便利なのは嬉しいし、カッコイイデザインなのもいいが、仕事でケータイを使うなら、最も気になるのはやはり聞き取りやすさや話しやすさだろう。ケータイの電話で大事な商談がまとまる、ということもあるもの。そのとき、こちらの条件が相手にうまく聞こえていなかったら、あるいは相手の返事がよく聞き取れなかったら、すべて台無しになってしまう。ケータイで頻繁に電話をする人なら、ぜひSH-09B「トリプルくっきりトーク」に注目してほしい。
通話時に人の声を強調し、周囲の雑音やエコーを抑えるというこの機能。駅前など、騒がしい場所での通話時も、自分の声と周囲の声をしっかり区別して、相手にきちんと伝えてくれる。さらには、相手の声を抽出・強調して、聞こえやすくもしてくれ、「伝えやすく聞き取りやすい」状態で通話できるのだ。
――こう書くと、なんだか“当たり前”のように思えるかもしれないが、実際に他機種と聞き比べてもらえれば、その差をしっかり感じてもらえるはず。「聞きやすさや話しやすさにこだわってドコモケータイを使っている」というビジネスパーソンは多い。どうせこだわるのであれば、ケータイ本体の聞き取りやすさや相手への伝わりやすさにもこだわってみてはいかがだろうか。
もう1つ、SH-09Bにはぜひ注目してほしい機能がある。それは「アラーム連動スケジュール」だ。事前に登録したスケジュールがあれば、めざましのアラームを止めた際に、その日のスケジュールを表示してくれる。一日の始まりにその日のスケジュールを確認できれば、朝の過ごし方も変わってくるだろう。
めざましに関わらず、設定した時刻に鳴ったアラームを止めれば、同じようにスケジュールが表示される。「お昼に毎日、その日の残りスケジュールを確認」「家に帰ってやるべきことを、会社から帰る前に確認」など、ライフスタイルに合わせて、うまく活用してもらいたい。
デスクワークばかりで運動不足が気になる方にも、SH-09Bは役に立つ。さまざまなシャープ製端末にプリインストールされてきた健康管理サポートアプリ「KARADA TUNE」は、同機でも健在。歩数、体重、消費カロリーなどを、まるでゲームアプリのような画面で、楽しく管理できる。歩数や食事の履歴などに応じて、トレーナーキャラクターが、さまざまなアドバイスを提供してくれるのも魅力だ。
もう1つ、注目したいのが「i Bodymo」への対応だ。ドコモが力を入れる、新たな健康サービスである。毎日の運動・食事を簡単に記録でき、例えばSH-09Bを持ってウォーキングやジョギングをすれば、そのルートやペースなどを測定して、結果を蓄積・確認できる。KARADA TUNEと非常に似ているが、i Bodymoは月額157.5円の有料サービスなので、その点には注意したい。
面白いのは体力チェック機能だ。画面や音声の指示に従い、ケータイを持ってかんたんな運動を行うだけで、柔軟性や反応の早さなどを測定。消費カロリーや得点などを表示・記録できる。まさにゲーム感覚で、運動不足解消に役立つだろう。
また、食事の内容を毎日記録していくことで、栄養バランスやカロリーのチェックも可能。さらには、過去データなどを参考にして、栄養バランス的に最適な食事メニューを教えてくれたりもする。つまり、ケータイが、あなたのパーソナルトレーナーになるわけだ。
最近流行のスマートフォン。シャープもドコモから「LYNX SH-10B」というスマートフォンを発売している。その動向が気になるビジネスパーソンは多いだろう。しかし、スマートフォンにはいわゆる日本の「普通のケータイ」に当たり前にある機能が搭載されていない場合がある。その際たるものは、おサイフケータイだろう。
モバイルSuicaやEdyなどをはじめとしたおサイフケータイアプリは、どれも実に便利。それが使えないという理由で、スマートフォンへの乗り換えを躊躇しているという人もいるのではないだろうか。同じく、乗り換えを躊躇させるのが、「iモードを利用できない」ということ。長年ドコモで、さまざまな公式サイトを利用してきたユーザーにとっては、実に悩ましい問題だろう。
また、ビジネスでの通話利用が多い人にとっては、「手持ちで通話するのに適した形かどうか」という点も気になるところ。そして、電池の持ちも気がかりだ。スマートフォンは総じて待受け時間が短めである。短くなくとも、頻繁にアプリを立ち上げれば、自ずと電池は減っていく。しかし、電池の減りを気にして、通話を短く切り上げてしまっては、本末転倒だ。
とはいえ、スマートフォンにはスマートフォンならではの良さがある。とくに、ビジネスツールとして有用な多数のアプリを利用できるのは、大きな魅力だ。ならばいっそのこと、スマートフォンとケータイの“2台持ち”を始めてみてはどうだろうか。そして、スマートフォンのデメリットを補完する手段として、日本の“普通のケータイ”であるSH-09Bを使ってみては。
スリムなボディで持ちやすく、聞きやすさ、話いやすさも抜群の同機。待受時間は約500時間と十分で、おサイフケータイ、iモードももちろん利用可能。組み合わせとしては申し分ないだろう。「スマートフォンでビジネス系のアプリを利用し、通話はSH-09Bで」など、うまく使い分けてほしい。
“知的スリムケータイ”というキャッチコピーそのままに、見た目も中味も知的でスリムなSH-09B。必要十分な機能と使いやすさ、それにプラスされた、ビジネスツールとしてのさまざまな機能に魅力を感じる大人は多いはず。スマートフォンとの2台持ちも視野に入れつつ、ビジネスでケータイを活用する人には、要注目の1台だ。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2010年8月18日