これでPDAもつなぎ放題? CF型AirH"を試す

AirH"対応端末の第2弾,「RH2000P」(TDK製)が10月4日に発売された。同じCFスロット対応でも「Card H" petit」「P-in Comp@ct」などと異なりAirH"に対応するほか,TypeI型であり幅広いPDAに対応する。

【国内記事】 2001年10月11日更新

 AirH"対応カードのラインアップが急速に増してきた。現在3機種が発表されており,2機種が発売済み。今回はCF TypeIサイズの「RH2000P」を試してみる。

発表済みのAirH"対応カード

名称 ネット25 つなぎ放題 形状 重さ 備考
MC-P300 PCカードエクステンション 48グラム 音声通話も可能
RH2000P CF TypeI 19グラム アンテナ可動式
CFE-02 × CF TypeII 16グラム アンテナ内蔵

待望のCF TypeIスロット対応のAirH"

 AirH"対応PHSカード第2弾となるのはTDK製のRH2000Pでニックネームは「AirH" Card petit」。多くのPDAユーザーが待ち望んだCFスロット対応で,しかも全てのCFスロットに対応するCF TypeIとなる。PCカードアダプタが付属しており,もちろんPCカードスロットでも使用できる。

 AirH"対応PHSカードとして先行発売されたAirH" Card(セイコーインスツルメンツ製 MC-P300)と比較すると大幅に小型化されており,重量も半分以下の19グラム(MC-P300は48グラム)となる。重量に関してはたかだか十数グラムの違いといえばそれまでだが,PCで利用するならともかく,数百グラム台のPDAと組み合わせる場合には意味は大きい。

 ただしスロットからはみ出す部分,いわゆるエクステンション部はかなり大きい。TypeI対応とするために回路部をほとんどエクステンション部に詰め込んだためだと思われるが,Card H" petitやP-in Comp@ctはもちろん,AirH" Cardよりも大きい。例えばPCに挿しっ放しにするならばAirH" Cardのほうが邪魔にならない。

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AirH" Card,RH2000P,P-in Comp@ctのサイズ比較。RH2000Pはコンパクトだが,エクステンション部が大きい

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PCカードアダプタを組み合わせた場合。RH2000Pがもっともスロットからの出っ張りが大きくなってしまうのが分かる

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AirH" Card,RH2000Pのエクステンション部

 では携帯性は向上していないかといえばそうではない。エクステンション部は大きいが,AirH" Cardと比較すると大幅に薄くなっている。残念ながらCard H" petitやP-in Comp@ctのようにカード部と厚みが同じというわけにはいかないが,携帯性は明らかにAirH" Cardよりいい。

 筆者はこれまでAirH" Cardと「iPAQ Pocket PC」(PCカードジャケット使用)を組み合わせて使用していたが,AirH" Cardを別途携帯するか,もしくはケースが不恰好になる事を覚悟で挿しっぱなしにしていた。RH2000Pならケースのカード収納部に収めることができるので,ぐっとスマートに携帯できる。

 なお,AirH" Cardではイヤホンマイクを接続することで通話も可能となっていたが,RH2000Pは通話をサポートしていない。もっともカード型PHSで通話したいと思う人は稀だろうから,デメリットとはいえないだろう。

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RH2000P,P-in Comp@ctの比較。P-in Comp@ctはエクステンション部も厚みが変わらないが,CF TypeIIはカード部からしてけっこう厚いことも分かる

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「LOOX T」にAirH" Card,RH2000Pを組み合わせたところ。やはりRH2000Pの出っ張りは大きく,挿しっ放しで持ち歩くには不安が残る

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筆者のiPAQ用ケースではRH2000Pをカバー部のカード入れ(本来はクレジットカードなどを収納する)にうまく収まった。カバーを閉じてもスマート。AirH" Cardではこうはいかない

可動式アンテナで受信性能を確保

 アンテナはAirH" Cardでは内蔵式だが,RH2000Pでは可動式となった。このアンテナは2重のジョイント構造になっており,自在に向きを変更できる。

 可動式アンテナの効果は結構大きいようだ。筆者の自宅ではアンテナを垂直にすると電波強度表示(付属ユーティリティで確認)は5本となったが,収用する形にすると2〜3本の間をふらふらする。屋内では電波は水平方向に飛んでくる可能性が高いから,やはりアンテナは垂直に近い向きのほうがいいという事だろう。

 また同じロケーションでAirH" Cardの電波強度を確認すると,2本以上になる事は稀だった(こちらは3本が最大)。RH2000Pでは小型化に伴う送受信性能の低下が懸念されたのだが,可動式アンテナの採用でむしろ送受信性能は向上している雰囲気だ。

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