ドコモ,パケット通信も可能なCF型PHS「P-in m@ster」を発表データ通信用PHSのベストセラー「P-in Comp@ct」の後継機は,パケット通信や音声通話にも対応した万能端末だ。
NTTドコモは7月24日,コンパクトフラッシュ型のPHS「P-in m@ster」を7月27日より発売すると発表した。 シャープ製となるP-in m@sterは,ノートPCやPDAなどのコンパクトフラッシュTypeIIのスロットに直接接続して32K/64Kbpsのデータ通信が可能。PCカードスロット搭載のノートPCに対しても,別売りのPCカードアダプタを利用することで装着できる。 これまでドコモが販売していたコンパクトフラッシュスロット型PHS「P-in Comp@ct」と比較すると,大きさ重さはほぼ同じ。アンテナ部のジョイントは変更され,自由に向き,角度が調節できるようになっている。主な機能向上点は以下の通りだ。
従来の32K/64Kbpsのデータ通信に加え,携帯電話用モデムとしても利用できるところが大きな特徴。9600bps通信のほか,DoPaパケット通信にも対応している。「P302 HYPER」「N302 HYPER」では28.8Kbpsパケット通信,「208シリーズ」「209シリーズ」「210シリーズ」および「R691i」では9.6Kbpsのパケット通信が可能だ。 専用の「VOICEアダプタ」を接続することでイヤホンマイクを使った音声通話にも対応する。また対応電源が3.3Vのみだった「P-in Comp@ct」と異なり,こちらは3.3V/5Vの両方に対応している。FAX送信や機能拡充した位置情報サービス「いまどこサービス」にも対応する。 主な仕様は以下の通り。
P-in Comp@ctはしばらく併売発売時期は全国で多少異なる。
ドコモ内部でも「新型,旧型」といった呼び方をしているようだが,従来の松下製「P-in Comp@ct」も「並行して販売する」(ドコモ広報部)という。 本体の価格はオープンプライス。専用オプションの「カード接続ケーブル S3 for 携帯電話/ドッチーモ」は3900円,「VOICEアダプタ S6001」が2100円。 [斎藤健二,ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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