FOMAの料金をどう見るか──PDCに比べて安い?(1/2)今回発表になったFOMAの料金プランを見ても,現行のデジタル携帯電話と比べて安いのか,高いのか,一概には判断し辛い。FOMAの料金をいくつかのモデルケースで検証してみる。
NTTドコモの第3世代携帯電話サービス「FOMA」の料金体系が発表された(9月3日の記事参照)。 複雑になってしまった従来のプランを整理し,無料通話通信分を,通話,64Kbpsデジタル通信,パケット通信などすべての通信モードに利用できるようにするなど大きな変更が行われた。また「FOMAプラン67」ならば6700円……と,プラン名と月額基本使用料金の関係が分かりやすくなった。 ではFOMAの料金は,現行のデジタル携帯電話と比べるとどうなのだろうか? 結論から言うと,金額的に同等のプランの場合,
ということになる。細かく見ていこう。 月額料金は変わるのか?ここでは NTTドコモが「一般的には契約者が多いだろう」と説明する「FOMAプラン67」について見てみよう。対応するのは基本使用料5900円の「おはなしプラスL」とする。 また実質的な標準機能であるiモードの基本料金が,従来の300円からFOMAでは100円になっていることも,実質月額料金には加味する。
こうしてみると,FOMAプラン67では実質の月額料金はFOMAのほうが微妙に高い計算になる。そのほかのFOMAの総合利用プランについても現行のものと比べてみよう。
こうしてみるとiモードまで含めた実質月額料金は,現行のプランとFOMAの総合利用プランでほとんど一致していることが分かる。 これまで“プランAは通話料金が最も安いものの,基本使用料が最も高いのはおはなしプラスL”などと,デジタル携帯電話の料金プランは通話料金の課金体系と基本使用料が入り乱れていて分かりにくかった。 FOMAでは“基本料金が高くなるほど無料通話も多くなり,通話料金も安くなる”と分かりやすい。プランの選び方についても,「プランAとおはなしプラスLとどちらがお得なのか?」などと悩む必要もなくなった。 では注目の通話料金についてはどうか? 次ページで見てみよう。 モバイルショップ
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