「HDステーション」で小型PCになる? オプションで広がる「MOTOROLA PHOTON ISW11M」の可能性とは+WiMAXとデュアルコアプロセッサを徹底活用(1/2 ページ)

「MOTOROLA PHOTON ISW11M」に欠かせないオプションが「HDステーション」だ。WiMAXの高速通信とデュアルコアプロセッサによる高い処理能力を備え、さらに周辺機器との組み合わせでPC代わりにもなる。そんな新感覚スマートフォンでできることをチェックした。PHOTONとHDステーションがあれば、もはやPCは不要!?

» 2011年10月18日 09時30分 公開
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 この秋、auから登場したモトローラ・モビリティ製のスマートフォン「MOTOROLA PHOTON ISW11M」(以下、MOTOROLA PHOTON)は、auの+WiMAXに対応し、デュアルコアプロセッサを搭載したハイエンドな端末。高速通信と高速処理の“ダブルスピード”により、サクサクとネットにつながって、スルスルとタッチ操作ができる。OSにはAndroid2.3を採用し、メールやWeb、写真や動画、音楽を楽しむといった日常的な操作が快適にこなせるのはもちろん、オプションの周辺機器を組み合わせることで、Androidスマートフォンに新しい使い方をプラスアルファできる。早速、MOTOROLA PHOTONが持つ多彩な使い方の一端をのぞいてみよう。

ベッドサイドにうれしい「ウィジェットクロック」モード

photo 「ウィジェットクロック」モードの「MOTOROLA PHOTON ISW11M」

 ケータイに比べて画面サイズの大きいスマートフォンは、写真や動画のビューワーとしても優れている。これはスマートフォンユーザーなら誰もが感じていることだろう。中でもMOTOROLA PHOTONは、大画面4.3インチ(540×960ピクセル)の高解像度qHD液晶を搭載し、写真や動画を美しく表示できる。また、下り最大40Mbps/上り最大10Mbpsと高速なWiMAX通信に対応し、クラウドにアップされた写真や動画も、ローカルデータと同じように扱える点もうれしい。さらにデュアルコアプロセッサを搭載しているため、高画質な動画の描画もスムーズ。さまざまなリッチコンテンツを、思う存分楽むことができる。

 ただ、いくら大画面で見やすいとはいっても、ずっとスマートフォンを手で持っているのは疲れる。かといって机の上に置いてしまうと、ディスプレイが見えにくい。そこでMOTOROLA PHOTONの背面には、スマートフォンをちょうど良い角度で立てかけられるキックスタンドが備え付けられている。スタンドを引き出すことで液晶画面を絶妙な傾斜角に固定できるだけでなく、スピーカーの音もきれいに反響して、最適な環境で動画を楽しめるわけだ。

 キックスタンドをオープンすると、MOTOROLA PHOTON独自の「ウィジェットクロック」モードが起動する。これは、文字通り液晶画面に大きなデジタル時計を表示できるモードで、タイマーやアラームといった機能が備わっているほか、ワンタッチでディスプレイの輝度を落とすこともできる。ベッドサイドには目覚まし時計でなくスマートフォンを置いている――というユーザーには、うれしい機能だ。

photophoto 背面に収納式のキックスタンドを搭載。動画を見る際に引き出して、横画面のほどよい角度にホールドできる。卓上に設置して、長時間の動画視聴が可能だ

photophotophoto スタンドを引き出すと、画面に起動機能を選択するメニューが表示される。ここで「ウィジェットクロック」を選択すると、ウィジェットクロックモードが起動し、中央に大きめの時計が表示される。画面左にはウィジェットクロックモードを閉じる、アラーム&タイマー設定、ディスプレイ輝度のオン/オフの3つのボタンが並ぶ。アラームは複数設定や繰り返し設定が可能だ

撮影した動画を大画面で、よりきれいに楽しめるHDMI出力に対応

 MOTOROLA PHOTONには、PCと接続してデータ転送したり充電に使用するMicro USB端子があるほか、映像&音声を薄型テレビなどに出力できるMicro HDMI端子が搭載されている。HDMI経由で画面を出力すれば、リビングにあるテレビなどの大画面で写真や動画を楽しめるだけでなく、対応ディスプレイやプロジェクターなどのプレゼンテーションにも応用できる。

 HDMI出力の使い方は簡単で、MOTOROLA PHOTONにMicro HDMIケーブルを接続し、一方をテレビなど対応機器につなぐだけ。キックスタンドのオープン時と同様に、HDMI出力を検知して、画面出力時の選択メニューが表示される。

 ここで表示される「ディスプレイのミラーフォーン」は、スマートフォンの画面をそのままディスプレイに表示するモード。スマートフォンで見ている画面をそっくりそのまま出力できるので、いろいろなアプリを使用できる。本機にプリインストールされている「Quickoffice」をはじめ、オフィス系アプリでPowerPointデータを表示させれば、スライドを使ったプレゼンテーションも可能だ。

photophoto HDMIケーブルをつなぐと選択メニューが開く。「ディスプレイのミラーフォーン」では、スマートフォンのホーム画面をまるごとテレビに出力できる。ほかに、写真やビデオを出力できる「ギャラリー」、音楽を出力できる「音楽」の各機能も選択可能

photophoto 「MOTOROLA PHOTON」には有効約800万画素のCMOSカメラが搭載されていて、720pのハイビジョン動画の撮影が可能。さらに撮影した動画はHDMI出力する際に1080pに拡大される。よりきれいな動画をテレビの大画面で楽しめるというわけだ

スマートフォンがPCになる新発想 「Webtop」がスゴイ!

 MOTOROLA PHOTONがほかのスマートフォンと違うのが、モトローラ・モビリティからオプションとして販売される「HDステーション」の存在だ。一見すると充電用の卓上ホルダに見えるが、背面にMicro HDMI端子を備え、ステーション経由でテレビなどへ画面を出力できる。もちろんMOTOROLA PHOTONの充電も同時に可能だ。ほかにUSB端子やスピーカー出力も備えていて、卓上ホルダや充電クレードルというより、まるでPCのポートプリケーターだ。

photophoto 前から見るとごく普通の卓上ホルダに見える「HDステーション」。背面にはMicro HDMI端子をはじめ、3つのUSB端子とスピーカー出力用端子を搭載し、スマートフォン用のクレードルとは思えない拡張性を備えている。専用のACアダプターを接続すれば、充電しながらモニター出力が可能。10月21日、大手家電量販店やインターネットショップで発売予定だ。HDステーション、HDMIケーブル、赤外線リモコン、ACチャージャーのセットで価格はオープンプライス(店頭想定価格は税込8800円)
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 さて、このHDステーションにはもう1つ大きな秘密が隠されている。MOTOROLA PHOTONとHDステーションを組み合わせると、「Webtop」という新機能が利用できるのだ。これはLinuxベースの独自デスクトップ環境であり、いわばスマートフォンの中に眠る“もう1台のPC”と言える機能。画面はHDMI接続した外部モニタに表示し、大画面・高解像度でデスクトップ環境を利用できる。

 Webtopは、テレビなどとHDMI接続したHDステーションに、MOTOROLA PHOTONをセットすると起動。初期設定の「モバイルビュー」モードでは、画面の左側にスマートフォンの画面をそのまま表示し、右側にプリインストールされているFirefoxのブラウザが並ぶ。下にはショートカットアイコンが並んだパレット型のランチャーが用意されていて、ここからよく利用する機能やサイトを呼び出せる。パッと見た感じは、スマートフォンの画面が表示された、PCのデスクトップといった雰囲気だ。

photo これが「Webtop」の画面。左にモバイルビュー、右にFirefox、下にパレット型ランチャーという構成になっている。マウスポインタを動かして操作する点はPCと変わらない

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