進化した8M CCDカメラと磨き上げられたUI──タッチパネルケータイ「SH-03A」の魅力(2/2 ページ)

» 2009年01月09日 10時00分 公開
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タッチパネルと組み合わせ、より直感的な撮影・再生が可能に

 SH-03Aには、SH-01Aにはないタッチパネルを備える点も大きなポイントだ。このタッチパネルのおかげで、8MピクセルCCDカメラの操作がより直感的に行える。

 SH-03Aでカメラを起動すると、まず顔検出機能により画面内で人の顔を認識し、被写体の中から一番大きな面積を占める顔に優先的にピントを合わせてくれるが、このとき画面上の別の顔を指でタッチすれば、ピントを合わせる顔を容易に変えられる。またシャッターを切る際も、側面に用意された[プッシュトーク」キーとタッチパネルの両方が使えるので、撮影スタイルに合わせて押しやすい方を使うといいだろう。

 写真を端末上で再生する際にも、タッチパネルが活躍する。SH-03Aは、撮りためた写真をアニメーション付きでパラパラとめくりながら閲覧できる「PHOTO CRUISER」を搭載しており、指先で軽快に操作しながら、データBOX内の写真を表示できる。エフェクトには本のページをめくるような「ページ」、最前列から最後列へと1枚ずつ写真を繰っていくような「サークル」、直方体を横にくるくる回すような「キューブ」、手前の写真がうっすらと消えていき、次の写真が徐々に大きくなりながら現れる「フェード+ズーム」があり、写真をめくる操作自体も楽しめる。もちろんエフェクトが不要な場合にはオフにすることも可能で、タッチパネルではなくボタンで操作することも可能だ。

PhotoPhoto PHOTO CRUISERは、タッチパネルで写真をぱらぱらめくりながら閲覧できる機能。タッチパネルでの操作性も良好だ。左が紙のページを繰るようなエフェクトの「ページ」、右は後からぐるっと回って前に表示される「サークル」
PhotoPhoto 左は直方体が回転するように写真が切り替わる「キューブ」、右は写真が手前に拡大されながらフェードアウトし、後から次の写真がフェードインする「フェード+ズーム」
Photo 4種類のエフェクトはメニューで切り替えられる

 こうしたエフェクトは、指の動きにしっかり追随する軽快さを実現しており、タッチパネルのユーザーインタフェースとしては快適な部類に入る。8Mピクセルの写真でも、もたつくことなく表示できるので、エフェクトはオフにする必要はないだろう。タッチ操作で写真の拡大・縮小などのズーム操作もできるほか、顔検出機能を使って人物の顔にズームアップする機能もあるので、写真を撮ったあと、表情を確認したいときなどにも便利だ。

全体の操作性も向上させたタッチパネルUI

 カメラ以外にも、タッチパネルを搭載したことでより便利になった機能が多数ある。前機種の「SH906i」でも、メールやフルブラウザ、ワンセグ、データBOX、マンガ・ブックリーダーなどではタッチパネルを使った操作ができたが、SH-03Aでは、これらの機能に加えて待受画面やミュージックプレーヤー、ドキュメントビューア、地図アプリもタッチで操作できるようにした。

 待受画面でタッチ操作が可能になったため、SH-03Aではビューアポジションのまま、ほとんどの機能が活用できる。端末を開き、ビューアポジションに切り替えるか、ビューアポジションで待受画面を表示した状態で画面にタッチすると、画面にタッチ操作専用のメニューが表示される。このメニューは指先で操作がしやすいよう、大きめのアイコンが用いられており、ここから呼び出せる機能はすべてタッチパネルでの操作に対応している。

Photo ディスプレイを表にして折りたたんだときや、横画面の待受時に画面にタッチすると、タッチパネル操作に対応した機能を呼び出せる

 メニューに用意されているのは「地図」「フルブラウザ」「ワンセグ」「カメラ」「メール」「データBOX」「LifeKit」「ミュージックプレーヤー」の8つ。さらにカメラは「静止画撮影」と「動画撮影」が選べたり、LifeKitでは「マンガ・ブックリーダー」「ドキュメントビューア」が選べたりと、第2階層のメニューも用意されている。データBOXは「マイピクチャ」「iモーション」「ワンセグ」のみがタッチ操作で表示可能だ。ちなみに「戻る」操作をするためのクリアキーは、本体側面の[プッシュトーク]キーに割り当てられている。

PhotoPhotoPhoto 左から「地図アプリ」「フルブラウザ」「ミュージックプレーヤー」。いずれも横画面とタッチパネルでの操作に対応。ドキュメントビューアもタッチパネルで操作できる

 タッチパネルでの操作は、非常に快適だ。SH906iと比べて、操作性が大く進歩しており、反応も良好。データBOX内の表示だけでなく、iモーションなどのコンテンツ閲覧時や、ワンセグのチャンネル切り替え時などにもタッチ操作が使え、指をスライドさせるとエフェクトとともに画面が切り替わるのが面白い。フルブラウザ使用時は指で自在にページのスクロールが行え、ドキュメントビューアではデータBOXの写真と同様にピンチ操作で拡大・縮小ができる。

 またメニューも指で操作しやすいように改良が加えられた。横画面表示の状態で、画面上の右上から左下、もしくは左上から右下に、対角線をなぞるように指を動かすと、サブメニューが呼び出せる。モードの切り替えや細かな設定変更などが横画面のままタッチ操作だけで行えるため、これまでよりも操作性が大きく向上している。メニューを呼び出す操作は、右上から操作しても左上から操作しても認識されるので、左右どちらの指でも操作しやすい。


 8MピクセルのCCDカメラとタッチパネルを搭載し、SH-01Aとはまた異なる個性を持ったSH-03A。これまでのケータイの操作性と、タッチパネルという新たなデバイスが融合して生まれた“日本のタッチパネルケータイ”として、多くのユーザーからの支持を集めそうだ。

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提供:シャープ株式会社
企画:アイティメディア営業本部/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2009年1月31日