OCNモバイルは低容量コースでどこまで使える? 少ないギガで賢くやりくりする方法(1/2 ページ)

月額550円(税込み、以下同)から利用できる「OCNモバイル」は、低容量のコースが中心となっている。となると、月末にギガ(データ容量)が足りなくなってしまうのでは……と心配になるかもしれないが、OCNモバイルならデータ容量を抑えながら使える。節約モードや繰り越しサービス、カウントフリーなどを活用しよう。

» 2022年09月01日 11時10分 公開
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 「OCNモバイル」では、月額550円の500MB/月コースから月額1760円の10GB/月コースまでを提供しており、低容量のコースが中心になっている。

 となると、月末にギガ(データ容量)が足りなくなってしまうのでは……と心配する人もいるかもしれないが、OCNモバイルならデータ容量を抑えながら使うことができる。今回は、低容量コースでもギガを賢くやりくりする方法をご紹介する。

メールのやりとりやSNSは節約モードを使う

 OCNモバイルでは、月間のデータ容量を使い切ると、通信速度が最大200kbps(※1)に制限されるが、実はこの200kbpsの通信速度は、手動で設定を変更することもできる。それが「節約モード」だ。節約モードをオンにすると、200kbpsの通信速度に変更され、高速通信(※2)を消費しなくなる。文字をやりとりするだけのメッセージやSNSのチェックなど、高速通信が必ずしも必要でない場合に節約モードに切り替えれば、データ容量を節約できる。

※1 当月の基本通信容量と基本通信容量の繰り越し容量の合計通信量を超えた場合、通信速度が送受信時最大200kbpsの低速通信になりますが、新コースでは、月内の低速通信の通信容量が、基本通信容量の半分を超過した場合、低速通信の速度を更に制限させていただく場合があります。
※2 通信速度はベストエフォートです。実際の通信速度は、通信環境やネットワークの混雑状況に応じて変化します。

 節約モードは「OCN アプリ」やWebサイトの「OCN マイページ」からオンとオフを切り替えられる。オンにすると低速になり、オフにすると再び高速通信を利用できるようになる。OCN アプリの場合、「モバイル」にあるデータ残量の画面から「節約モード」をオンにすればよい。高速通信のデータ残量も確認できるので、ここも参考にしながら、節約モードをオンにするかどうかを判断しよう。

OCNモバイル 200kbpsの節約モードは、OCN アプリから簡単に切り替えられる

 「200kbpsだといくら何でも遅いのでは?」と心配になるかもしれないが、OCNモバイルでは、節約モードでも、ある一定の通信容量までは高速通信になる「バースト転送機能」に対応しているため、消費データの少ない通信なら快適に使えることが多い。節約モードをオンにした後、実際にテキストメッセージを送ったり、テキスト中心のSNSを読み込んだりしたが、大きなストレスなく利用できた。

節約モードをオンにしてTwitterを読み込んでみたが、タイムラインはスムーズに更新された。Twitterから記事URLにアクセスしてみたが、こちらもおおむねスムーズに表示された。画像が少なくテキスト中心のページなら、問題なく表示できるだろう

 平日は在宅で仕事をしているが、休日は外出することが多い場合、平日は常時節約モードをオンにしておくといいだろう。自宅ではWi-Fi環境で通信をするので高速通信は不要。外出する際も、必要に応じて節約モードをオフにすればいい。

 節約モードは1日に何度でも設定でき、設定後は即時で反映されるので、思い立ったときに変更できて便利だ。「わざわざ設定を切り替えるのが面倒」と思うかもしれないが、iOSとAndroid向けに、節約モードのウィジェットが提供されているので、これを設置すれば、ホーム画面からワンタッチで節約モードを切り替えられる。

OCNモバイルOCNモバイル iOSの場合、ウィジェットをタップするとOCN アプリが起動し、節約モードに切り替えられる。ウィジェット上で残容量が分かるのも便利だ
OCNモバイルOCNモバイル Androidの場合、OCN アプリを起動することなく、ウィジェット上からワンタッチで節約モードのオンとオフを切り替えられる

余ったデータ容量は繰り越して使える

 うまくデータをやりくりできたとしても、余らせてはもったいないが、OCNモバイルでは余ったデータ容量は翌月末まで繰り越せる。例えば3GB/月コースを利用していて当月内に2GBしか使わなかった場合、残りの1GBが繰り越され、翌月は3GBに1GBを合わせた4GBを利用できる。

OCNモバイル 余ったデータ容量は翌月末まで繰り越せる

 8月は休暇もあって在宅が多かったのでデータ使用量が少ないが、9月は出張が増えてデータ使用量が増えるなど、月によってデータ使用の傾向が変わる場合でも、繰り越しをうまく活用すれば、無駄なくデータ容量を使えるというわけだ。

 なお、繰り越した分のデータ容量が使える期限は翌月末まで(※)だが、データ容量は「繰り越した分」→「容量追加オプションで購入した分」→「基本通信容量」という順番で消費される。つまり繰り越した分は先に消費されるので、先の例で言うと、繰り越し1GB+基本通信容量3GBのうち、1GBから先に消費される。繰り越した分は無駄になりにくいので安心だ。

※基本通信容量の残量は翌月末日まで繰り越しできます。なお、容量繰り越しがある場合も、低速通信の利用制限基準値は変わりません。また、低速通信の残量の翌月への繰り越しはありません。

家族で契約しているならデータシェアを活用しよう

 OCNモバイルでは、最大4枚のSIMカードを追加して、最大5枚のSIMカードでデータ容量をシェアできる。家族で使ったり、1人で複数回線を使ったりしているときにオススメの機能だ。

OCNモバイル 最大5枚のSIMカードでデータ容量をシェアできる。家族で使う際や1人で複数端末を使う際に向いている

 SIMカードを追加する際、初期費用として1枚あたり433円が発生し、月額料金としてデータSIMが440円、SMSと音声のSIMが572円発生する。

 3人家族の場合、月額1760円の10GB/月コースを契約し、後の2人はSIMを追加する形にすれば、1人あたり約3.3GBを利用できる。3人均等である必要ななく、1人が6GBを使い、もう2人が2GBずつ使うといった運用でもよい。月額の追加料金は1144円(572円×2)なので合計2904円。月額990円の3GB/月コースを3人が個別に契約すると月額2970円なので、SIMを追加する方が安い。

 1人で複数端末を使う場合も、スマホ用に月額1320円の6GB/月コースを契約し、タブレット用に月額440円のデータSIMを追加すると、月額1760円で6GBのデータ容量を2台でシェアできる。タブレットのモバイル通信はサブ的に使うということなら、5GBをスマホ用に、1GBをタブレット用に使う、といった形が想定される。月額990円の音声対応SIM 3GB/コースと、月額858円のデータSIM 3GB/月コースを、個別に契約すると月額1848円なので、こちらもSIMを追加する方がお得だ。

※SIMカードを追加する場合は、追加する枚数ごとにSIMカード手配料がかかります。条件によってはSIMカード追加手数料がかかる場合があります。詳しくはこちら

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