11月2日に始まったau 4G LTEサービスに対応するシャープのAndroidスマートフォン「AQUOS PHONE SERIE SHL21」。そのスペックの高さはもちろん注目だが、通信速度の速さとバッテリーのもちを両立させている点を、検証を通して明らかにする。
auのハイスペックスマートフォン、“AQUOS PHONE SERIE”がついにLTEに対応した。前モデル「AQUOS PHONE SERIE ISW16SH」もWiMAXスマホの全部入りとして人気を博したが、2012年冬モデル「AQUOS PHONE SERIE SHL21」は防水・防塵などの機能は全部入りのまま、約1312万画素カメラ、約4.7インチHDディスプレイ、1.5GHzのデュアルコアプロセッサーを搭載し、「4G LTE」対応なのだ。ブラウザがサクサク動き、アプリのダウンロードも素早い。しかも実際の通信速度が遅くなりがちな高トラフィックの通信混雑エリアでも高速なのだ。
さらにAQUOS PHONE SERIEならではの特徴が「省エネ」。LTEをはじめとする高速通信はバッテリー消費が激しいのではないかと不安になる人もいるようだが、省電力化を実現したS-CGSilicon液晶システムと「エコ技」の組み合わせならスタミナ不安も払しょくできる。
とはいえ説明だけでは納得できないはず。そこで実機を使ってテストを行った。「超高速」と「省エネ」を証明しよう。
4G LTEは下り(受信時)最大75Mbps、上り(送信時)最大25Mbpsと「光ファイバーなみ」をうたうauのデータ通信サービス。AQUOS PHONE SERIE SHL21をはじめ、11月2日に一斉発売されたauの冬モデルから対応機種が登場した。
通信速度が高速になればデータ量が大きい、地図の表示や動画、容量の大きなアプリのダウンロード時間が短くなる。ここで不安になるのがベストエフォートのサービスである点。理論値と実測値に開きがあるのでは? と思うだろう。そこでAQUOS PHONE SERIE SHL21を使い実測値を計測してみることにした。
場所は通信が混雑し、一般的に「つながりにくい」「通信速度が遅くなる」と言われている高トラフィックエリアの都内10か所。JR山手線8駅と、山手線の内側にあるJR中央線の2駅の各駅前とした。まさに東京のど真ん中、しかもどの駅も多くの路線が交わり、乗降客が多い。
計測時間帯のほうも平日の午後3時〜午後7時という利用者がとても多い時間帯にあえてテストしている。
通信速度の測定はAQUOS PHONE SERIE SHL21に通信速度の測定アプリ「RBB TODAY SPEED TEST」をインストールし、1か所で3回計測した。
その最大値と平均値は以下の通りだ。
駅名 | 最大(下り) | 平均(下り) | 最大(上り) | 平均(上り) |
---|---|---|---|---|
品川 | 38.4Mbps | 33.72Mbps | 13.61Mbps | 12.83Mbps |
新橋 | 15.52Mbps | 14.16Mbps | 9.57Mbps | 5.53Mbps |
東京 | 47.97Mbps | 41.99Mbps | 15.77Mbps | 13.94Mbps |
秋葉原 | 10.61Mbps | 9.41Mbps | 15.23Mbps | 14.53Mbps |
上野 | 19.11Mbps | 18.05Mbps | 15.99Mbps | 15.91Mbps |
池袋 | 24.92Mbps | 24.37Mbps | 14.48Mbps | 12.58Mbps |
新宿 | 31.56Mbps | 30.92Mbps | 13.07Mbps | 10.49Mbps |
渋谷 | 18.12Mbps | 15.97Mbps | 7.72Mbps | 6.86Mbps |
飯田橋 | 15.92Mbps | 13.77Mbps | 15.73Mbps | 14.54Mbps |
市ケ谷 | 21.83Mbps | 20.74Mbps | 15.81Mbps | 15.67Mbps |
※小数点第三位以下は四捨五入 |
ぱっと見ただけで、驚くべき数値が並ぶ。下りの最大値は47.97Mbps。しかも巨大ターミナル駅である東京駅での結果だ。平均値でも41.99Mbpsというまさに「光ファイバー」なみの通信速度だ。ほかにも下り30Mbpsを超えているのが品川と新宿。JR新宿駅の乗車人員数は2011年度は日本一。一日平均73万4145人。そこでも30Mbpsなのだ。
下り20Mbpsを超えているのは池袋と市ケ谷、残りの駅も最大値ですべて下り10Mbpsを超えている。平均値を見ても一番低い速度が下り9.41Mbpsだ。普通はモバイルで9Mbpsもあれば高速、1Mbpsでも十分、ということを考えれば次元が違うことが分かる。
しかも最大値と平均値の数値を見ると差が開いていない。つまり毎回最大値に近い通信速度が出ているのだ。計測時点では、800MHz帯の4G LTEを利用している人はほとんどいない状態だったので、ほぼ電波を独り占めしているような状況ではあるが、これだけ快適に使えるというのは驚きだ。もちろん場所や時間帯によって通信速度は変わるものの、都内の主要駅ならばAQUOS PHONE SERIE SHL21に機種変更したら、その圧倒的な通信速度が体感できるようになるのは間違いなさそうだ。
もう1つの注目が上りの通信速度。理論値は下りの3分の1なので、大したことがないと考えがちだが、8駅で最大値、平均値ともに10Mbps超えていた。下りの通信速度ではない。
上り最大15.99Mbpsの上野駅が1番高速だが、東京駅をはじめ各駅の通信速度も15Mbps、14Mbpsと並んでいる。一番遅いのが、最大値で比較すると渋谷駅。あの凄まじい数の歩行者で有名な渋谷のスクランブル交差点のすぐ近くで7Mbpsを超えている。平均値では新橋駅の5.53Mbpsが一番遅い。これも有名なSL広場のすぐ近く、周りはビル街と繁華街。たくさんの人が行き交うなか5Mbpsだ。
大量の写真をアップロードしたり、映像をSNSに投稿したりするのも、これならストレスを感じることはないだろう。4G LTEの通信速度は間違いなく「超高速」だ。
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