SHV31に搭載し話しかけてくれたり、便利な情報を伝えてくれる「エモパー」も、進化している。新たに「エモパー2.0」として、ユーザーの声に反応するようになり、スマートフォンがより“相棒”に思えてきて、親近感がわくはずだ。
エモパーアプリがプリセットされ、画面に「エモパーの気持ち」が表示される。また、設定画面で情報を入力したり、エモパーが話したりすることでゲージが貯まっていき、数字としてそれが示される。これによって、ゲーム感覚でエモパーとのやり取りを楽しむことができる。
また、これまで屋内にいるときにしか話しかけてこなかったエモパーが、イヤフォンを装着することで外出中の状態に応じて声で話しかけてくる。例えば、いつも降りる駅のお知らせや、職場・学校でのひとこと、お出かけ先の到着駅の周辺情報を教えてくれる。
毎日使うスマートフォンだけに、じわじわとありがたさを実感するのが「グリップマジック」という機能だ。これは、本体に仕込んだセンサーによって、軽く握るだけで画面がオンになるというもの。
他のスマートフォンのように、わざわざ電源キーを押す必要がなく、すぐに使い始めることが可能だ。
グリップマジックには、画面をオンにするだけでなく、利用シーンに合わせた機能が用意されている。例えば、着信時に本体を持つと、着信音の音量が下がる。すでに着信に気づいているため、大きな音が鳴っている必要はないというわけだ。画面の回転を抑止するのにも、このグリップマジックが使える。
こうした操作性に加えて、文字入力も進化。日本語入力システムには「S-Shoin」(スーパーショイン)を搭載した。予測変換候補を従来の約3倍に増やしているほか、フリック入力時に発生しやすいミスを補正してくれるなど、快適な入力が可能だ。例えば「スマホ」と入力しようと思い、誤って「すやほ」とフリックしてしまった場合でも、変換候補には「スマホ」が表示される。「ま」の横に「や」があり、こうした打ち間違えが想定されている。エモパーと同様、ユーザーに寄り添うことを考え、実装されているのだ。
ベースとなるチップセットについては、クアルコムの「Snapdragon 810」シリーズの「MSM8994」を採用。これは2GHzのクアッドコアプロセッサと、1.5GHzのクアッドコアを組み合わせたオクタコアプロセッサで、パフォーマンスが必要なときは2GHzのコアを使い、そうでないときは1.5GHzの省電力なコアで消費電力を抑える。
メモリは3Gバイトで、ストレージは32Gバイト。ボディはIPX5/IPX7の防水に対応しており、ワンセグ、フルセグ、おサイフケータイも利用できるなど、隙のない仕上がりになっている。
4G LTEは、auのキャリアアグリゲーションに対応しており、下りの最大速度は225Mbps。WiMAX 2+も利用でき、auが売りとしている「シンクコール」にも対応。au VoLTE対応機種同士での通話なら、カメラに写した風景を相手の画面に表示させることができる「カメラシンク」や、現在地を共有できる「位置シンク」、表示しているスマホの画面を共有できる「画面シンク」といった機能も同時に利用できる。シンクコールでは手書きメモも共有できるので、音声だけでは説明しにくいことも、より伝わりやすくなること請け合いだ。
これだけ高機能ながら、狭額縁設計の「EDGEST」デザインによって横幅が70ミリに抑えられているのもうれしいポイント。大画面ながら、コンパクトなサイズのスマートフォンがほしい人にも満足できる持ちやすさを備えている。高機能で、使いやすいスマートフォンを求めている人は、ぜひチェックしておきたい1台と言えるだろう。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2015年6月12日