事業目的は「読書推進」――携帯電話で文庫が読める「i文庫」登場

【国内記事】

2001年8月1日更新

　i文庫は8月1日，ブラウザフォン向けにメール配信される「i文庫」サービスが7月2日よりサービスを開始したと発表した。

　これはモバイル端末から読むことを前提としたメール配信型のコンテンツ。プロの作家やライターの執筆した小説，エッセイ，実用情報などが掲載されるという。現在iモードとJ-sky，PCに対応しており，いずれもこちらから登録できる。

　事業目的は「1.読書推進，2.宣伝，3.マーケティング」であるとしており，出版社と競合しないとして協力関係の構築を目指している。既に日刊現代からコンテンツ提供を受けているほか，日本放送出版協会と共同企画をスタートさせたという。

　なおi文庫は，広告収入で運営されている。全会員向け広告配信は1通20円，バナー広告の場合1週につき5万円となる。

[杉浦正武，ITmedia]

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