旧軽井沢エリアは土産店やカフェなども豊富で、散歩するのにも楽しいエリア。公営の駐輪場があるのでそこに自転車を止めておくと便利だ。一通り旧軽井沢を歩いたあとは、重要文化財の旧三笠ホテルへ。旧軽井沢から旧三笠ホテルまでは、美しい三笠通りというカラマツの並木道になっており、なだらかな上り坂が続く。途中、白糸の滝方面へ行く車に追い越されながら、一生懸命ペダルをこぐと12分ほどで到着した。
旧三笠ホテルを見学したあとは、旧軽井沢エリアに戻って、軽井沢のシンボルとも言われる聖パウロカトリック教会へ。行きに上り坂を一生懸命上った分、帰りは長い下りなので、風を切りながら走れて気持ちいい。聖パウロ教会の次は、「軽井沢の父」と呼ばれる宣教師A. C. ショー氏を記念して建てられたショー氏祈念碑と軽井沢最古の教会へ。軽井沢の別荘第1号もここにある。
その後は天皇・皇后両陛下が出会った軽井沢会テニスコートの横を抜け、幸福の谷(万平ホテル)、ささやきの小径などを巡り、旧軽井沢に戻って昼食。別荘エリアを自転車で3時間ほど散策し、軽井沢駅に戻った。
この間、移動は基本的に目的地を自転車NAVITIMEで都度設定し、案内に頼りながら別荘地の中を縦横に走ったが、迷うこともなく細かな曲がり角をガイドしてくれた。ナビの画面はコントラストが高めで視認性が高いが、走行中はあえて画面を暗くするなど、消費電力を抑える工夫も凝らされている。カーナビと違い電源が確保しにくい自転車には嬉しい。
移動距離は13.7キロ。サイクリングと考えるとたいした距離ではないが、車で回るのと違い、駐車場の心配をすることなく観光スポットを気ままに巡れた。走行ログを見返せば、後日どんなルートを走ったか、平均時速はどれくらいか、といった情報も確認できる。
今回の軽井沢ポタリングのようなケースだけでなく、サイクリングを楽しみたい場合にも、自転車NAVITIMEはとても便利なツールだ。特に現在地からの距離を指定して目的地が決められる通称「ドーナツサーチ」が使いやすい。「今いる場所から10キロの位置にあるカフェ」といった条件で、現在地を中心とした円形のエリアから行き先が探せるのだ。週末によく遠出する人なら、活用の幅が広がる。サイクリングロードをコースに組み込んでくれるサイクリングロード優先のルート検索も楽しい。
普段から自転車に乗る人は、通勤や通学でいつもと違うルートを探索してみたり、普段走っているルートより走りやすい、あるいは効率よく走れる、楽しく走れるルートなどを検索してみるのもいいだろう。自転車に乗るすべての人に、自転車NAVITIMEはぜひ持っておきたいアプリとしてお勧めしたい。
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