地図を読むのは苦手だが、ARナビでスマートフォンを目の前に掲げるのも気が引ける、という人には、NAVITIMEの「音声ルート案内」機能があるので心強い。
音声ルート案内を利用するには、検索結果から経路を選択し、「ナビ開始」をタップするだけでいい。このナビゲーション機能が秀逸で、曲がり角などでは、カーナビなどのように目印となるスポットを案内してくれる。例えば、「50メートル先 セブンイレブン奥を左に曲がります」などの要領で具体的に案内してくれるため、地図をずっと見ていなくてもスムーズに目的地を目指せる。危険性が指摘されている“歩きスマホ”にならないので、安全面を意識したい人にもありがたい機能といえる。
また、細かな部分ではあるが、スマホで音楽を聴いているときの仕様も気が利いている。音声案内が流れるときは音楽の音量が小さくなり、案内が終わると再度音楽の音量が大きくなるのだ。音楽を聴きながら長距離を歩くときは、この小さな心遣いがうれしい。
これだけ優れた音声によるナビゲーションがあるものの、見ず知らずの土地では歩いている方角が合っているのか不安になることもあるだろう。そんなときは、「電子コンパス」をオンにすると、自分が向いている方向に合わせて、地図を自動で回転してくれる。地図の表示に合わせて文字も回転するので、スマホを動かす必要はない。
少し長い道のりを歩いていると、ナビゲーションに沿って進んでいたつもりが、いつの間にかルートを外れてしまうことがある。そんなときは設定から「リルート」を選択しよう。現在地からの経路を素早く検索し直してくれるので、いちいち現在地と目的地を入力して検索し直す必要がない。
音声と地図の両方から目的地までの道のりをしっかりサポートしてくれるのがNAVITIMEならではの強みといえるだろう。
ここまで快適な移動をサポートしてくれるNAVITIMEには、隠れた便利機能もある。それが「定期券区間優先」で検索できる機能だ。定期区間を登録しておくだけで、自分が普段通勤や通学で使っている定期券の区間を優先したルート検索ができる。時間や乗り換え回数は多少増えてもいいが、少しでも移動費を節約したい人にとってはありがたい機能といえるだろう。
また、営業職のビジネスマンなら、仕事での移動にかかった経費を会社に申告しなくてはならないこともあるはず。そんなときは、検索したルートをメールで送信したり、カレンダーに登録したりしておくと、あとから料金を調べ直す必要がなくなる。
それ以外にも、地図上に降雨レーダーを表示できる機能もある。天気予報はルート検索の結果画面でも確認できるが、降雨レーダーでは直近の1時間前から6時間先までの「リアルタイム降雨レーダー」を地図上に表示できる。天気予報で「午後ににわか雨が降る」と知っていたとしても、実際に自分の活動エリアで雨が降るのかどうかを判断するには情報が少ない。この降雨レーダーを活用すれば、傘を持って出かけるかどうかを事前に考えられるので便利だ。また「寄り道をしたら雨に遭いそう」「少し時間をずらした方がぬれずにすみそう」といった判断の材料にもなる。
経路検索だけでなく、移動時に生じるあれこれの調べ物をNAVITIMEアプリに集約できる快適さをぜひ体験してほしい。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2014年3月31日