携帯ベースのショートメッセージ,世界で1日当たり約7億5000通

【国内記事】 2001年10月15日更新

 携帯通信キャリアの業界団体GSM Associationは10月11日,9月末の段階で世界の携帯電話端末ベースのショートメッセージ(SMS)の送信数が1日あたり約7億5000万通に上っていることを明らかにした。

 また同団体は今年2月に2001年のSMS年間送信数予測を2000億通と発表していたが,このほど2500億通に「上方修正」した。特にメッセージ送信件数がピークに達するクリスマスシーズンから新年の間には,約60億通のSMSが携帯電話端末間でやり取りされるものと見込んでいるという。

 GSM Associationによれば,SMS利用の爆発的な増加に伴い,アプリケーションの種類もスポーツ情報からギャンブル,金融サービスと拡大しているが,依然として個人対個人の「テキストメッセージ」の利用が優勢だという。またSMSは北欧諸国を含めた欧州で爆発的に流行しているが,フィリピン,極東,オーストラリア,ニュージーランドといったほかの地域でも急速に普及しつつあるという。

 30年前に発明されたEメールは普及するまでに約20年ほどの時間を要したのに対し,SMSは特に若者層の支持を受け,2,3年で爆発的に広まったとGSM Associationは指摘している。今後,動画や音声付きのメッセージを送信できる「Enhanced Messaging Services」(EMS),「Multimedia Messaging Service」(MMS)といったサービスもSMSの利用を伸ばすものとみられる。

[ITmedia]

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