家族3人のスマホ回線を大手キャリアから「IIJmio」に乗り換えるべく、妻を説得する作戦を練った。乗り換えによって年間約10万円以上の通信費を削減できることが分かった。MNPワンストップやeSIMによって乗り換えハードルも低くなっている。
この春、家族の携帯電話サービスを見直そうと考えている。我が家は3人家族で、私と妻、そしてこの4月から中学生になる息子がいる。現在、大手キャリアを契約しており、子どもはキッズケータイを使っているが、中学入学を機に子どもにスマホを持たせようと考えている。
でも、大手キャリアの携帯料金は高いし、学割を利用するよりも、家族全員でもっと安いサービスに乗り換えた方がいいのでは? と考えるようになった。
そんな中、「IIJmio」という携帯電話サービスで、データ25GBを6カ月間、700円で利用できるキャンペーンを実施するという情報をキャッチした。これはさすがに安すぎでは? と思うほどインパクトがある。今契約している大手キャリアの使い放題プランは、固定回線のセット割や家族割引などでそれなりに安く使えているが、毎月のデータ通信量は10〜20GBほどに収まっているので、自分たちにはオーバースペックだった。
そんなことを妻に相談したら、「長年使っている今のキャリアの方が安心できるし、名前をよく知らないサービスに乗り換えるのは不安がある」との返答。むむ……。これは、ちゃんと筋道を立てて説得する必要がありそうだ。
そこで、「IIJmioへの乗り換え」を「ビジネスの商談」に見立てて、我が家がなぜIIJmioへ乗り換えるべきなのかの提案書を作成してみることにした。果たして、私は妻を説得できるのだろうか?
まず、今利用しているスマホのデータ容量だと、大手キャリアがいかにもったいなく、損をしているのかを伝えることにした。
今、私と妻が契約しているのは、NTTドコモの「eximo」だ。データ通信を無制限で利用でき、各種割引を適用すると、1人あたり月額4928円(※)になる。これだけでも高くはないと思うのだが、私と妻は週の半分が在宅勤務なので、外出先でモバイル通信を利用する機会が平日はあまり多くない。月間のデータ使用量は10〜20GBなので、正直なところ、無制限である必要はあまりなかった。それなら、データ容量に制限はあるものの、自分たちに合ったプランを選択する方がいい。
というわけで、提案書の第1章では、自分たちがいかに無駄な料金プランを使っているかをアピールした。これを他のシチュエーションに例えると、「食べ放題の店で、おにぎり2個だけ食べて帰る」「一人暮らしなのに、5LDKの大豪邸に住んでいる」ようなもの。何事においても、受ける対価に対して過剰なコストを払うことは、理にかなっていない。まずはその認識を持つことが大事だ。
そんな説明を妻にしたところ、「データ通信を使い切れていなくて、過剰に払っていることは分かったわ。じゃあ、そのアイアイジェイミオとやらに乗り換えたら、どれだけ安くなるの?」ときた。よし、まずは第1関門突破だ。続いて第2のテーマとして、具体的な金額をシミュレーションすることにした。ここが最も重要なポイントだ。
eximoは現在、新規受付を停止しており、後継プランとして2025年6月から「ドコモ MAX」を提供しています。今回は、「何となくドコモの使い放題プランを長年契約している」というユーザーをモデルケースに選んだため、eximoからの乗り換えを想定しています。なお、月額料金は割引適用前と適用後ともにドコモ MAXが高くなっています。
もしIIJmioに乗り換えたら、どれくらい節約できるのだろう。IIJmioの「ギガプラン」では、3月1日から料金を改定し、15GBを月額1800円から月額1600円に値下げした。私と妻も、15GBくらいがちょうどいいので、これは朗報だ。また、IIJmioでは、家族で申し込むと1回線あたり100円を永年割り引く「家族割引(※)」を提供している。15GBならそれぞれ月額1500円になる。
月額料金を単純に比較すると、ドコモの4928円からIIJmioでは1500円に下がる。その差は3428円。1年間に換算すると1人あたり4万1136円安くなり、2人分だと差額は8万2272円にも及ぶ。
さらに! 3月31日までにIIJmioに申し込むと、15GBプランは6カ月間25GBにデータ容量が増量され、月額料金は700円に割り引かれる。ちなみに25GB〜55GBも6カ月間、10GB増量されるので、たくさんデータ通信を利用する人にも魅力的なキャンペーンになっている。なお、6カ月間の割引は「ハッピースマイルキャンペーン」と「ハッピープライスキャンペーン」を併用した場合となる。このキャンペーンは2月時点でも実施していて、15GBの割引後の金額は変わらないので、3月1日の値下げを待たずに申し込んでもお得だ。
では、このキャンペーンを適用した場合、1年間の料金はどう変わってくるのか。家族割引を含めると、6カ月目までが600円、7カ月〜12カ月目が1500円なので、1年目の月額料金は1万2600円。ドコモとの差は4万6536円にまで広がり、2人合わせて9万円以上の差になる。
これだけでも、乗り換えに有利すぎる材料が集まったわけだが、もう1つの懸案事項である、息子の通信費も加味して考えてみたい。
息子は中学から電車通学になるので、外出時での連絡手段として、ある程度のデータ容量は確保しておきたい。そこで、ドコモのキッズケータイからスマホに乗り換える場合は「U15はじめてスマホプラン(5GB)」を選択し、IIJmioに乗り換える場合はギガプランの5GBを選択する。U15はじめてスマホプラン(5GB)は、割引込みで月額1628円になる。
一方、IIJmioは3月31日までに契約してハッピースマイルキャンペーンとハッピープライスキャンペーンを併用すると、5GBの月額料金は950円から500円に割り引かれる。家族割引込みだとわずか400円に収まる。もとの料金もドコモより安いのに、さらに安くなるというのは驚きだ。
U15はじめてスマホプラン(5GB)ではdポイント(期間・用途限定)が500ポイント12カ月間付与され、国内通話5分かけ放題が付いている。仮に500ポイント×12カ月(6000円相当)を割り引いても、1年間の支払いは1万3536円なので、IIJmioの7500円よりも高い。5分間の通話をたくさん利用したら、その差は縮まるが、家族3人分の料金を比較すると、やはりIIJmioの方が安い。
また、IIJmioでは通話定額サービスの割引キャンペーンも実施している。3月31日までに申し込むと、月額700円の「通話定額10分+」が最大6カ月間、無料になる。通話定額がないという不利な条件も、キャンペーンによってある程度カバーできている。
キャンペーンと家族割引込みだと、家族3人分の1年間の料金はドコモが13万7808円なのに対し、IIJmioは3万2700円に抑えられる。その差は10万5108円だ。10万円あれば、近場で家族旅行ができるし、家計にとっても大助かりだ。
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