NEC,松下を抜いてトップに──携帯出荷台数

携帯電話メーカーとして長年トップの座にあった松下通信工業が,ついにNECに抜かれた。世界中で端末市場の縮小が叫ばれる中,日本では5.6%のプラス成長も記録している。

【国内記事】 2001年10月17日更新

 マルチメディア総合研究所が10月17日発表した,2001年度上期の国内携帯電話の出荷状況の調査によると,長い間トップを誇っていた松下通信工業のシェアが2.1ポイント減少したのに対し,NECは6ポイント上昇。NECがシェア29.4%でトップに踊り出た。

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 NECの上昇はNTTドコモ向けの折りたたみ型端末で人気を独占したのが原因。また松下通信の減少はドコモ向け端末の不具合や折りたたみで遅れをとったのが原因,とマルチメディア総合研究所では分析している。

 国内端末市場は,NEC,松下通信,三菱電機の3社で67.1%のシェアを持っているが,「三菱電機も伸び悩んでいる」(マルチメディア総合研究所)。シャープやソニーといった,コンシューマービジネスを得意とするメーカーが追い上げている状況だ。

国内出荷台数は微増

 国内の出荷台数は前年比5.6%増しの2408万台となった。欧米で端末市場が冷え込む中,日本市場がプラス成長を遂げたのは「iモードを代表とするモバイルインターネットのニーズがユーザーの購買意欲を刺激したため」としている。

 また携帯電話の人口普及率は既に5割を超え,新規市場開拓は難しいが,マルチメディア総合研究所は「Java機能や大型カラー液晶画面搭載など,機種変更需要が旺盛だった」という。

 マルチメディア総合研究所によると,2001年度下期の市場見通しもほぼ横ばいの2500万台に留まりそうだという。「端末市場が回復するかどうかは,2002年度末から本格化すると予想される次世代携帯電話のニーズに負うところが大きい」とまとめている。

[斎藤健二,ITmedia]

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