複雑な条件なし! 「IIJmioひかり」+「IIJmio」を契約すればずっと“660円割引” その安さを検証(1/2 ページ)

IIJ(インターネットイニシアティブ)はモバイル通信サービスの「IIJmio」だけでなく、固定回線サービスの「IIJmioひかり」も提供している。このIIJmioひかりをIIJmioとセットで利用すると、通信費がとてもお得になる。モバイルも固定もお得に利用できる秘密を解説しよう。

» 2023年09月06日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
PR

 IIJ(インターネットイニシアティブ)といえば、モバイル通信サービスの「IIJmio」がおなじみだが、実は固定回線サービスの方が長い歴史を持ち、日本初のISP(インターネットサービスプロバイダ)として通信サービスを提供し続けている。そんなIIJが個人向けに提供している固定回線サービスが「IIJmioひかり」だ。

 このIIJmioひかりをIIJmioとセットで利用すると、通信費がとてもお得になることをご存じだろうか。モバイルも固定もお得に利用できる秘密を解説しよう。

IIJmioひかり IIJの固定回線サービス「IIJmioひかり」のお得さや魅力を解説

IIJmioひかりから月額660円をずっと割り引く「mio割」

 IIJmioひかりは、IIJが提供する個人向けの光回線サービス。NTT東日本やNTT西日本から光回線を借り受けて提供する「光コラボレーション」によって実現しており、NTT東西の「フレッツ光」と提供エリアは同等だ。日本全国で、光回線のインターネットサービスを利用できる。IIJはISPとして、自由に料金を設定したり、モバイル通信サービスとのセット割を提供したりできる。

 月額料金は、ファミリータイプ(戸建て向け)が月額5456円(税込み、以下同)、マンションタイプ(集合住宅向け)が月額4356円。オプションサービスとして、月額550円の「IIJmioひかり電話」や月額220円の「迷惑電話ブロック」などを利用できる。

IIJmioひかり IIJmioひかりの月額料金

 ここまでは他の光回線サービスと大差ないが、注目は、モバイル通信サービスとのセット割。IIJmioひかりの契約者がIIJmioを利用すると「mio割」が適用され、IIJmioひかりの月額料金から毎月660円が割り引かれる。このmio割は1年や2年などの期間限定ではなく「ずっと」660円が引かれるのがポイントだ。

 また、auひかりやソフトバンク光など、他社はモバイルと光サービスのセット割を適用するには、電話サービスなどのオプションを追加する必要がある。mio割ではオプション契約の条件はなく、スマホと固定回線を契約するだけで割引が適用される。このように、複雑な条件がないこともmio割の魅力だ。

IIJmioひかり IIJmioとセットで契約すれば、通信費から月額660円をずっと割り引く

 660円の割引額をIIJmio「ギガプラン」の月額料金から引くと、音声SIMの場合、2GBなら月額850円から実質190円に、5GBなら月額990円から実質330円になる。IIJmioの音声2GBとIIJmioひかりの月額料金を合わせると、マンションタイプだと月額4546円に、ファミリータイプだと月額5646円になる。固定通信とほぼ変わらない料金で、モバイルと固定の両方を利用できるのだ。

IIJmioひかり IIJmioの通信費から660円を割り引く計算だと、音声2GBが実質190円となる

 タイミングによっては、660円を超える割引を受けられることもある。IIJmioひかりでは、期間限定のキャンペーンを定期的に実施しているが、mio割と併用することもできる。詳細は後述するが、10月2日まで実施している「夏のIIJmioひかりスタートキャンペーン」を併用すれば、マンションタイプなら6カ月間は0円になる。

サブ回線で低容量プランを選ぶならスマホ料金が0円に?

 mio割は、ギガプランのどの容量、SIMタイプでも適用される。例えばサブ回線として低容量のプランやeSIMを契約する場合でもOK。最近は物理SIMとeSIMを利用できるデュアルSIMに対応しているスマートフォンが増えており、1台で2回線を使いやすい。しかもeSIMならオンラインで申し込みから開通までが完結するので手軽だ。

 IIJmioではタイプA(au回線)では音声対応のeSIM、タイプD(ドコモ回線)ではデータ専用のeSIMを提供している。音声eSIMなら、mio割を適用すると2GBが850円から実質190円になる。サブ回線はデータ専用で問題ないという場合、データeSIMならベースの月額料金が2GBで440円、5GBで660円なので、mio割を適用すると実質0円になる。低容量かつデータ専用とはいえ、IIJmioひかりとセットで利用すると、モバイル通信にかかる費用が0円になるというのは驚異的だ。

IIJmioひかり ベースの料金が安いデータeSIMだと、2GBと5GBのプランはmio割適用で実質0円になる。まさにサブ回線に最適だ

大手キャリアの格安プランよりも安い? 違いを比較

 mio割がいくらお得とはいえ、固定とモバイルのセット割はIIJmioに限った施策というわけではなく、大手キャリアも実施している。

 例えばNTTドコモは小容量プラン「irumo」向けにも「ドコモ光セット割」を提供しており、「ドコモ光」を契約するとドコモ光セット割によって毎月1100円がスマホ料金から割り引かれる。

 この割引金額だけを見るとドコモの方がお得に見えるが、ベースの月額料金は3GBが2167円、6GBが2827円、9GBが3377円なので、「dカードお支払い割」を適用しても、3GBが880円、6GBが1540円、9GBが2090円。IIJmioのmio割を適用すると10GBが実質840円なので、割引適用後のirumoの3GBより安い

IIJmioひかり モバイル回線と光回線のセット割を適用した際の、IIJmioとirumoの月額料金(IIJmioはIIJmioひかりの月額料金が引かれるため、モバイルについては“実質”の料金としている)

 固定回線の料金については、マンションタイプを例に出そう。IIJmioひかりは月額4356円、ドコモ光は最安プランの場合、1ギガ タイプA(2年定期契約)が月額4400円なのでほぼ同額だ。

 irumoの3GB+ドコモ光と、IIJmioギガプラン5GB+IIJmioひかりの月額料金を試算してみたい。固定回線はマンションタイプとする。

 irumoの3GBでドコモ光セット割とdカードお支払割を適用すると月額880円で、マンションタイプの1ギガ タイプA(2年定期契約)の月額4400円を合わせると、月額5280円になる。

 一方でIIJmioの場合、ギガプラン5GBの月額990円とIIJmioひかり マンションタイプの月額4356円を合わせた5346円から660円を引くと、月額4686円になる。

 IIJmio+IIJmioひかりの方が、モバイルのデータ容量が2GB多いにもかかわらず、月額だと594円、年額だと7128円安い。もし、ドコモユーザーが格安プランへの乗り換えを検討しているのなら、IIJmioひかりも有力な候補になるはずだ。

IIJmioひかり IIJmioとirumoにてモバイル回線と光回線のセット割を適用した際の、トータルの月額料金

 ただし、家族で同じ通信サービスを契約する場合は注意が必要だ。ドコモ光セット割は、家族全員のスマホ料金から1100円が割り引かれるが、mio割の場合、IIJmioひかり1回線に対して、スマホ料金が割り引かれるのは1回線のみ。家族でIIJmioを複数契約していても、全員のスマホ料金が割り引かれるわけではないことは留意しておきたい。

混雑を抑えて通信できる「IPoE」接続に対応 ルーターのラインアップも充実

 料金がお得なのは分かったが、通信品質はどうか。IIJmioひかりの通信速度は、ベストエフォートで最大1Gbpsだが、通信環境によって実際の速度は異なる。そのでカギを握るのが、無料で利用できる「IPoEオプション」

 IPoEでは、利用者が多く混雑しがちな従来の「PPPoE」接続用の設備を経由しないため、快適にインターネットを利用できる。道路に例えるなら、IPoEの方が多くの車線を使えるため、狭い道を通る必要がなく、混雑が発生しにくいというわけだ。

IIJmioひかり IIJmioひかりは、快適に通信できるIPoE接続方式に対応している

 IPoE接続を利用するには、ルーターもIPoEに対応している必要がある。IIJはルーターも取り扱っているが、全てIPoE対応なので安心だ。IIJmioひかりとセットで購入できるので、チェックしておこう。

 Huaweiの「HUAWEI WiFi AX2」は、5GHz帯でWi-Fi 6に対応しており、高速通信を利用可能。スマートフォン向け「HUAWEI AI Life」アプリを利用すれば、自宅のネットワーク状況を把握できる。価格は5980円。

IIJmioひかり 「HUAWEI WiFi AX2」

 NECの「Aterm WX1500HP」は、複数の端末が同時に接続しても、快適に通信が可能。添付のQRコードをスマートフォンから読み取ると、簡単にWi-Fi接続ができる。価格は7980円。

IIJmioひかり 「Aterm WX1500HP」

 TP-Linkの「Archer AX4800」はWi-Fi 6やMU-MIMOに対応しており、最大80台もの機器と同時接続できる。OneMeshに対応した中継器を組み合わせることでメッシュWi-Fiネットワークを構築でき、広い宅内でも過不足なく電波を飛ばせるようになる。価格は1万3860円。

IIJmioひかり 「Archer AX4800」
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.


提供:株式会社インターネットイニシアティブ
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2023年9月24日

関連リンク