「docomo PRO series」の中でも突出したスペックで注目を集めているのが、「ダブル・ワンセグ」や1000万画素CCDカメラを搭載する「SH-07A」と、薄さ9.9ミリのスリムボディに約4.1インチ液晶や1GHzのCPUを搭載する「T-01A」だ。ビジネスにも遊びにも役立つ、これら2機種の実力とは?
シャープ製「SH-07A」は、約3.3インチフルワイドVGA液晶を搭載し、サイクロイドスタイルでワンセグを楽しめる“AQUOSケータイ”。2008年冬モデルの「SH-01A」もサイクロイドスタイルを採用しているが、「SH-07A」はドコモ初の「ダブル・ワンセグ」を備えるほか、ブルーレイディスクレコーダーとの連携機能や1000万画素CCDカメラを搭載するなど、最先端の技術を採り入れた「docomo PRO series」にふさわしい機種といえる。
メインの視聴画面と子画面の2番組を同時に楽しめる「ダブル・ワンセグ」は、他チャンネルで放送中の番組を確認するのに便利な機能だ。ワンセグ視聴中にサブメニューの「2画面表示」をオンにしておけば、決定キーを押すだけでメイン画面と子画面が切り替わる。ザッピングして手軽に番組を探せるよう、子画面は小さく、メイン画面は大きく表示される。
「SH-07A」は裏番組の録画もできるので、録画をしながらほかの番組も見られる。「ダブル・ワンセグ」のおかげで頻繁に録画をするようになるだろうが、「SH-07A」は2Gバイトの内蔵メモリを備えているので、本体に最大約10時間40分の録画ができる。さらに録画したいのなら、最大16Gバイトまで対応しているmicroSDHCメモリーカード(別売)を利用すればよい。
このほか、各チャンネルで放送中の番組画像をサムネイル表示する「チャンネルビュー」も搭載している。
よくワンセグを視聴する人ほど音質も気になるところ。同梱のステレオスピーカー内蔵の卓上ホルダには、ドルビーラボラトリーズの音響技術「ドルビーモバイル」が採用されており、臨場感のあるサウンドでワンセグを楽しめる。もちろん、ミュージックプレーヤーやiモーションもドルビーモバイルで楽しめる上、同時に充電もできて一石二鳥だ。
ブルーレイディスクレコーダーに録画した番組を「SH-07A」に転送して見られるのも魅力だ。対応しているレコーダーはシャープの「BD-HDW40」「BD-HDW35」「BD-HDW32」(2009年6月現在)。まずレコーダーでお気に入りの番組を録画。次に「SH-07A」を卓上ホルダにセットし、付属のUSBケーブルを卓上ホルダとレコーダーにつなげると、録画番組が「SH-07A」に転送される。ケータイのワンセグでは見られないBSやCSの番組も転送可能だ。
ブルーレイディスクレコーダーから転送した映像の解像度にも注目したい。通常、ワンセグ映像の解像度は320×240ピクセルか320×180ピクセルだが、レコーダーから転送する場合、「高画質モード」をあらかじめ設定しておけば、640×360ピクセルという高解像度の映像が「SH-07A」に転送される。
ブルーレイディスクレコーダーで見ていた録画番組を中断して「SH-07A」に転送すると、中断した個所から番組が再生する「レジューム機能」もある。外出前に番組の視聴を中断しても、外出時に続きをワンセグで見られるというわけだ。
有効1000万画素のCCDセンサーを搭載した「SH-07A」のカメラは、コンパクトデジタルカメラに匹敵する実力を持つ。通常の縦画面では最大10メガサイズ、サイクロイドポジションの横画面では最大5メガサイズでの撮影に対応している。内蔵の2Gバイトメモリを使えば、たくさんの画像を保存できる。また、フォルダにパスワードを付ける機能もあるので、プライベートの画像などの保護にも便利だ。
さらに目玉となっているのが、最大ISO12800相当の高感度撮影だ。光のほとんどないシーンでも写せるほか、花火大会や夜景など、鮮明に写しにくい場面でも活躍する。子どもやペットなど、よく動く被写体の撮影にも向いている。ISO感度が高いとノイズが気になるが、「SH-07A」ではノイズを低減する画像処理エンジン「ProPix」を搭載しているのも見逃せない。
暗い場所で役立つ高輝度LEDフラッシュを搭載しているのも忘れてはならない。室内など暗く写りがちな場面での撮影に威力を発揮するのはもちろん、通常のミニライトとしても活躍する。
これだけ高性能なカメラは使いこなすのが難しく感じるかもしれないが、心配無用。「SH-07A」のカメラには「シーン自動認識機能」があり、撮影シーンの最適な設定を「SH-07A」が自動的に行ってくれる。シーンは「人物」「夜景+人物」「風景」「夜景」「料理」「文字」の6種類がある。もちろん手動でのシーン設定もできるので、初心者からヘビーユーザーまで満足できるはずだ。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2009年7月28日