普段はIS12SHで音楽を持ち歩きながら聴いているという人も、自宅では大きなスピーカーで聴きたいもの。IS12SHもスピーカーで再生はできるが、広い部屋で聞くには少々物足りない。そこでAQUOSで音楽を再生してみるのはどうだろう。操作自体は静止画や動画を再生するのと同じだが、音楽ファイルがmicroSDの「PRIVATE」→「SHARP」→「MTP」→「Music」フォルダ内に入っているか確認しておこう。入っていない場合は、PCやファイラー関連のアプリを使うなどして、ファイルを移動すればよい。さらにAQUOSのテレビに高音質のコンポなどをつないでいれば、より高音質で聴けるはずだ。
テレビのスピーカーから流れる曲なので音質も良く、本を読みながら、勉強をしながら、料理を作りながら、音楽を聴くと心地よい雰囲気になるだろう。ラジカセやコンポなどのオーディオ機器を持っていない人にもオススメの方法といえる。なお、スマートファミリンクで再生できるのは、自分でCDからリッピングしたMP3やWMAなどのファイルのみ。音楽配信サイトからダウンロードした著作権保護されたファイルは再生できない。
友達や家族と話しているときに「その話ならもっと詳しい情報がWebサイトに載っていたな」と思うことはないだろうか。そんなときにPCのある場所まで移動するのは手間だし、PCの画面もテレビほどは大きくないことが多い。でも皆で見るならAQUOSの大画面に表示できた方がいいだろう。AQUOSでもインターネット接続すればブラウジングできるが、よく見るサイトはスマートフォンにしかブックマークしていない……。そんなときにもスマートファミリンクの出番だ。IS12SHのブラウザをAQUOSに表示することができるのだ。
Webサイトをテレビ画面に表示できれば、家族や友達と集まって、食事に行く店や旅行先を皆で見ながら決める、というときに役立つ。スクロールやリンクへのアクセスは、AQUOSのリモコンから行える。リモコン操作はスマートフォンほどスピーディーではないが、いつも使っているリモコンなので、PCやスマートフォンの操作に慣れていない人がWebサイトを見るのにもちょうどいいだろう。
ここまではテレビが自由に使えるシーンを想定していたが、1人暮らしならともかく、家族と暮らしていると、誰かがテレビを占有していることはよくある。IS12SHのワンセグを楽しむのもいいが、やはりテレビは高画質で見たいもの。そこで今度はSmart Familinkの「AQUOS PHONEで楽しむ」機能を使ってみよう。この機能により、AQUOSブルーレイ内に録画しているテレビ番組を、IS12SHでも視聴できるようになる。
リアルタイムでテレビが見られない場合はもちろん、番組終了後も家族がテレビから離れてくれない……というときに活用したい。テレビから離れた部屋やベッド脇で見たり、ゴロゴロと寝転がりながら番組を見たりできるのは、スマートフォンならではだ。
以上、スマートファミリンクを使ったワンシーンを紹介してきた。設定が簡単なうえ、AQUOSやAQUOSブルーレイ側の操作がほぼ不要ということをご理解いただけただろう。これまでの家電連携は家電側の設定が難しく、デジタル機器に強い人向けという印象が強かったが、AQUOS PHONEのSmart Familinkアプリでは画面の指示に従うだけで目的の機能を使用できる。そんな「ちょっと快適」の積み重ねが、ユーザーのライフスタイルを、より楽しいものに変えてくれるだろう。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2011年7月19日