ちえさん 個人的に気に入っているのが、省エネ設定の「おやすみ省エネ」。寝ている間にデータ通信まで切れる設定があるのが、すごくうれしいです。「私の安眠を邪魔してくれるな」という気持ちがあるので、省エネというより夜に電話が鳴らないことの方がうれしいんです。
―― 時間を設定できて、自動で省エネ設定に変わるんですね。
ちえさん フィーチャーフォンだと自動電源オン/オフ機能もあるので、そこまで行ってくれると、さらにうれしいんですけどね。
反対に、アラームはもうちょっと簡単に出せるといいですね。「時計」に統合されちゃっているから、どこにあるか分かりにくいですね。
―― 世界時計なんかと一緒ですね。
ちえさん アラームやタイマーは単独でもいいんじゃないかと個人的には思います。カップラーメンにお湯を入れたけど、どうしようとか思っちゃいますから(笑) アラームの設定が10件というのは、結構多いですね。鳴動時間やスヌーズの間隔、繰り返し設定とかもできて、フィーチャーフォンと同じように設定できるのはいいですね。
―― SH-13Cにはいろんなアプリがプリインストールされていますが、気に入ったアプリはありましたか。
ちえさん 普段、内蔵アプリはあまり使わないんですが。「mixiSH」はmixiの公式のアプリより使いやすい気がします。
―― 更新情報がすぐ分かりますよね。
ちえさん 日記も簡単に書けるし、シンプルです。フィーチャーフォンでmixiをやっている人は多いと思いますが、スマートフォンでmixiをするなら、このアプリはオススメです。あと、「撮る家計簿 Photoマネー」もけっこう使えるなと思いました。レシートをカメラで撮って読み込むんですが、かなり細かいところまで読み取っていました。壁紙は、もう少しかわいいものがあるとうれしかったですね。
―― このあたりは他のシャープ端末と同じようですね。
ちえさん 結局、アプリに関しては、ドコモマーケットがどれだけ見やすくて、魅力的なアプリを紹介してくれるかだと思います。Android マーケット からだと、欲しいアプリが決まっていないと探せないですもんね。
―― ちえさんは、どこからアプリの情報を仕入れていますか。
ちえさん Android 向けアプリの紹介をしているWebサイトが多いですね。あとは、クチコミとか友達や家族が使っているアプリを教えてもらう。でも、初心者の方が1人ではなかなか探せませんよね。こまめにアプリの紹介サイトを見て、実際に使った人のレビューを読んで内容をチェックするのが基本だと思います。
―― シャープのメーカーサイト「GALAPAGOS SQUARE」と併用すると、いいアプリを手軽に探せそうですね。
―― SH-13Cはスマートフォン初心者でも使いやすいと思いますか?
ちえさん 多くの人は、メールとネットがメインだと思うので、そのアイコンが最初からホームにあるし、十分使いやすいと思います。アドレス帳もフィーチャーフォンと同じ「あかさたな」ソートで見られるので、Android 搭載端末向けのアドレス帳の中では頭ひとつ出ている気がします。
―― 海外モデルのアドレス帳で採用されている検索用のバーは、狙った場所に合わせにくくて使いにくいですよね。
ちえさん フィーチャーフォンから移行する人には、こっちの方が使いやすいと思います。
あと、本体のメモリ容量(RAMとROM)が大きいのもいいですね。アプリをたくさんインストールすると動作が不安定になりますけど、メモリに余裕があると割と大丈夫なので、メンテナンスしない初心者ほど、メモリ容量が大きいモデルを選ぶべきだと思います。優先インストール先を設定してmicroSDカードにもアプリをインストールできますけど、そもそも初心者はインストール先を選んだりしないですよね。
―― あまり気にしないでしょうね。
ちえさん それに私、過去に1度microSDをクラッシュさせちゃったことがあって、それ以来、外部メモリへのインストールはあまりいいイメージがないんです(笑)。
―― それはそれは。
ちえさん 「外部メモリにはアプリをインストールしない」ということがTipsで紹介された端末もあるくらいで、そういう過去もあって、アプリは本体メモリにインストールしたいんです。なので、内蔵メモリは一番気にします。
―― では最後に、これからスマホデビューする人たちに向けて、アドバイスをお願いします。
ちえさん フィーチャーフォンから移ってくると、まず、これまで普通にできていたことが、スマートフォンでできなくなるのが一番不便に感じる部分ですが、そこで使うのを諦めてしまうのはとても残念なことだと思います。このSH-13Cはフィーチャーフォンのようにマナーモードの設定も簡単にできますし、伝言メモの機能もあります。スクロールバーから出る通知画面で電源管理もできて、普段使う機能は一カ所にまとめてくれています。スマートフォンを使っていく上で、最低限必要な機能は迷わず使えると思います。
電話機としての使い勝手をよくして、Webなどで調べながら好きなアプリをダウンロードして増やしていけば、自分なりの楽しい使い方ができるでしょう。
―― フィーチャーフォンから、それほど抵抗なく移行できそうですね。本日はありがとうございました。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2011年8月28日