TCL PLEXは市場価格だと3万円弱だが、OCNモバイル ONEでは音声SIMとのセット価格で発売記念特価9000円の破格の安さを実現した。オプションの「あんしんモバイルパック」に申し込めば、さらに安い6000円になる。
6.53型のフルHD+(1080×2340ピクセル)ディスプレイに、ミッドレンジ以上のスマホでしか見られない、ディスプレイ内のホール型インカメラを搭載。背面にも、高価格帯スマホをほうふつとさせるトリプルレンズカメラを搭載し、デザインや質感も含めて安っぽさは感じられない。
プロセッサも、3〜5万円台のスマホでないと見かけない「Snapdragon 675」を搭載しており、一般的なアプリは快適に動作する。防水やおサイフケータイといった機能はないが、それらに目をつぶれば、価格以上のスペックを実現しているといえる。
気になるのは、1万円以下という価格で「本当に性能がいいの?」という点だろう。 まず6.53型ディスプレイだが、解像度がフルHD+と高い上に発色も良好。明るく表示できるので、昼間の屋外でも見やすい。スピーカーはモノラルだが音が大きく、イヤフォン端子も搭載している。YouTubeなどの動画を大画面で快適に視聴できる他、LINEやSNSアプリも縦長の大画面で見やすく操作しやすい。
カメラは4800万画素カメラと、超広角1600万画素カメラ、高感度な1080Pビデオカメラを搭載。画質については、屋外や屋内で快適に撮影できるのはもちろん、夜景や暗所でも動画や写真をかなり明るく撮影できる。カメラのシャッター音がやや大きいという欠点を除けばかなり使いやすい。
当然ながら5万円台や8万円台の高画質カメラ搭載スマホと比べると、高感度性能も画質も劣る。だが、3万円台のスマホと比べるとカメラ画質はかなり高品質だ。あまりスマホにお金をかけられないが、カメラ撮影を楽しみたい人にオススメしやすい。
この他、自由に機能を割り当てられるカスタムキーを搭載しており、顔認識と指紋認証センサーを併用できるなど、高価格帯スマホと同様の機能が用意されている。
TCL PLEXは1万円以下のスマホとしては、他に比べられるモデルがないほどコストパフォーマンスが高い。スマホは必要だがとにかく支払額を抑えたい人や、防水やおサイフケータイは必要ないが基本の機能が充実したスマホが欲しい人にオススメしたい。
今回紹介したスマートフォンで利用する通信サービス、OCN モバイル ONEについて、改めておさらいしておこう。
OCN モバイル ONEでは2019年11月に料金コースを刷新。音声対応SIMカードの場合、1GB/月コースの月額1180円から、30GB/月コースの5980円までの6段階。日次コースのある旧コースも提供中ではあるが、月次コースで同じデータ容量を比較すると、新コースの方がお得になっている。
さらに、「OCN 光」のセット契約によって月額200円が割り引かれ、1GB/月コースなら月額980円になる。
ネットは自宅や職場のWi-Fi環境が中心という人は、OCN 光のセット割を利用しつつ通信量の安いプランがオススメだ。通話が多い人は、月額850円の「OCNでんわ10分かけ放題オプション」もつけると通話料も安く済む。
格安SIMで気になる通信速度だが、OCN モバイル ONEの新コースでは、通信量の制限を見直すことで全体的な速度を向上。格安SIMの多くが苦手とする昼のランチタイムもある程度快適な通信速度を実現している。
これは、通信量を消費しない最大200kbpsの通信を、契約したコースの通信容量の半分以上利用したユーザーに対して帯域を制御する工夫によるものだ。最適な通信量のプランを契約すれば、従来の格安SIMと比べて速度の不満はかなり軽減されている。
スマホ代を節約したい人から、格安SIMは気になるけれどちょっと不安に感じている人まで、速度が改善されたOCN モバイル ONEと、人気スマホをお得に購入できる今回のキャンペーンは乗り換えのチャンスだ。春からの新生活に、最新スマホとお得な料金のOCN モバイル ONEで、快適な通信ライフを手に入れよう。
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