ドコモ,P-in Comp@act後継機を展示──パケット通信に対応

64Kbps,32Kbps,9.6Kbpsのパケット通信,全てをこなすコンパクトフラッシュ型端末が,NTTドコモブースには展示されている。

【国内記事】 2001年5月22日更新

 NTTドコモは5月22日から東京・ビッグサイトで開催されている「ビジネスシヨウ 2001 TOKYO」で,コンパクトフラッシュ型のPHS端末を参考出展した。従来の64Kbps回線交換に加え,iモードなどに使われているPDC-Pのシングル契約のパケット通信に対応する。

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 これまでの「P-in Comp@ct」との大きな違いは,携帯電話と接続してパケット通信が可能なこと。ただし,“パケット通信”といってもシングル契約のものであるため,速度は9.6Kbpsだ。

 接続してパケット通信が行える端末は,「DoPa」に対応しているものに限られる。一般的な端末でいえば,「50xシリーズ」は対応しておらず,209i以降の「2xxシリーズ」で利用できる。

 ドコモ説明員によると「(PCカード型の)Mobile Card P-inが小型化したもの」と捉えるのが近いという。ただし,P-inで可能であった音声通話はサポートしていない。

 P-in Comp@ctとの併売の予定については「もし併売しても,P-in Comp@ctを選ぶメリットがあまりない」(同社説明員)としており,実質的にはP-in Comp@ctの後継機と考えることもできるだろう。ただし,発売時期,価格などは未定だ。

この端末の製造元は?

 NTTドコモではこのPHS端末の製造元を明らかにしていないが,シャープブースには全く同じものが展示されていた。

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[斎藤健二,ITmedia]

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