IIJmioでついに音声対応eSIMが解禁!その利用方法とメリットを徹底解説(2/2 ページ)

» 2022年11月04日 18時30分 公開
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音声SIMを2回線持てることのメリット

 さて、ここからは、2回線持つことのメリットをあらためて考えてみよう。冒頭でも触れた通り、データ通信のみなら、フルMVNOのデータeSIMを使った方がいい。同じ2GBの場合、音声SIMの月額850円に対し、データeSIMは月額440円と安いからだ。

 タイプAのeSIMでは音声通話も可能なわけだが、音声回線を2つ持つメリットは、「通話用の電話番号を2つ持てること」にある。メインで使っている回線で通信障害が起きてダウンした場合、スマートフォンから電話発信ができなくなってしまう。もちろん、SNSやVoIPアプリを使う手はあるが、それらのアプリでは緊急通報はできない。通信障害が起きたときに家族が急病になって一刻を争う事態になったら……と思うと、気が気ではないだろう。しかし音声回線の控えがあれば、そうした万が一の事態にも対応できる。

 ただし注意したいのが、タイプAはau回線なので、バックアップ回線として使うのなら、KDDI以外のキャリアである、ドコモ、ソフトバンク、楽天モバイルのいずれかの回線と組み合わせる必要があること。どのキャリアの回線を使っているのかは、意識するようにしよう。

 カジュアルなシーンでは、「用途に応じて電話番号を使い分けられること」もメリットだ。例えば、1回限りしか利用しないサービスやお店に電話番号を登録したり伝えたりする際に、個人の番号を伝えるのに抵抗があるという人も多いだろう。また、会社から社用携帯が支給されないが、仕事で個人のスマホを使っているという人も多いだろう。そういう場合、仕事とプライベートで使い分けられることもメリットになり、仕事専用の番号にしておけば、経費の精算もしやすくなる。フリーランスや自営業で仕事専用の番号を持ちたい人にも向いている。

IIJmio デュアル音声SIMを使えば、用途に応じて2つの電話番号を使い分けられる

eSIMを組み合わせて使う主なパターンと注意点

 IIJmioの音声eSIMを、他社の物理SIMと組み合わせて利用する場合、いくつかの組み合わせパターンと注意点がある。

キャリアの物理SIMとIIJmioのeSIMのパターン

 もともとキャリアの物理SIMを使っている場合、IIJmioのeSIMを追加すれば、そのまま使える。どちらの番号でも待受ができるので、2つの番号に掛かってきた電話に出られる。データ通信は必要に応じて切り替えればよい。iPhoneの場合、「設定」→「モバイル通信」→「モバイルデータ通信」から、使用する回線を選べばよい。

MVNOの物理SIMとIIJmioのeSIMのパターン

 IIJmio以外のMVNOとIIJmioのSIMを併用する場合、注意が必要だ。MVNOのSIMをiPhoneで利用する場合、APN構成プロファイルを事前にインストールしておく必要があるが、インストールできるのは1つのみ。そのため、IIJmio以外のMVNOのSIMを使うには、逐一、APN構成プロファイルを削除→インストールする必要がある

IIJmioのeSIMを2つ使うパターン

 iPhone 13/14シリーズはデュアルeSIMに対応しており、2回線ともeSIMにすることもできる。例えばメイン回線をIIJmioのタイプAのeSIMにして、サブ回線をデータeSIMにすることもできる。これなら、au回線とドコモ回線で通信の冗長化も図れる。タイプIはAPN構成プロファイルが不要なので、どちらのSIMも簡単にモバイル通信を切り替えられる。

 さらに、ギガプランの「データシェア」機能を利用すれば、同一mioID内であれば、契約しているIIJmioの回線の種類が異なっていても、複数回線でデータ容量をシェアできる。メイン回線のデータ容量がなくなっても、回線を切り替えずに、もう1回線のデータ容量をそのまま利用できて便利だ。


 IIJmioで音声eSIMを利用できるようになったことで、複数回線を持つ利用シーンが拡大する。バックアップ回線として使ってもよし、通話サービスの利便性を向上させるためもよし。より便利なモバイルライフを実現してほしい。

 なお、IIJmioでは、iOSとAndroidでのデュアルSIMの組み合わせごとの設定手順をまとめている。この記事ではカバーし切れていないパターンもあるので、自分の環境に合った詳細な設定は、こちらのページも参考にしてほしい。

音声eSIMをお得に利用できるキャンペーンをチェック

 タイプAの音声eSIM提供に伴い、IIJmioではお得なキャンペーンを展開している。

 10月25日から11月30日まで、音声eSIMの初期費用を550円に割り引くキャンペーンを実施。初期費用は通常3300円なので、2750円お得になる。

 さらに、音声eSIMを含み、同時に2回線を契約すると、1000円分のギフト券がもらえる。既存のIIJmioユーザーも、追加で音声eSIMを契約すると、1000円分のギフト券がもらえる。この機会に、ぜひ「デュアルSIM」デビューしてみてはいかがだろうか。

 他に、通話をよくするユーザーにうれしいキャンペーンもある。10月まで実施していた通話定額オプションの割引を継続して、音声eSIMも対象とする。月額500円の「みおふぉんダイアル 通話定額5分+」、月額700円の「みおふぉんダイアル 通話定額10分+」、月額1400円の「みおふぉんダイアル かけ放題+」いずれも、410円を7カ月間割り引く。

 MNPでIIJmioに乗り換え、タイプAの音声eSIMとセットで購入する端末のセールも実施する。例えば、「OPPO A73」は1万8425円から3080円に、シャープの「AQUOS wish」は2万8480円から1万80円に、Xiaomiの「Redmi Note 10T」は2万9800円から1万1080円に、ソニーの「Xperia 10 IV」は5万4800円から3万9800円に割り引く。もちろん、いずれの端末もeSIMに対応しているので、eSIMデビューする端末としてもオススメだ。

IIJmio eSIM対応スマホをお得に入手できるキャンペーンを実施している
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