デュアルコアCPUやULTRA SPEED対応など、ハイエンド端末として充実した機能を備えるシャープのソフトバンクモバイル向け端末「AQUOS PHONE SoftBank 102SH」。その魅力を、読者調査から浮かび上がってきた「ユーザーがスマートフォンに求める機能」と照らし合わせながら探ってみよう。
各社から新製品が続々登場し、ラインアップが一気に拡充したAndroidスマートフォン。今まさに、機種選びに頭を悩ませているという人も多いだろう。そんな人にぜひ注目してもらいたいのが、シャープのソフトバンクモバイル向け端末「AQUOS PHONE SoftBank 102SH」だ。
102SHは、デュアルコアCPUや大画面・高精細の4.5インチHD液晶の搭載、高速通信サービスULTRA SPEEDへの対応など、スマートフォンの中でも充実したスペックを誇る高機能モデルだ。しかし一方で、こうした機能が本当に求められているものか、疑問に思う読者もいるかもしれない。
そこで今回、ITmediaでは読者アンケートを実施し、ユーザーがスマートフォンに何を求めているのかを実際に調査した。果たして、ユーザーが求める“理想の端末”とは一体どのようなものか――102SHの魅力とも照らし合わせながら、“今欲しいAndroidスマートフォン”の姿をひも解いていきたい。
今回のアンケートではまず、ITmediaの読者に対して「スマートフォンを選ぶ際に決め手となるポイントは何か」を選択形式で聞いてみた。
その結果、重視するポイントとして最も票が集まったのが、「動作の機敏さ、処理の速さ」だった。
スマートフォンの快適な動作を表すものとして、「サクサク感」という言葉がよく使われる。アプリの起動や画面のスクロールなど、端末を使う上でのさまざまな動作に対して使われる言葉だ。そして、このサクサク感を左右する重要な要素の1つが、CPUの性能である。シャープもこの要素を重視し、102SHに高性能なCPUを組み込んだ。
102SHが搭載するのは、Texas Instrumentsが開発した1GHz駆動のデュアルコアチップセット「OMAP4430」。複数のタスクを並列処理できるよう、CPUに2つのコアを搭載し、処理性能の向上を図っているのが特徴だ。ピンチやスクロールといった操作はもちろん、情報量の多いWebサイトの表示、地図や動画の描画など、さまざまな場面でデュアルコアがその威力を発揮し、ユーザーが求めるストレスのない操作性=サクサク感を実現してくれる。
どのくらいサクサクしているのかを示す目安として、今回はアプリ「Quadrant Standard Edition」を使用したベンチマークテストを実施した。このスコアは「CPU」「メモリー」「I/O」「2D」「3D」といった各種能力を総合的に評価したもの。結果を見ると、例えばアプリにプリセットされている「HTC EVO 2.2+」のスコアと比べると、約2倍の結果となっていることが分かる。
スマートフォンで重視するポイントとして、2番目に多かった回答は「バッテリーの持ち」だ。CPUや液晶といったポイントに比べると、若干地味な要素にも思えるが、非常に重要なポイントである。今回の調査では、スマートフォンをすでに持っているユーザーに対し、「スマートフォンの不満点」もたずねているが、このアンケートでダントツ1位の回答となったのが、「バッテリーの持ち」なのだ。
PCのように高負荷な処理をこなし、通信機能を多用するスマートフォンでは、従来型のケータイに比べバッテリーの消費が激しくなる傾向がある。不満点1位に「バッテリーの持ち」が挙がったのは、こうした課題をユーザーが経験した上で、バッテリーの持ちが良い端末を切望していることを示している。シャープもこうしたニーズに応えるべく、新機能を102SHに搭載した。
102SHでは、まず1520mAhと大容量のバッテリーを搭載していること自体が1つの電力消費対策なのだが、これに加え今回、省電力設定の「エコ技」機能を搭載していることに注目したい。同機能は、バックライト制御や画像処理、アプリ起動時の電力使用などを自動抑制することで、無駄なバッテリー消費を低減してくれるものだ。
さまざまな方法で省電力化を図るエコ技機能だが、ユーザーの操作はいたって簡単だ。状況に合わせて「通常」「技あり」「お助け」の3つのモードを切り替えるだけで、電力消費を抑えることができ、バッテリーを長持ちさせられる。
例えば「技あり」モードでは、バックグラウンドのアプリの不要な動作を制限する「省エネ待受」などの機能により、技ありモードと通常モードの比較で約1.6倍の省エネ効果が得られる。また、旅行などで「バッテリーの持ちを最大限延ばしたい!」という時には、「お助け」モードで電力消費に関連するすべての項目を省エネ仕様にできるのだ。
第3位には「液晶のサイズや画質」がランクインした。最近はスマートフォン向けの電子書籍やビデオオンデマンドといったビジュアル重視のサービスが充実してきているが、その体験の良し悪しを左右するのはやはりディスプレイの美しさであり、ユーザーもこの点を重視しているということだろう。
102SHは、4.5インチと大画面かつ1280×720ドット(329ppi)の高精細なHD液晶ディスプレイを搭載。色彩表示は1677万色に対応し、細部までリアルかつ自然な色を再現することができる。動画や写真はもちろんだが、大画面&高精細のメリットはWebサイトの閲覧やマップの表示でも実感するはすだ。4.5インチの大画面は一覧性に優れ、かつ高精細なので建物が密集するエリアでも路地の一本一本まではっきり視認することができる。また、周囲の明るさにあわせて明るさやコントラストを調整する機能があり、屋外環境でも画面が見やすいのも特徴となっている。
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提供:シャープ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2012年1月15日