車社会の米国は運転中の「ながら携帯電話」も高率――米調査会社

車社会の米国では運転中の携帯電話利用率が多いことが米調査会社の調べで判明した。当然「ながら携帯電話」が原因の事故も多く,全米30以上の州で運転中の携帯電話使用を禁止する動きがあるという。

【国内記事】 2001年10月3日更新

 米調査会社Gartnerは10月1日,全米の携帯電話利用者を対象に行った調査の結果を発表した。同調査によると,回答者がもっとも頻繁に携帯電話を利用している場所は「車の中」(49.5%)だということが判明したという。

 Gartnerのネットワーク部門の調査部長Phillip Redman氏は「携帯電話は安心で便利なツールであり,人々の生活の一部になりつつある。企業は従業員に運転中の携帯電話利用の危険性について教育する必要がある。Gartnerでは従業員に携帯電話を与えるクライアントに対し,従業員の運転中の携帯電話を禁止することを奨励している」と語っている。

 米国では運転中の携帯電話利用を原因とする事故が増えており,ニューヨークが全米で初めて携帯電話端末を手にしたままでの運転を禁止した(ただし運転中の「通話」は禁止されていない)のを皮切りに,30以上の州で同様の法的措置が検討されているという。

 Gartnerによれば,携帯電話の自動車用通話システムの登場により,運転中の携帯電話利用度はここ数年で減ってきているという。車中に次いで携帯電話を利用するのが多かった場所は「家庭」(18.6%),「オフィス」(7.1%)の順だった。

[ITmedia]

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