11月26日にブロガー向けに「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」タッチ&トライイベントが開催された。IGZO、16Mピクセルカメラ、クアッドコアなど見どころが満載のSH-02Eだが、ブロガーはどこに注目し、実際に触れてどんな感想を抱いたのだろうか。
アイティメディアが11月26日、ブロガーを対象とした「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」タッチ&トライイベントを開催した。
SH-02E最大の魅力はやはり「IGZO」ディスプレイ。低消費電力や高感度のタッチパネルなどを特長としており、「バッテリーが減りやすい」というスマートフォンへの要望に応えるべく、世界で初めて搭載された。また2320mAhの大容量バッテリー、クアッドコアCPU、1630万画素CMOSカメラ、2GバイトのRAMを搭載するなど、スペックでも最先端を行く。バッテリー持ちとスペックを両立させたモデルということで、ユーザーからの注目度も高い。イベントでは、シャープ 通信システム事業本部 パーソナル通信第一事業部 商品企画部の田中陽平氏がSH-02Eの商品概要を、シャープ 通信システム事業本部 グローバル商品開発センター システム開発部の前田健次氏がIGZOの詳細を説明した。
田中氏は、SH-02Eは“大画面化”と“ハイスペック化”という2つの潮流を押さえたフラッグシップモデルに位置づけられると説明する。その中で特に求められているのがバッテリーの持ちだ。2012年6月に実施された調査によると、87.2%のユーザーがスマートフォンで「バッテリーの持ち」を重視すると答えている。「液晶や操作レスポンスを上回る形で、バッテリーへのニーズや不満が顕在化しているので、そこを見逃すわけにはいきません。スマートフォンの利用が増加傾向にある中で、バッテリーが持たないと話にならないので、スタミナ向上へのアプローチが必要だと考えました」と田中氏は話す。ただし高性能化をすることでバッテリー持ちが悪くなりやすいのも事実。「ブレークスルー(打開策)が必要」だと考え、IGZOの採用が決定した。
加えて、単にIGZOを搭載するのではなく、2320mAhの大容量バッテリー、ドコモの新しいACアダプターを使うことで可能になる「急速充電」、スリープ時の消費電力などを抑える「エコ技」なども取り入れ、トータルで低消費電力の実現を目指した。その結果、「心おきなく2日間、充電なしで使えるといえるレベルに仕上がりました」と田中氏も自信を見せる。
田中氏は裏話として、SH-02Eは上からディスプレイ、バッテリー、基板、リアカバーという構造になっていることを明かしてくれた。そのため、SH-02Eではバッテリーが取り外せない。「バッテリーを背面側に入れると、丸みを出せず手当たりが悪くなってしまいます。SH-02Eにはバッテリーがパンパンに入っていて、筐体を小さくするために限界まで薄型化に取り組んでいます」
田中氏がもう1つ強調したのが、「デジカメレベルというキーワードで開発に取り組んだ」というカメラだ。SH-02Eは光学式手ブレ補正対応の1630万画素CMOSカメラを搭載しているが、夏モデルの「AQUOS PHONE ZETA SH-09D」に搭載されている1210万画素CMOSカメラ(光学式手ブレ補正非対応)と比べると、カメラモジュールはどうしても大きくなってしまう。「だからといって、カメラ部が盛り上がってしまうとデザイン的にはマイナスです。設計担当者に頑張ってもらい、何とかキレイに収めることができました」と田中氏は苦労を話す。SH-02Eは光学式手ブレ補正と電子式手ブレ軽減を併用できるので、手ブレ補正の効く確率が上がり、暗所での補正が向上しているという。また、手ブレを起こす原因の1つとして、タッチパネルのシャッターボタンに触れて端末が揺れてしまうことが考えられるが、こうした「手ブレの根源を絶ちきる」(田中氏)ため、音声でシャッターを切れるVoice Shotも新たに搭載した。画質の向上にも努め、「色温度はギリギリまで調整した」という。特に頑張ったのが料理で、「料理を撮影するときは、シーン自動認識の精度を20%以上向上させました」と田中氏は話す。
前田氏はIGZOの特長として「パワーセービング、ビューティフル、スムーズ、コンパクト」の4つを挙げる。1つ目のパワーセービングは、「液晶アイドリングストップ」で実現している。液晶に画像や動画を表示するには、CPUから液晶へ画像を転送し続けないといけない。通常の液晶は1秒間に60回画像を転送するが、IGZOではこれを1秒間に最小1回、つまり60分の1に抑えられる。実はS-CGSilicon液晶システムを備えるSH-09Dも、液晶内にメモリを搭載することで、CPUからメモリへの画像転送を60分の1に抑えていた。ただしメモリから液晶への画像転送は変わらず1秒間に60回だった。SH-02Eではこの“2つ目の転送”を抑えることで、さらなる低消費電力を実現している。
2つ目のビューティフルは、「AQUOSケータイから画質にこだわっています」と前田氏が言うように、ユーザーの利用シーンに応じて自然な画質を保つ「SVエンジン3」を継承している。スムーズ(な操作性)は、これもIGZOの特性として、タッチパネルに発生する携帯電話特有のノイズを軽減することで可能になる。「そもそも液晶とタッチパネルの相性は悪く、液晶のノイズを抑えることが命題でした。IGZOならノイズの出る時間が短くなるので、感度が高くなります。また、指のほかにペンの入力もスムーズです」と前田氏は説明する。コンパクトは、4.9インチの大画面を搭載しながら、幅68ミリを実現できたことを示す。これはトランジスタが小型化したことで、ディスプレイ周辺の駆動回路をより小さく形成できたことで実現した。
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提供:シャープ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2012年12月26日
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