Nubiaが日本に本格参入! 最新ゲーミングスマホ「RedMagic 6/6 Pro」の魅力に迫る(1/2 ページ)

高い処理性能と冷却性能が充実した「ゲーミングスマートフォン」が日本でも増えつつある。中でも注目なのが、中国のNubiaから発売された5G対応のゲーミングスマホ「RedMagic 6」と「RedMagic 6 Pro」だ。Nubiaとはどのような企業なのか? RedMagic 6/6 Proの特徴と合わせて解説しよう。

» 2021年05月27日 10時00分 公開
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 近年、eスポーツの盛り上がりもあり、高い処理性能と冷却性能が充実した「ゲーミングスマートフォン」が日本でも増えつつある。中でも注目なのが、中国のNubia Technology(以下、Nubia)から発売された5G対応のゲーミングスマホ「RedMagic 6」と「RedMagic 6 Pro」だ。価格(税込み)はRedMagic 6が10万3385円、RedMagic 6 Proが11万4885円。

RedMagic 6 Nubiaのゲーミングスマートフォン「RedMagic 6」「RedMagic 6 Pro」

 2モデルとも、高速のリフレッシュレート165Hzを実現した6.8型の有機ELディスプレイと、Qualcommのハイエンドプロセッサ「Snapdragon 888」を搭載している。さらに、最大回転数2万rpmの内蔵ターボファンや液冷などの冷却システムにより、高い処理性能を出しつつもゲームを長時間快適にプレイできる。一般的なスマホと異なり、熱による性能低下を気にせず快適にゲームを楽しめる。また、反応の高速なタッチパネルやショルダーキーを搭載しており、ゲーム好きやプロゲーマーには最適な環境を提供する。

RedMagic 6 冷却性能を重視した金属ボディーと、側面から放熱する内蔵ターボファンが特徴だ

 ただ、RedMagic 6/6 Proがいくら高性能といっても、NubiaやRedMagicシリーズについてよく知らない人は多いだろう。そこで今回は、Nubiaの技術力やRedMagicシリーズの先進性について触れつつ、RedMagic 6/6 Proの実力をチェックする。

ゲーミングスマホだけじゃない、個性的なハイエンド機を手掛けるNubia

 Nubiaは、中国ZTE傘下のメーカーだ。ZTEは、日本では長年大手キャリア向けにスマートフォンやモバイルWi-Fiルーターなどを供給しているメーカーとしておなじみだ。ZTEが2012年10月31日に「Nubia」のブランド設立し、子会社として独立。スマートフォンやスマートウォッチなどを手掛け、中国だけでなく海外へも販売を広げている。

 ちなみにNubiaという名称は、古代文明の発祥の地の1つに由来しており、現代の技術革新を告げるものでもある。ラテン語や他の幾つかの言語では「雲」を意味し、美しさの象徴でもあるそうだ。Nubia自身もブランドコンセプトとして「Be Yourself」を掲げ、革新性と極限の性能というポリシーのもと、製品開発を続けている。

 日本市場には2020年に参入して「RedMagic 5」を投入した。日本は以前から良質なゲームが充実しており、他の市場よりもはるかに高い品質、ロイヤリティーを求めるユーザーが多いことから、RedMagicが日本市場にマッチすると判断し、参入を決めたとのこと。

 RedMagic 5以前は、同シリーズで「RedMagic」「RedMagic Mars」「RedMagic 3」「RedMagic 3S」という4モデルを投入してきた。

 初代RedMagicは、スマートフォンに冷却システムを採用したことが話題を呼び、RedMagic Marsは静電容量式のタッチキーを搭載して新たな操作性を目指した。 RedMagic 3では、空冷ファンや液体冷却システムを搭載して冷却性能を向上させた。そしてRedMagic 5はディスプレイのリフレッシュレートが144Hzとなり、快適な操作性を追求した。

 この他、表裏の両面に有機ELディスプレイを搭載したハイエンドスマホ「Nubia Z20」などのZシリーズや、曲がるフレキシブルディスプレイを採用した「nubia Alpha」や「nubia Watch」など、個性豊かな製品を続々と投入している。

RedMagic 6 Nubiaは中国から海外に向け斬新なスマホを販売。「Nubia Z20」は表裏2画面スマホとして話題を集めている
RedMagic 6 中国大手のZTE社は日本でも長年、大手キャリア向けにハイエンドから子供向けまで多様な製品を展開している。Nubiaはその傘下メーカーという位置付けだ
RedMagic 6 曲がるフレキシブルディスプレイ採用したスマートウォッチ「nubia alpha」。他社ではまず見られないコンセプトの製品だ

165Hzのリフレッシュレートを実現したRedMagic 6/6 Pro

 そんなNubiaが届ける最新のゲーミングスマートフォンがRedMagic 6/6 Proだ。Nubiaは2021年1月に、「PUBG Mobile」や「フォートナイト」をはじめ人気のゲームを数多く抱えるゲームメーカーのテンセントと提携。RedMagic 6/6 Proは提携以降、初めて投入されたゲーミングスマホとして世界中のゲーマーから注目を集めている。

RedMagic 6 RedMagic 6はエクリプスブラック、RedMagic 6 Proはムーンシルバーを用意

 今回も歴代モデルがいち早く採用してきたメタルボディーやLEDライト、静電容量式のタッチショルダーキーや内蔵の空冷ターボファン、高リフレッシュレートの有機EL、急速充電といった特徴は押さえつつ、ブラッシュアップを果たしている。5G通信を利用できる点にも注目したい。

RedMagic 6 2020年のRedMagic 5発表時の資料より。ReMagic 6/6 Proは2018年の初代RedMagic以来、6世代目のモデルとなる

 ディスプレイは大画面6.8型フルHD+(1080×2400ピクセル)の有機ELを搭載。平面かつ狭額縁設計を取り入れており、ノッチもないので画面いっぱいにコンテンツを表示できる。10bit(約10億色)表示や広色域のDCI-P3(100%)に対応し、幅広い発色と階調の滑らかさを実現している。

RedMagic 6RedMagic 6 6.8型のフルHD+有機ELディスプレイを搭載しており、最大165Hzのリフレッシュレートを実現する(写真=左)。背面にはトリプルカメラを搭載。中央左右はゲームや着信時などに、任意の色で点灯できる。中央下のRedMagicのロゴも赤く点灯できる

 画面のリフレッシュレートは165Hzを実現。「Real Racing 3」のような165fps対応のゲームタイトルだと、通常のスマホより圧倒的に滑らかな映像でゲームを楽しめる。

RedMagic 6 スマートフォンでは特に速いリフレッシュレート165Hzを実現。対応ゲームでは非常に滑らかな映像を楽しめる。画像はエレクトロニックアーツの「Real Racing 3」

 この高リフレッシュレート表示を支えるのが、最大回転数2万rpm(RedMagic 6 Proの場合、RedMagic 6は1万8000rpm)の空冷ファンや冷却システムと、Snapdragon 888のタッグだ。同じゲームでも高フレームレート対応の高fps設定で動かすには通常の数倍の処理性能が必要となり、一般のハイエンドスマホでは熱による性能低下で長時間のプレイが難しい。だが、RedMagic 6/6 Proは内蔵の冷却ファンで熱を効率よく外部へ放出でき、ゲームを快適に長時間プレイできる。

RedMagic 6 内蔵ターボファンは、本体の表側から見て左側面のスリットから吸気し、右側面のスリットから放熱する
RedMagic 6 サーマルカメラで見ると、片方のスリットから外部の空気を給気して本体内部の白っぽい表示の発熱部を冷却。熱を反対側のスリットから放出していることが分かる
RedMagic 6RedMagic 6 ベンチマークはAntutuで80万スコアを超えた。一般的なSnapdragon 888搭載モデルだと70万スコア前後なので、冷却システムによりチップ性能を大幅に引き出せている(写真=左)。Geekbench 5も一般のスマホと比べて1割程度のスコア向上が見られた(写真=右)

 さらに上位モデルのRedMagic Pro 6は、ボディーに高熱伝導アルミニウム合金を採用して冷却性能を向上させている。基本スペックも通常のRedMagic 6がメモリ12GBでストレージ128GBなのに対し、RedMagic Pro 6はメモリ16GBでストレージ256GBなので基本スペックがさらに高い。

RedMagic 6 上位モデルの「RedMagic 6 Pro」。通常のRedMagic 6との違いは、ボディーに高熱伝導アルミニウム合金を採用していることだ
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提供:Nubia Technology Co., Ltd.
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2021年6月2日

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