手の中に収まる、コンパクトな高機能モデル――「SH-02B」の素顔(2/2 ページ)

» 2009年12月07日 11時00分 公開
[PR/ITmedia]
PR
前のページへ 1|2       

液晶を“生かす”TrueTypeフォントと“守る”カラーベールビュー

 SH-02Bの美しい液晶ディスプレイをより引き立てるのが、見やすくきれいなTrueTypeフォント。初期設定では「AXISフォント」が設定されている。このほか「LC太明朝」と「SHクリスタルタッチ」をプリインストールしており、好みに合わせて変更できる。

PhotoPhotoPhotoPhoto 設定メニューの「表示・ランプ・省電力」から「文字表示設定」を選ぶと、フォント(書体)設定にアクセスできる。出荷時はAXISフォントが設定されているが、LC太明朝とSHクリスタルタッチもプリインストールされているので、好みに合わせて変更できる

 シャープのメーカーサイト「SH-MODE」では、「シネマフォント」「TAポップ友」「朗太書体」「朗樹書体」「LC明朝」「LC細明朝」「LC楷書」「LC細楷書」「LCゴシック」「SHスリムタッチ」「SH角ポップ」「SHクリスタルタッチ」フォントも提供されている。SHクリスタルタッチを置き換える形でダウンロードすることになるが、文字を変えると端末全体の雰囲気も変わるので、気分や好みに合わせて変更したい。

PhotoPhotoPhotoPhoto シャープのメーカー公式サイト「SH-MODE」では、ダウンロード用のTrueTypeフォントを用意している。プリインストールされたもののほかにも多数の書体が用意されており、自由にカスタマイズできる

 美しく視野角の広い液晶は、逆に周囲からとても見えやすくもあるが、SH-02Bはのぞき見をブロックするカラーベールビューも備える。プリンストールされている画像やパターンのほか、データBOX内の静止画や、ダウンロードした画像をブロック画像として設定することも可能。こんなところにもカスタマイズの楽しみを提供している。

日本語入力システムはケータイShoin9にバージョンアップ

 日本語入力システムは、バージョンが上がってさらに進化した「ケータイShoin9」を搭載する。“9”での主な強化ポイントとしては、変換候補表示数が増えたこと、英数変換時の利便性が向上したこと、長文一括変換時の変換精度が向上したこと、文字を入力しながらの辞書検索(連携)に対応したことなどが挙げられる。

 ケータイShoin8では、変換候補は2段に分けて12個表示していたが、ケータイShoin9ではスペースを有効利用して、表示できるだけの候補を一覧で表示する。このため1画面で表示できる変換候補の数が増加しており、画面の切り替えなどをする回数が減っている。

 文字入力後に「英数変換」を実行したとき、時刻や日付などの変換候補を表示するようになったのはとても便利だ。例えば「あかあな」と入力し、英数変換を実行すると、「12月15日」「12時15分」「12:15」といった候補が出る。また、文節ごとに変換をせず、文字をある程度入力してから変換しても、少ない手順で正しい漢字に変換できるようになっている。

PhotoPhoto ケータイShoin9では、変換候補をスペースいっぱいに表示するようになった。また、英数変換を実行すると、日付や時刻が簡単に入力できる。「あかな」(1、2、5)と入力して変換すると、数字やアルファベットのほかに日付、時刻の候補が出る

 そのほか、変換候補を選択中に「辞書モード」を押せば、電子辞書を呼び出せる。国語辞典で候補を確定する前に言葉の意味を確認したり、そのまま辞書を和英辞典に切り替えて英語を入力したりもできる。

PhotoPhotoPhotoPhoto 新たに辞書が引ける「辞書モード」も搭載した。変換中の文字を和英辞書や国語辞書で検索して、その訳語や意味などを本文に入力できる。「はーと」を和英辞典で英文に変えて入力することもできる
PhotoPhoto 辞書モードは和英辞典で立ち上がる。「辞書切替」を選ぶと国語辞書になる。国語辞書では意味を選択して本文に入力できる

WORLD WING(3G+GSM)やBluetoothもサポート

 シャープのSTYLEシリーズのモデルでは初めて、GSMネットワークでの国際ローミングもサポートした。ドコモの端末ラインアップを見ても、3G(W-CDMA)での国際ローミングには対応しているものの、STYLEシリーズを中心にGSMにはまだ対応していない機種がある。その中で、しっかりGSM対応を果たした点は評価できる。

 ワイヤレスヘッドフォンで音楽を楽しんだり、ワイヤレスキーボードで文字を入力したり、あるいはワイヤレスでハンズフリー通話をしたりと、多彩な機器と無線で接続できるBluetoothを搭載した点も目を引く。HSP、HFP、A2DP、AVRCP、HID、DUN、OPP、SPPの各プロファイルをサポートしており、ワンセグの音声などもワイヤレスで聞ける。

Photo Bluetoothもサポートしており、HIDプロファイルを含むさまざまなプロファイルに対応している

Blu-ray Discレコーダー連携やGPSなどの便利機能も

 PRIMEシリーズのモデルでは標準搭載となっているBlu-ray Discレコーダーとの連携機能を備えるのもポイントだ。AQUOSブルーレイなどのレコーダーでドラマなどのテレビ番組を録画し、USBケーブルでレコーダーと端末を接続してmicroSDメモリーカードにデータを転送すれば、ワンセグよりも精細な映像(最大640×360ピクセル/30fps)で視聴できる。対応するBlu-ray Discレコーダーは、シャープ製には限定されていない。対応機種はドコモのWebサイト(http://www.nttdocomo.co.jp/service/entertainment/movie_transfer/)で確認できる。

 GPSも標準搭載しており、ダイヤルキーの右下に用意された[MAP]キーを長押しすると、自動的に現在地を測位して地図アプリで場所を表示してくれる。この[MAP]キーは、短押しすればGPSでの測位はせずに地図アプリを起動することもできる。道に迷いやすい人も安心できる機能だ。

 GPSでの測位データは、写真に追加することもできる。写真撮影時に、プレビュー画面で[MAP]キーを押せば、現在地の位置情報をExifデータに追加できる。データBOX内の位置情報付き写真は、表示中に[MAP]キーを押すことでiアプリを起動して地図を表示することも可能。お気に入りの場所やお店などを、位置情報付きの写真で記録しておくことができる。

 そのほかにも、5つの辞書が登録しておけるスマートリンク辞書や、Bluetooth対応PCとワイヤレス接続して、PCを遠隔操作できる「プレゼンアシスト」、豊かなサラウンドサウンドでワンセグや音楽の音が楽しめる「バーチャル5.1ch対応ドルビーモバイル」など、上位モデルに搭載されて好評を博した機能を多数装備。デザインだけでなく、機能の豊富さでもユーザーを驚かせてくれる端末に仕上がっている。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.


提供:シャープ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2009年12月21日