ディスプレイ、デュアルコア、カメラ――「AQUOS PHONE SH-01D」の魅力を解剖する(2/2 ページ)

» 2011年12月02日 09時30分 公開
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光学手ブレ補正に対応した12.1メガカメラ

 カメラはシャープ独自の画像処理エンジン「ProPix」を搭載した約1210万画素CMOSのアウトカメラと、約32万画素CMOSのインカメラを備えている。アウトカメラでは階調豊かでノイズが少ない写真を撮影でき、プリントしても問題ない。まさにデジカメと同じ使い方ができる。

photophoto 約1210万画素のアウトカメラと約32万画素のインカメラを搭載

 デジカメ並みという意味では「光学手ブレ補正」に対応した点も見逃せない。ジャイロセンサーを使うことで上下方向、回転方向の手ブレを、画質劣化の少ない形で補正する。従来機種では「電子式手ブレ補正」を採用していたため、ISO感度を上げて画像の切り出しや合成を行うなど画質劣化があり、補正効果は少なかったが、光学手ブレ補正ならその心配はない。特に威力を発揮するのが夜景の撮影だ。暗い場所の撮影は手ブレしやすく、だからといってISO感度を上げるような方法ではノイズも目立つ。光学手ブレ補正だからこそキレイに撮れるのだ。

 SH-01Dでは裏面照射型CMOSセンサーを採用している点にも注目したい。従来のCMOSセンサーには受光センサーの上に配線層があるため、受光面全体で光を受けられず感度が下がりやすかったが、裏面照射型なら受光面と配線層を入れ替え、受光面の裏側から光を直接取り込むので、十分な光を受けられる。薄暗い環境でもノイズを押さえた高感度な写真を撮影でき、室内や夜景の撮影に威力を発揮する。

 動画はフルHDサイズ(1920×1080ドット)までの撮影をサポートしている。このときも光学手ブレ補正が有効だ。動画の場合は特に動きのある被写体を追いかけるので、どうしてもブレやすくなるが、光学手ブレ補正ならレンズ部分の揺れを抑えてくれる。

photophotophotophoto 左端が光学手ブレ補正オンで撮影した夜景。同じ被写体を光学手ブレ補正なしで撮影したのが左中。もちろん光学手ブレ補正なしでもキレイに撮れることはあるが、ブレる危険性を減らすなら光学手ブレ補正は有効にしておきたい(写真=右中、右端)

 これらの撮影機能に、スマートフォンならではの便利機能と遊び心が加わっている。まずは「スロービデオカメラ」。これは動画を撮影して4分の1の速度で再生できるカメラ。撮影時間は5秒で、VGAサイズに固定されるが、ペットやゴルフのフォームチェックに便利。何気ない動画もこの機能で撮ると面白くなりそうだ。

 トイカメラ風の写真が撮れる「魚眼カメラ」と「ミニチュアライズカメラ」も面白い。魚眼カメラはまさに魚の目で見たように、被写体が丸く写り、子どもや動物を撮ると楽しい。また景色を撮影しても不思議な写真になるので試してほしい。ミニチュアライズカメラでは、街並みなどがおもちゃのように撮れる。

photophoto カメラ画面でツールボタンをタップすると各種設定を選べる。「カメラ切り替え」でスロービデオカメラ、連写カメラ、3D写真、魚眼やミニチュアライズカメラに切り替えられる(写真=左)。魚眼カメラで夜景と同じ被写体を撮影してみた。キレイな夜景写真が今後はユーモラスな1枚になる(写真=右)

 従来のシャープ製スマートフォンやケータイで使えた機能も多数用意されている。「ラクラク瞬漢/瞬英ルーペ」では文字を写して読みや英訳が分かる。個人検出やペット検出も可能だ。シーン自動認識でいつでも最適な設定で撮影できるうえ、3D写真ももちろん撮れる。これらの写真は「ピクチャー」で確認できるが、これまでに述べてきたとおり、サムネイルの表示が快適で、画面も大きいので、写真を見るのも楽しい。スライドショーの機能もあるので鑑賞にもピッタリだ。

派手さだけじゃない、小技の効いた機能にも注目

 シャープ製のスマートフォンといえば、細部にまで工夫のある作りにも定評がある。SH-01Dではこうした使いやすさにも、さらに磨きがかけられている。例えば文字入力では、フリック入力対応の「12キー」「QWERTYキー」そして「手書き入力」が加わった。文字入力方法の切り替えも分かりやすくなり、文字入力で戸惑うこともなさそうだ。手書き入力の精度も良く、ひらがなはもちろん漢字、英字もサクサクと書いて正確に認識する。複数の文字を続けて書いても認識できるので、入力も高速化できる。

 また「フォントマネージャー」もメーカーサイトに用意されており、これをインストールしておけばお気に入りのフォントに変更できる。フォントはAndroid マーケットで入手できる(有料)ので、いろいろ探してみるのもいいだろう。

photophotophoto 「12キー」(写真=左)で左下のボタンを長押しすると「QWERTYキー」(写真=中)に切り替わる。手書き入力は変換候補も表示されるので、一発で変換できなくても高い確率で入力したい文字が候補に挙がる(写真=右)

 優れたUI(ユーザーインタフェース)も魅力だ。ステータスパネルを開くとWi-Fiをはじめとした多くの機能のオン/オフや端末の状態の確認ができる。ロック画面には着信などの通知アイコンが表示され、これを上にスライドするとロックを解除しつつすぐに各機能が起動する。またデュアルコアCPU搭載とはいえ、不要なアプリは終了しておきたいもの。そんなときには「起動中アプリのすべて終了」が便利だ。ホーム画面はドコモが提供する「docomo Palette UI」とシャープ独自の「ホーム」の2種類を用意。シャープのホームでは、ホーム画面に設置したアプリアイコンをドラッグ&ドロップで重ね合わせてフォルダを作成できるようになった。

photophotophoto ロック画面には着信通知が左下に表示されている。これを上にスライドさせればそのままロックが解除され、着信履歴が表示される(写真=左)。ホーム画面から簡単にフォルダを作成できる。フォルダ内のアプリがフォルダに最大4つ表示されるのも便利だ(写真=中、右)
photophoto ホームキーを長押しすると、起動中のアプリが表示される。各アプリを終了させるだけでなく「すべて終了」を選んでワンタッチでアプリを一括終了できる

 アドレス帳には独自の「SH電話帳」が用意されている。検索機能が充実しており、五十音で人物検索をしたり、グループごとに検索したりできる。最近はSNSでの交流が増えて、アドレス帳に登録している人が増えたという人も多いだろう。検索機能が充実しているのはありがたい。

 これまでのシャープ端末と同様、「音量ダウン」キーの長押しでマナーモードに切り替わる機能もある。ステータスパネルでもマナーモードの設定はできるが、やはりワンタッチで設定できる方がありがたい。音量ダウンキーを使う場合、画面ロックを解除しなくてもマナーモードのオンとオフを切り替えられる。なお、docomo Palette UI設定時は、ロック解除画面の表示中のみ音量ダウキーからマナーモードを切り替えられる。

photophotophoto グループ検索の画面。他にも誕生日順に表示したりできるのが「SH電話帳」だ(写真=左)。ロック画面で音量ダウンキーの長押しをしたところ。画面右上にマナーモードの表示が出ている。画面をいちいち表示しなくてもすぐにマナーモードにできる(写真=中)。音量ダウンキーの長押しでもマナーモードを設定できる(写真=右)

 他にもWi-Fiのテザリング(アクセスポイントモード)や、ホームネットワークの利用に便利な「スマートファミリンク」、Bluetooth 3.0+EDR対応、歩数計、「電源キー」+「ホームキー」による「スクリーンショット」機能、さらにはドコモ提供の「dマーケット」や「ドコモ地図ナビ」など多彩な機能やサービスに対応する。歩数計は、現在の歩数が一目で分かるウィジェットホーム画面にを設置できる。これまでシャープ製スマートフォンを使っていた人はもちろん、ハイスペックスマートフォンを狙っているユーザーにも、ぜひ購入してほしい1台だ。

photophoto Wi-Fiのテザリングは他機種と同じ流れで設定できる。「設定」→「無線とネットワーク」→「ポータブルアクセスポイント」→「ポータブルWi-Fiアクセスポイント」にチェックを入れればOK。ドコモの広いエリアを使って、ノートPCやポータブルゲーム機などのWi-Fi対応機器の通信が可能だ(写真=左)。家電連携と聞くと難しそうに感じるが、「Smart Familink」のアイコンをタップすれば、あとは画面に従って家電との接続ができる。大きなテレビでSH-01Dの動画や写真を見たり、AQUOSブルーレイの録画番組をSH-01Dで見たりできる(写真=右)
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