NOTTVから基本性能まで――バランスに優れた「AQUOS PHONE SH-06D」の実力を徹底検証(2/2 ページ)

» 2012年04月05日 09時30分 公開
[PR/ITmedia]
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「エコ技」で無駄な電力消費を抑える

photo 1520mAhのバッテリーを装備している

 NOTTVの番組を長時間視聴し続けると、バッテリーをかなりの勢いで消費する。SH-06Dは1520mAhの大容量バッテリーを搭載しているが、不必要なところで無駄な電力を消費することは極力避けたい。そのためには、電力消費の自動制御によりバッテリーの持ちを延ばせる「エコ技」機能を利用するのがお勧めだ。

 エコ技設定では「通常」「技あり」「お助け」の3つのモードを選ぶことができ、それぞれのモードで無線LANのオン/オフや画面の明るさ、バックライト点灯時間などを自分のスタイルに合わせて調整できる。「通常」モードから、省エネしながらも快適な操作はキープする「技あり」モードに切り替えることで、待受時間が最大約190%にアップする(シャープ調べ)。環境に合わせてディスプレイの明るさを変える自動調整機能や、「エコバックライトコントロール」を活用することで、美しく見やすく表示しながら電力消費を抑えられる。

photophotophoto 初期状態の設定を維持して機能性を優先する「通常」、省エネを行いながら快適な操作性を維持する「技あり」、できるだけ電力の消費を抑える「お助け」の3モードから選んで設定できる(写真=左)。「編集」から自分の好みで設定を微調整できる(写真=中)。画面消灯時にバックグラウンドで動くアプリを停止できる「省エネ待受」を利用できるのも特長の1つ。停止するアプリは設定で変更できる(写真=右)
photophotophoto 指定したバッテリー残量になると自動的に省エネ設定になる「電池残量切替設定」(写真=左)。時刻に合わせて設定を自動的に切り替える「タイマー設定」も利用できる(写真=中)。画面の明るさ設定で「エコバックライトコントロール」や「明るさを自動調整」をオンにすることで、若干の省電力が可能(写真=右)

基本の使い勝手も優秀、UIも使いやすく進化

 毎日使っていると、携帯電話やスマートフォンとしての使い勝手の良さにも気付かされる。

 まず、アドレス帳がケータイと同様に「あかさたな〜」タブを切り替えて表示できるタイプで使いやすい。タブ式のアドレス帳はケータイではごく普通だが、スマートフォンでは縦スクロールで操作するタイプが多く、慣れないとデータを探しにくい。タブ式だと、相手を探して電話をかける操作がずいぶん楽に感じられる。

 また、マナーモードのオン/オフが、本体サイドの下キー長押しで簡単にできるのもうれしい。SH-06Dではロック解除画面が表示されているときに音量下キーを長押しすると、マナーモードを切り替えられる。マナーモードの切り替えは画面のタッチ操作で行うモデルがほとんどだが、この方法だとたいていは両手での操作が必要になる。サイドキーの長押しなら片手でOK。電車に乗った際などに、サッとマナーモードに切り替えられるのは快適だ。

 マナーモードやWi-Fi、Bluetooth、GPSなどのオン/オフ切り替えは、ステータスバーから引き出せる通知パネルでも可能だ。シャープ製のスマートフォンは通知パネルのボタンが充実しており、他のアプリを使っているときでも、いつでもサッと表示させて切り替えられる。電源管理系のウィジェットは必要ないだろう。

photophoto アドレス帳アプリは、ケータイでおなじみのタブ式。縦スクロール式よりも目的の人を探しやすいだろう(写真=左)。マナーモードやWi-Fi、Bluetooth、GPSなど、多彩な機能のオン/オフ切り替えが通知パネルから可能。アプリを起動しているときでも、素早く表示させて切り替えられるのが便利(写真=右)

 これ以外にも、SH-06Dにはケータイで好評だった便利機能がたくさん引き継がれている。定番の赤外線通信機能、ワンセグ、おサイフケータイの3つは、多くのスマートフォンが対応するようになっており、ケータイから乗り換える多くの人にとって必要な機能だろう。防水・防塵性能も、いざというときのことを考えると安心だ。雨の日や濡れた手でも、特に意識することなく使えるのが嬉しい。

 シャープ端末ならではの画面フィルター機能「カラーベールビュー」にも対応している。スマートフォンは画面が大きく、それだけ他人からのぞかれやすいが、この機能を使えば、混雑した電車の中などでものぞき見を防げる。電源キーとホームボタンを同時にプッシュして、スクリーンキャプチャが撮れるのもシャープ製スマートフォンの人気機能だ。スマートフォンの話題をブログにアップしたり、地図をキャプチャしてメモとして保存したりと、さまざまな活用ができる。ただしNOTTVのコンテンツはキャプチャは撮れない。

photophotophotophoto 赤外線通信で画像、音楽、動画、アドレス帳データ、プロフィールを送受信できる。「赤外線送受信」アプリから送受信、各アプリのメニューから送信が可能だ(写真=左端、左中)。多彩なおサイフケータイのサービスを利用できる(写真=右中)。ベールビューはステータス画面からワンタッチで設定できる(写真=右端)

 初期状態ではホーム画面にdocomo Palette UIが設定されているが、「設定」→「アプリケーション」→「ホーム切替」→「ホーム」から、シャープ独自のホーム画面に変更できる。この「ホーム」のアプリトレイで、最大12個のジャンルで保存されたアプリを管理できる「アプリトップメニュー」がまず表示される(オフにもできる)。このメニューのスタイルや最初に設定されているジャンルはケータイらしくて見やすく、アプリが増えてくると探しやすい。1ページあたりに配置できるアプリの数やスクロール方向、テーマ(色)を変更できるなど、カスタマイズ設定も豊富だ。両方のホームアプリを使ってみて、自分に合う方を設定するといいだろう。

photophotophotophoto シャープ独自の「アプリトップメニュー」。グループ分けがケータイ的で初めてスマートフォンを使う人でも分かりやすいだろう(写真=左端)。アプリ一覧でアイコンを長押しすると、配置変更やホーム画面への貼り付けができる(写真=左中)。ホーム画面に貼り付ける際は、空いているスペースがアイコン1つ単位で表示されて分かりやすい(写真=右中)。アプリ一覧のテーマ変更も可能。グリーン、ピンク、ホワイト、ブルー、ノーマルを用意(写真=右端)
photophotophotophoto スクロール方法(縦か横)とレイアウトの変更(アプリの配置数)もできる(写真=左端、右中)。初期状態では「docomo Palette UI」が設定されている。アプリ一覧は上下にスクロールする(写真=右中、右端)

 AQUOS PHONE SH-06Dは1.2GHzデュアルコアCPUのおかげで、大きなデータを扱うモバキャスの視聴やコンテンツの再生もラクラクこなせる。シャープ製ケータイやスマートフォンで好評の便利機能もしっかり引き継がれており、バランスに優れている。NOTTVに興味のある人だけでなく、高性能を求める人や、初めてでも使いやすいスマートフォンを求める人など、幅広いユーザーが満足できるモデルと言える。

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