楽天モバイルの衛星通信なら“高速”でデータ通信できるワケ 「Rakuten最強衛星サービス」の魅力を解説（2/2 ページ）

[PR／ITmedia]

PR

料金や対応機種は？　気になるポイントを整理

　最後に、実際に「Rakuten最強衛星サービス」が提供された際に、ユーザー視点で気になるポイントを見ていこう。

　対応機種については、ほぼ全ての楽天モバイルのLTE対応スマートフォンで利用可能になる予定。楽天モバイルが扱っていない端末の場合、楽天モバイルのSIMを利用でき、動作確認済みの端末が推奨される。今、楽天モバイルのSIMで通信できるLTE端末なら問題ないはずなので、幅広い機種で使えるのはうれしい。

　衛星通信を利用するのにスマートフォン側の設定は不要で、楽天モバイルの通信が圏外の場所に行くと、自動的に衛星通信の電波に接続する仕組みになる予定だ。

　料金については現時点では未定とのことだが、ここも気になるポイントだ。

　データ通信は「Rakuten最強プラン」のように、使い放題になるのだろうか。衛星通信は頻繁に利用するものではないため、大容量の通信は発生しなさそうだが、衛星通信は使用できる帯域幅が通常のモバイル回線よりも狭いことが想定されるため、ある程度の制限は考えられる。あるいは「Rakuten最強プラン」のように、一定のデータ容量までは無料とし、一定量を超えたら有料、という料金体系になるかもしれない。

　「Rakuten最強衛星サービス」が提供されれば、日本で携帯電話がつながらない場所がなくなる――。そんな夢のような世界が間近に迫っている。そして、単につながるだけでなく、普段と大差ない体感で高速のデータ通信も可能になる。2026年内のサービス開始を、楽しみに待ちたい。