CRUISERが最適だ。画面上のカーソルを自在に操作できる

 カーソルの移動速度は速い/普通/ゆっくりの3種から選べるので、標準設定では速すぎる、あるいは遅いと感じる場合は、設定を変更してみるといいだろう。スクロールの速度も速い/普通/ゆっくりから好みの速さを設定できる。

PhotoPhoto メニューの「一般設定」の中に「TOUCH CRUISER設定」がある。ここでカーソルの移動速度とスクロール速度の調整が可能だ
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提供:シャープ株式会社
企画:アイティメディア営業本部/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2008年8月20日