スパムメール対策に乗り出すドコモ──初期アドレスの変更,メール受信料金の見直しも

NTTドコモが社会問題となっている迷惑メール対策を発表した。電話番号を使ったアドレスから英字のアドレスへの変更,メール受信料金の見直しなども検討されている。

【国内記事】 2001年5月25日更新

 このところ激増している,iモード携帯電話へのスパム(迷惑)メール。iモードへのスパムメールがクローズアップされるのは,“単にシェアが大きいから”だけではない。

 NTTドコモは5月25日,「迷惑メール」に対する新たな対策を発表した。対策の中にはPRの強化のほか,メールアドレスの初期設定を英文字に変更するなどの「迷惑メール防止機能」の検討も含まれている。

初期メールアドレスが英文字の組み合わせに

 iモード端末が初期状態で持っているメールアドレスは「電話番号@docomo.ne.jp」であるため,PCのメールアドレスなどに比べて,スパムメールが送りやすいということが指摘されていた。

 最近になって,「いわゆる出会い系サイトを含む迷惑メールに関する問い合わせが急増している」(NTTドコモ)ことから,新たな対策に踏み切る。

 ドコモが発表したスパムメール防止機能は以下の3つとなる。

機能 実施時期
メール指定受信・指定拒否機能の設定数を10件に拡大 6月上旬予定
メールアドレスの初期設定を,英文字などの組み合わせに変更 7月上旬予定
メール受信時の通信料金を工夫 2001年中

 メール指定受信・指定拒否の機能は2000年11月に搭載されたもので,指定したアドレス以外のメールは受け付けない,指定したアドレスのメールは受け付けないという設定ができるもの。これまでは5件まで設定できたが,これを10件に増やす。

 メールアドレスの初期設定の変更は,これまでのiモードの使い勝手にも影響を与えるかもしれない。既にiモードを契約済みのユーザーに影響はないが,新規のユーザーは「端末の購入時に,(アドレスとして英文字などの組み合わせを)ユーザーが自由に選べるようにする」(NTTドコモ)という。

 auのEZwebでは,最初のアクセス時にメールアドレスをユーザーが設定する仕組みをとっている。

 もう1つ,迷惑メールで問題となっているのが,受信時のパケット料金だ。iモードの現在の価格体系では,送信,受信ともにデータ量に応じて課金されるため,迷惑メールを受信しただけで料金が発生していた。J-フォンなどでは,電子メールの受信に関して実質的に定額制を選べるようになっている。ドコモでは「メール受信時には料金がかからないような料金体系も含めて検討中」だという。

[斎藤健二,ITmedia]

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