自画撮り被害から守る「TONEカメラ」搭載 子どものスマホデビューはトーンモバイルが安心（2/2 ページ）

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テクノロジーでトラブルを抑止したい

　TONEファミリーやTONEカメラは、分かりやすく使いやすくしたことで、トラブルを抑止できる機能になっていることが強みだと工藤氏は語る。

　「自分で気を付けようとか、やってはダメという意識だけではなかなか変われない。テクノロジーを絡めることが大切で、われわれが貢献できていると思っている部分です」

　例えば、子どものスマホの利用制限、居場所確認、歩きスマホ防止などができる機能は、他のメーカーのスマホやキャリアのサービスでも用意されている。ただ、すごく活用されているという印象はあまりない。

　一方、トーンモバイルは3年ほど前に、22時から翌6時までの利用制限がかけられるTONEファミリーの機能を、“夜、使えないスマホ”という形で打ち出した。その初期設定のままで使われている端末が非常に多いそうだ。

　また、TONEファミリーには、子どものスマホの利用状態を保護者に通知する機能がある。アプリの利用時間はそれぞれ把握でき、歩きスマホをすると保護者に通知が届く。

歩きスマホをしたり、特定の場所に入ったりしたら保護者の端末に通知が届くように設定できる

　TONEカメラにも、子どもがTONEカメラで不適切な写真を撮ると、親に撮った場所や時間とともに通知が届く機能が搭載されている。この写真を撮ったら親に通知が行ってしまうということは、子どもにとっては大きな抑止になるだろう。

実際に“不適切な写真”の撮影を試みたが、本当に撮影できず保存もされず、AIの精度が確かなものであることが分かった。写した画像の小さなサムネイルがモザイク加工され、位置情報や撮った時刻とともに親のスマホに通知される（写真＝左）。通知をタップすると詳細画面でより詳しい位置を確認できる。警察庁のサイトにもアクセスできる（写真＝右）

　心構えだけでは防げない、トラブルにつながる行動も、子ども向け携帯電話のようにガチガチに制限すると、スマホの魅力を大きく損なう。ある程度の自由を持たせつつ、抑止機能をきっちり備えることで子どもたちが安全に守られるというのは、「筋のいいアプローチではないか」と工藤氏は胸を張る。

抑止効果とともに親子の会話のきっかけにも

　工藤氏は自ら、娘さんにトーンモバイルの端末を与え、TONEファミリーを利用しており、その効果を実感している。

　「YouTubeはブロックしていませんが、あまりに視聴時間が長いと感じたら理由を聞く。歩きスマホの通知が多ければ、この地域ではスマホを使えないように設定するよ、と注意するなど、親に通知が来ると、親子の会話が増えて、子どもに対してフィードバックもできます。単に制御するのではなく、親がまず判断して会話をする。通知機能で抑止効果が上がり、親子の話し合いが生まれることがトーンモバイルのお勧めポイントです」

　TONEファミリーの制限機能はきめ細かで、学校に入ったらSNSだけを使えなくする、といった設定も可能だ。また、AIが子どものスマホの使い方を把握し、利用すべき機能を保護者に提案してくれる。保護者が機能を全て把握する必要はなく、スマホの利用に自信が持てない人にも親切だ。

　現在、新型コロナウイルスの影響で休校になり、子どもたちが家で過ごす時間が長い状況だ。子供向けコンテンツが無料で配信されるなど、子どもがスマホに触れる時間は増えている。トーンモバイルの見守り機能は、子どものスマホ使い過ぎを防ぐ効果が期待できそうだ。また、春休みや、休校があけて新学期を迎え外出が増えても、子どもの行動を把握できる。

　さらに、家族の移動ヒートマップを可視化して週次でレポートする新機能「あんしんレポート」臨時版の提供も開始した。新型コロナウイルス感染を防ぐべく、不要不急の外出を控えたい中、子どもがどんな場所を移動しているのかを知ることは重要だ。そこで、見守り対象ユーザーのネット利用時間、歩数、活動量などの状況を週次で報告する「あんしんレポート」に、移動ヒートマップも加えた。これを活用すれば、子どもがどんな場所を移動しているかが把握しやすくなるため、子どもの感染を防ぐ手助けになるはずだ。

「あんしんレポート」臨時版で、見守り対象の移動ヒートマップを表示する（※画面はイメージです）

　トーンモバイルの安心・安全なスマホ「TONE e20」で、子どものスマホデビューを飾ってみてはいかがだろうか。